こんにちは。現在家族4人と海外移住しながら、セミリタイア生活中のアキラといいます！
私は2019年に約20年勤めた中小企業を早期退職し、現在はフィリピンの地方都市ドゥマゲッティ（ドゥマゲテ）でひっそりと暮らしています。
しかし正直言うとフィリピンという国に、我々は特に特別なつながりや思い入れは持っていませんでした。
こんな我が家がフィリピンのドゥマゲッティで暮らしている理由は、この街が
英語圏のような環境で
子供が英語教育を受けられ
毎月20万円以下の生活費で
家族4人まったりと
こころ豊かに暮らせる
場所だからです。
そして私のようなフィリピンに何も縁がなかった人にとって、この国に移住するということは結構勇気が必要でした。
なぜなら当時の私は本当のフィリピンの姿を全く知らなかったからです。
そこで今回は私がドゥマゲッティに家族と海外移住して分かった、フィリピンのリアルな姿について徹底解説します！
これから説明することを最後まで見ると、フィリピンに海外移住することが皆さんにとって、アリなのかナシなのかが分かります。
私がフィリピンに来る前に海外駐在員として働いていた、アメリカ生活のリアルな現実についてはこちらからどうぞ。
フィリピンドゥマゲッティで海外移住生活！どんなとこなの？
フィリピンドゥマゲッティ（ドゥマゲテ）について簡単に説明すると
- 日常生活は英語で全て解決
- 学校教育は全て英語
- 市役所などの公共機関も全て英語
- 日本と時差は1時間とほぼ同じ
- 最低気温は26度前後
- 最高気温は32度前後
- 海沿いの街で近くに山もある
- 水道代とガス代がめちゃ安い
- 電気代は日本と同じくらい高い
- 物価は日本の地方都市と同じくらい
- 人件費が激安
- 治安はそれほど悪くない
となります。
我が家がこの街に3年間ほど住んだ感想は
物価は激安ではなかったが思った以上に住みやすい街
です！
また海外移住を検討する際に避けて通れない、移住ビザについてもフィリピンは他国と比べて条件が優しいのも魅力です。
ちなみに我が家はフィリピン退職庁が発行しているSRRVというビザを取得しています。
これはいろいろとメリットが多いので、クオータービザや他のビザと比べてオススメです。
SRRVの取得費用はそれほど高くないのもありがたいメリットでした。
また手続きをすれば働くことも認められます！
フィリピンに海外移住！ドゥマゲッティで生活するのはアリ？
フィリピンのドゥマゲッティ（ドゥマゲテ）での暮らしは、具体的にどんな生活になるのか。
これから下記3点を中心に解説します。
- 費用について
- 医療について
- 治安について
- 注意点について
フィリピンのドゥマゲッティで生活する為の費用は？
私が家族とフィリピンで暮らす際、必要な費用は大きく下記のとおりでした。
- 毎月の生活費
- 移住する為の費用
- 移住後の高額商品
まず始めに生活費ですが、実際に暮らして分かったのは、快適な暮らしをしたければそれなりに必要だという事実です。
おそらく日本から来たばかりの方が、衛生面や騒音や異臭に悩まされずに暮らしたければ
- 独身なら月10万円前後
- 既婚なら月20万円前後
の生活費が1つの目安になるでしょう。
もちろん独身の方がワイルドな暮らしをして、生活費を節約することは可能でしょう。
しかし日本での暮らしを比べると、かなり不快なものに成りかねないので注意が必要です。
特に配偶者や子供がいる既婚者は、少なくとも最初の数年は月20万円前後の生活費で暮らすことを強くオススメします。
なお我が家4人がフィリピンのドゥマゲッティに海外移住する際、必要だった費用は約480万円でした。
| 項目 | 必要費用 家族4人分 |
|
| 1 | 移住ビザ費用 (飛行機代含む） |
423万円 |
| 2 | 引っ越し費用 | 10万円 |
| 3 | 入居準備費用 | 2万円 |
| 4 | 学校転入準備費用 | 4万円 |
| 5 | 現地事前調査費用 | 0万円 |
| 6 | 国外運転免許証 取得費用 |
7千円 |
| 7 | 生活必需品購入費用 | 40万円 |
| 合計 | 480万円 |
※2019年移住時点
※金額は概算
※1ドル100円で試算
※1フィリピンペソ2円で試算
一見480万円と聞くと大金に見えますが、実際は大半がビザ取得時の預託金なので、SRRVを返却すると多少の利子とともに帰ってきます。
またドゥマゲッティに海外移住した後、現地で必要なものを買い揃える為の費用も必要でしょう。
移住直後に買った高額商品の一例
- オートバイ2台
（約20万円） - 洗濯機
（約5万円） - 扇風機3台
（約1万円）
※冷蔵庫や家具はアパートに最初からありました
特にオートバイは高額なので、よく選んで買う必要があります。
安いものを買おうと中国製のバイクを買ったり、日本車でも中古を買うと修理ばかりすることになる可能性が高いので要注意です。
フィリピンドゥマゲッティの医療は？海外移住しても大丈夫？
我が家が海外移住について真剣に検討を始めた際、気になることの１つが医療関係でした。
そして実際にフィリピンのドゥマゲッティで暮らして分かったのは、思ったほど酷いレベルでは決して無いという事実です。
もちろん日本の医療技術やレベルと比べてしまうと劣ります。
しかし私はこの街の病院に緊急入院した経験もありますが、痛み止めを注射してくれたり適切に対処してもらいました。
今後も我が家はこの街の病院に最小限頼りつつ、定期的な検査は日本に一時帰国した際に受けようと思っています。
フィリピンドゥマゲッティの治安は？海外移住したら危ないの？
海外移住を検討する際に医療レベルと同じくらい気になるのが、自分が住もうとしている国や都市の治安ではないでしょうか。
私自身このフィリピンドゥマゲッティ（ドゥマゲテ）の治安については、医療レベルと同様にネットで調べてもよく分かりませんでした。
我が家が実際にこのドゥマゲッティで生活して分かったのは、この街の治安は著しく良いということです。
私自身海外生活は17年以上になりますが、以前住んでいたアメリカと比べても悪いとは感じません。
もちろん海外で暮らす際は日々注意する必要がありますが、必要最低限のことを守っていればそれほど恐れることはないでしょう。
必要最低限のことって何？
- 危ない地域にいかない
- 夜間不用意に出歩かない
- 外出先で大金を見せつけない等…
フィリピンのドゥマゲッティで生活する為の注意点は？
これはフィリピンに限ったことでは有りませんが、海外移住先で気をつけるべき点はいくつかあります。
例えば日本の常識を相手に押し付けないことであったり、相手に求めすぎないことはものすごく重要です。
また海外の方々は日本人と比べて、家族や宗教的な考え方を大切にする場合が多々あります。
よって強烈に相手の家族批判や宗教批判をすると、時に生命の危機に発展しかねないので絶対にやめましょう。
フィリピンドゥマゲッティ海外移住！学校生活や勉強は大丈夫？
意外かもしれませんがこのドゥマゲッティ（ドゥマゲテ）は、フィリピンの学園都市とも呼ばれています。
つまり街全体が学業に力を入れており、フィリピン学校ランキングで上位に入る大学や、付属の幼稚園/小学校/中学校/高校があり非常に魅力的な都市なのです。
またフィリピンの共用語はフィリピン語（タガログ後）と英語の2つなので、この国では英語圏のようにどんな場所でも英語を使って暮らせます。
つまり
フィリピンのドゥマゲッティは
英語で授業を受けられるため
英語力がほぼ強制的に身につき
普段の生活でも英語を活用するので
語学力だけでなく国際感覚も身につく
環境で暮らすことができる貴重な都市です。
よってこのような学園都市には、日本から親子で語学留学しに来る方や、我が家のように家族で移住してくる方々もいらっしゃいます。
フィリピンで海外移住生活！ドゥマゲッティでの楽しみは？
海外で暮らすとなれば、楽しみなことも多々あるでしょう。
例えば異国の料理。
とはいえフィリピン料理ってなんだろう…。
少なくとも我が家には全く馴染みがありませんでした。
私が実際にこの街に来て分かったことは、フィリピン料理には大きく2つの特徴があるということです。
- 主食は白米
- 脂っこい肉料理が多い
そしてこのドゥマゲッティ（ドゥマゲテ）には、フィリピン料理以外にもたくさんの異国料理レストランがあります。
- 日本料理
- 中華料理
- アメリカ料理
- イタリア料理
- 韓国料理
- インド料理
- シーフード、アジア料理など
もともと観光客の方々が立ち寄る街でもあるので、こういった外人向けのお洒落でおいしいレストランが立ち並んでいたのは嬉しい誤算でした！
結局フィリピンドゥマゲッティで海外移住生活したらどうなるの？
メリット
- 生活費は独身10万既婚20万円
- ビザ取得費用が割安
- 医療レベルはそれほど悪くない
- 日々注意すれば治安も許容範囲
- 英語力が身につく
- 国際感覚が身につく
デメリット
- 物価は日本の地方とほぼ同じ
- 日本と比べれば医療面が弱い
- 日本と比べれば治安面が弱い
- 日本の常識を求める人はダメ
家族とフィリピンの地方都市ドゥマゲッティ（ドゥマゲテ）で暮らすと、こころ豊かにゆっくりまったりした生活を送ることが出来るでしょう。
マニラやセブのような刺激的なお店やイベントはありませんが、その分治安も良いですし街自体もキレイです。
今後も引き続きフィリピンのドゥマゲッティで暮らすと、どんな生活になるのかについてこのブログやYouTubeなどで情報発信を続けていきます。
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