海外移住の目指し方

フィリピンの学費はいくら?幼稚園から大学まで入学手続きを徹底解説

フィリピンの学費はいくら?幼稚園から大学まで入学手続きを徹底解説

こんにちは。現在家族4人と海外移住しながら、セミリタイア生活中のアキラといいます!

私は現在フィリピンの地方都市ドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)で暮らしますが、家族でフィリピンに移住してまず最初にやった行動の1つが子供達の入学手続きです。

私自身当時は何をするのもよく分からず、ネットで調べても有益な情報や体験談が見つからず困りました。

そこで今回は我が家が実際に支払った学費や、フィリピンでの入学手続き全般について徹底解説します。

なお今回の情報は我が家の子供たちが通っている学校の情報ですので、すべての学校に同じことが当てはまる保証はありません。

あくまで1つの事例として、参考にしていただければ幸いです。

フィリピンの学費や入学手続きはどんな感じなの?

フィリピンの学費や入学手続きはどんな感じなの?

私が住んでいるフィリピンの地方都市ドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)の、学費や入学手続き概要は下記の通りです。

フィリピンの学費や入学手続き:入学月と卒業月は?

これはフィリピンにある学校でもほぼ同じだと思いますが、我が家の子供たちが通う学校は

  • 毎年6月初め前後に始まる
  • 翌年の3月末前後に終わる

場合が多いです。

ちなみに3月下旬から6月上旬までは夏休み

※2020年6月追記
ウィルスによる影響で最近はこの日程が多少変わってきました

我が家としては当初「夏休みって7月とか8月じゃないの?」と思っていましたが、どうやらフィリピンではこの時期(4月5月)が一番暑いようです。

フィリピンの学費や入学手続き:小中高校の授業料は?

2021年度の授業料はおおよそ下記の通りです。

  • 幼稚園
    約45,000ペソ(約10万円)/年
  • 小学校
    約50,000ペソ(約11万円)/年
  • 中学校
    約60,000ペソ(約14万円)/年
  • 高校
    約120,000ペソ(約27万円)/年

例えば我が家は小学生と高校生がいるので、年間の学費は40万円弱になります。

そして残念なお知らせなのですが、学校によっては外国人向けの学費を設定している場合があります。

我が家の子供たちが通っている学校もその中の1つで、実際には追加で5万円前後支払っています。

なので我が家の2021年度の学費は40万円を超えました。

アキラ
アキラ
高校の学費は中学までと比べると約2倍と跳ね上がりました

フィリピンの学費や入学手続き:スケジュールは?

幼稚園

  • 午前→7:00~10:30
  • お昼→10:45~13:45
  • 午後→14:00~17:00

小中学校、高校

  • 7:30 ~ 17:00

幼稚園は午前、昼、午後のどれか1つを選択します。

よって基本学習(遊ぶ?)時間は3時間ですが、学校によっては2クラス(昼と午後)取ることもできるようです。

白サイくん
白サイくん
もちろん授業料はその分高くなるぜ!

小中高校は結構長いですね。

でもお昼休みが約2時間あるので、一度家に戻ってくる生徒も多いとか。

我が子達は学校の近くにある安い食堂で、定食とかパンとかアイスとか買って食べているようです。

定食(白いご飯とおかず1品)は70円前後、パン(クロワッサンとか)は1個40円前後、アイスは2スクープで20円くらいで割安感があります。

アキラ
アキラ
それでも節約する為か自宅に戻る子供たちは多いようです

フィリピンの学費や入学手続き:休日は?

幼稚園

  • 基本土日休み

小中学校

  • 基本土日休み
  • 毎週月曜日は午前中のみ

高校

  • 基本水土日休み
  • 月火木金フル授業

休日は学校によってもばらつきがあります。

幼稚園と小学校や中学校共に、基本土日が休みで基本日本と同じです。

しかし中学校はいまだ謎が多く、なぜか毎週月曜日は午前中のみ、そしてほぼ月一のペースで謎の休みが何度かあります。

そしてこの謎の休みは、子供が学校の友達から聞かないと、まず事前に知ることができなかったりします。

よって友達が少ない入学当初は

いつも通り登校

誰もいない…

なんてことが起こったりします!

まとめ:フィリピンの学費や入学手続きはどんな感じなの?

まとめ:フィリピンの学費や入学手続きはどんな感じなの?
フィリピンの学費と入学手続き
  • 3月頃から始まり6月頃に終わる
  • 幼稚園の学費は10万円前後
  • 小学校の学費は11万円前後
  • 中学校の学費は14万円前後
  • 高校の学費は27万円前後
  • 幼稚園は1日3時間ほど
  • 小中高は1日10時間拘束
  • 休みは日本より多め

フィリピンの入学手続きは、我々の場合非常に大変でした。

いわゆる「お役所仕事&たらいまわし」というものを、久しぶりに体験したのでイライラ全開だったのを今でも覚えています。

8:00 約束の時間に学校へ
8:30 30分遅れで担当者出勤
8:40 入学書類を書き別の管理事務所へ
9:30 管理事務所で新入生として登録完
10:30  別の事務所で外人として登録完
13:30  学費を支払う事務所で支払い完了
14:30  管理事務所に支払証明書を提出
15:00  幼稚園事務所でPTA費用の支払い
16:00  別事務所で学生証(ID)を作成

幼稚園はそれほど大きな問題もなく、何とか無事入学手続きが終わりました。

しかしながら実際手続きを終えてみると、たくさんの事務所を回らないといけないので結構たいへんでした。

  • 幼稚園事務所
    実際通う幼稚園にある事務所
  • 管理事務所(Administration office)
    全生徒の登録を行っている事務所
  • 支払い事務所
    お金を払う事務所
  • 外国人事務所(International office)
    外国人の管理を行っている事務所

とにかく入学手続きは勝手がわからないので、時間がかかる場合が多々あるので覚悟しておきましょう。

この他にも制服を注文したり、教科書を買いに行ったりとバタバタします。

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Akira
約20年のサラリーマン生活を2019年5月で終え、今後会社員以外のことをして家族4人で生きていこうと決意。 これからは小さな町へ海外移住し、静かに過ごすことを狙っている40代。

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