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海外に移住したいなら移住ビザが必要:人気3ヵ国のビザを徹底比較

海外に移住したいなら移住ビザが必要:人気3ヵ国のビザを徹底比較

こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。

海外での移住生活を行う上で、必要なものは移住ビザです。

日本国民であれば日本にビザなしで住めますが、諸外国で暮らすにはビザが必要です。

国によっては観光ビザで入国して、延長しながら長期間住むことも可能ですが、何度も出入国を繰り返しているとトラブルになるケースもありますので気をつけましょう。

そこで今回の記事では、セミリタイア後の海外移住先として人気のある、安い生活費が魅力的な東南アジアの3ヵ国「マレーシア、タイ、フィリピン」の移住ビザについて比較します。

具体的にはこの記事を読むことで、下記の3点について分かります。

・海外に移住したい!どの国の移住ビザがおススメか
・海外に移住したい!移住ビザのメリットとデメリット
・海外に移住したい!結局条件の良い移住ビザはどれか

それでは早速始めましょう!

海外に移住したい!どの国の移住ビザがおススメか

海外に移住したい!どの国の移住ビザがおススメか
まずは下記の比較表をご覧下さい。

マレーシアタイフィリピン
ビザ
名称
MMH2ファミリー
エクスカーション
SRRV
スマイル
年齢
制限
無し無し35歳以上
財産
証明
約1350万円必要なし必要なし
収入
証明
約27万円
/月
必要なし必要なし
預託金約810万円必要なし約380万円
申請
料等
約50万円約500万円約50万円
就労パート
のみ可能
不可可能
ビザ
更新料
約5万円
/10年後
無し
5年で終了
約5万円/年

文字=一番条件の良い結果
※参考文献
Official Portal Malaysia My Second Home Program
Thailand Elite Privilege Visa for Long Stay
Philippine Retirement Authority SRRV

今回の前提条件は下記の通りとします。
・家族4人で移住
・出来るだけ費用を抑えたい
・出来るだけ長期間暮らしたい
・将来まだ多少なり働く予定がある

上記の条件である「家族で移住」「出来るだけ長く」「出来るだけ安く」「将来働きたい」で考えると、フィリピンの移住ビザが一番条件が良くおススメです。

家族で移住を考えた場合の初期費用(預託金&申請費用等)

(安い)フィリピン < タイ < マレーシア(高い)

の順です。

また規制なく働けるのはフィリピンのみです。
そしてタイのビザは5年で失効してしまいます。

各国には今回ご紹介した移住ビザ以外もがありますが、今回は特に
・家族での移住
・出来るだけ費用を抑えたい
の2点を考慮し、ベストと思われるビザを私が選定し比較しています。

海外に移住したい!移住ビザのメリットとデメリット

海外に移住したい!移住ビザのメリットとデメリット
ここからはマレーシアやタイ、フィリピンの移住ビザについて具体的に検証します。

マレーシア移住ビザのメリットとデメリット

①年齢制限なし②10年間更新費用無料
①財産証明が高額②収入証明が必要③預託金が高額④就労制限有り

まずはマレーシアから見ていきます。

マレーシアには「MM2H」という外国人向けリタイアメントビザがあり、多くの日本人の方がすでに利用されているようです。

ビザ自体の詳細については、すでに諸先輩方がネットで説明されていますので、ここでは割愛させてもらいます。

マレーシア移住ビザMM2Hのメリット

まず年齢制限がありません。

フィリピンは35歳以下の方はSRRVスマイルビザを申請出来ませんので、35歳以下の方はこのマレーシアか、後で出てくるタイのビザを選択するしかありません。

またこのMM2Hビザの場合、更新費用が10年に1度ですので、フィリピンの毎年に比べるとお得です。
(タイのビザも更新費用はありませんが、5年限定のビザですので比較にはならない)

マレーシア移住ビザMM2Hのデメリット

我々にとってMM2Hビザの問題点は、高額(約1,350万円)な財産証明と、収入証明(約27万円/月)です。

財産証明については、セミリタイア時点で5000万円前後は準備しているはずですので、一見問題ないと思いがちですが、1,350万円のいくらかは「現金」でなければいけないという情報もありますので注意が必要です。

またセミリタイア生活をする為に会社を早期退職したのであれば、年金や不動産所得等でもない限り、毎月27万円以上の収入証明を準備することは難しいかもしれません。

株の配当金などは、収入として認めてもらえないようです。
認められる収入の一例
・会社からの給与証明
・自営の場合は確定申告書や納税証明書
・不動産収入の場合は契約書や通帳のコピー

「セミリタイアしたのでこれからネットで収入を得よう」と考えている方には、残念ながら取得できないビザのようです。

また預託金が今回比較した中で一番高額(約810万円)なのも気になります。
2年目以降に「住宅購入や子供の教育費」としてなら、一部引き下ろせるようですが、それでも少しでも出費を抑えたい方には、決して優しくない金額です。

そして就労についても、下記のような制限があります。

・講師として働く
・週20時間以内で働く

の2択で、それぞれMM2Hの特別協議会の承認が下りなければ働くことが出来ません。

タイ移住ビザのメリットとデメリット

①年齢制限なし②財産&収入証明不必要③VIP扱い有り
①就労不可②延長不可(取り直し)③申請料等が割高

次にタイを見てみましょう。

タイにもいろいろな種類のビザがありますが、今回は「タイランドエリート」の一番費用がかからない「ファミリーエクスカーション」を選択しました。

タイ移住ビザタイランドエリート(Family Excursion)のメリット

まずマレーシアのビザ同様、年齢制限がありません。
そして各種VIP待遇もあるようです。

・空港特別レーンとカート
・空港ラウンジ
・送迎サービス (50km圏内)
・送迎サービス (275km圏内)
・買い物割引
・コールセンター対応
・行政機関でのVIP待遇
・90日レポート申告代行

財産証明や収入証明が必要ないのも、嬉しいですね。

タイ移住ビザタイランドエリート(Family Excursion)のデメリット

このビザのデメリットは大きく2つあります。

まず1つ目は就労が出来ない点です。
セミリタイアして今後何か別の仕事をすることを予定している方には、お勧め出来ないビザです。
そして2つ目は5年間でビザが切れてしまう点です。このビザには更新費用はありませんが、そもそも更新が出来ないのは長期間住みたい方にとっては大きな問題です。

タイランドエリートにある他のビザを選ぶという選択肢もありますが、それでも最大20年ですので、若いうちからの永住を考えている我々には、フィリピンやマレーシアと比べると費用が多くかかってしまいます。

フィリピン移住ビザのメリットとデメリット

①財産&収入証明不必要②預託金&申請料が安い③就労可能
①年齢制限有り②ビザ更新料が毎年必要

最後にフィリピンです。
私が取得しているからといったひいき目なしの、公平な立場で比較します(笑)。

フィリピンSRRV(スマイル)のメリット

まず財産証明や収入証明が必要ないのが、早期退職したばかりの人などには助かります。

マレーシアの問題点にも少し書きましたが、資産の大半は運用に回している為、株や債券となっており現金として持っていない場合もあります。
そして何より収入証明が、退職したばかりでは準備出来ません。

そして預託金と申請料が安いのも、お金を節約したい方にとっては大きな魅力です。

また何よりありがたいのが「就労可能」だという事です。
これは今後日本で納税するのかも含め、選択肢が出来るという意味でも、大変大きなメリットです。

フィリピンSRRV(スマイル)のデメリット

このSRRVビザの悪い点は、他国と比べ更新費用が割高で、毎年かかってしまう点です。
そして取得できる年齢が、35歳以上と規定があることも小さなデメリットとなります。

特に毎年の更新料を考えると、マレーシアのMM2Hの方がお得でしょう。

海外に移住したい!結局条件の良い移住ビザはどれか

海外に移住したい!結局条件の良い移住ビザはどれか
下記のような方が海外移住するには、フィリピンの移住ビザSRRVisaスマイルをおススメします。

家族で海外移住する予定
・出来るだけ安い費用で生活したい
・リタイアではなくセミリタイア(=まだ働く予定)

理由は上記で比較した通り、

家族で移住を考えた場合の初期費用は
・フィリピン < タイ < マレーシア
であり、
制限なく働けるのが
・フィリピンのみ

だからです。

しかし将来的にお金の余裕が生まれて(例えば毎月30万円くらいの生活費が準備出来る)きたら、他の国への移住も検討して良いと思います。

フィリピン以外の国に住んでみたいという気持ちも、もちろん今後生まれるかもしれませんし、私自身死ぬまでフィリピンで生活するかも決めていません。

ただしつこいようですが、

・外国語が苦手な家族が
・お金を節約して
・海外で生活する

のであれば、一番初めに暮らす国はフィリピンをおすすめします。

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まずはフィリピンで海外生活や英会話のレベルを向上させてから、もし別の国に行きたければ検討/実行するのがベストの流れだと思います。

最後に海外移住する上で必要な英語力を効率的に身につける方法は、英語出来ない海外赴任者向け英会話スクール【海外生活16年で判明】をご覧ください。

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ご清聴ありがとうございました(^^)/

ABOUT ME
Akira
約20年のサラリーマン生活を2019年5月で終え、今後会社員以外のことをして家族4人で生きていこうと決意。 これからは小さな町へ海外移住し、静かに過ごすことを狙っている40代。