こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
いよいよアラフィフに突入した私ですが、気が付けば海外生活も15年を越えました。
そしてこれだけ長く海外移住していると、さすがに分かってきた事があります。それは・・・
本当に気をつけるべき海外移住の3大デメリット
です。
海外移住する方はこの3大デメリットに立ち向かい、解決しない限り外国で幸せな生活は送ることが出来ません。
「出来ません」と断言して申し訳ありませんが、それほど大切なことなのでもう一度書きます。
海外移住生活が成功するか失敗するかは
これら3大デメリットを事前に解決出来るか
次第です!
そこで今回は楽しい海外移住生活を送りたい人が事前に解決すべき、3大デメリットと解決方法についてお話しします。
具体的にはこの記事を読むことで、下記の3点について分かります。
・海外移住生活のデメリット:お金
・海外移住生活のデメリット:異文化
・海外移住生活のデメリット:人間関係
それでは早速始めましょう!
海外移住生活のデメリット:お金について
海外移住するデメリットの1つ目は、まとまったお金が必要な点です。
例えば海外で暮らす為の移住ビザですが、割安感のあるフィリピンの移住ビザでさえ、500万円弱(家族4人分)のお金が必要になります。
フィリピン特別永住権SRRV:移住ビザ取得に必要な費用や方法とは
しかし選ぶ国によっては、日本で生活するよりも生活費が安くなるので、一生の人生で使う費用で比較すれば海外移住したほうが割安になる場合もあります。
海外移住はお金が必要!?解決方法について
例えば私は家族4人でフィリピンの地方都市に海外移住中ですが、日本やアメリカで暮らしていたときよりも生活費は格段に下がりました。
生活する都市 | 1ヶ月の生活費 (概算) 家族4人分 |
日本の地方都市 (人口約20万人) |
約30万円 |
アメリカの田舎町 (人口約 1万人) |
約34万円 |
フィリピンの地方都市 (人口約10万人) |
約20万円 |
日本で生活出来るお金があれば、ハワイなどの高級リゾートでない限り、海外でも場所を選べば問題なく生活出来ます。
よって例えば我が家の場合のように、毎月10万円生活費を節約出来れば、単純計算ですが4年で480万円(10万円✖12ヶ月✖4年)になり、上記でお話しした移住ビザ関係の費用と同額になります。
海外移住生活でデメリットになるお金の問題については、自分の予算にあった生活費で暮らせる国や都市を選ぶことで解決出来ます。
日本やアメリカ、フィリピンの生活費内訳や詳細について知りたい方は、【体験談】海外移住後の生活費:日本アメリカフィリピンを徹底比較をご覧下さい。
海外移住はお金が必要!?:一時費用の注意点
選ぶ国や都市によっては割安になる海外移住ですが、実際に行うとなれば下記のような一時費用が発生します。
そして時にこれらの一時費用が、デメリットになってしまうので注意しましょう。
海外移住に必要な一時費用の一例
・永住ビザ費用
・引っ越し費用
・現地調査費用
・生活必需品購入費用
一時費用の詳細内容や具体的な金額については、【体験談】海外移住の費用について:必要なお金の総額と内訳を大公開を参照下さい。
我が家の場合(フィリピンへの移住)、実質な負担額は約130万円ほどでした。
永住ビザの取得費用は国によって異なりますので、ご自身でご確認をお願いします。
なお移住先候補として人気のある、東南アジア諸国の比較は私のほうでおこないましたので、興味のある方は海外に移住したいなら移住ビザが必要:人気3ヵ国のビザを徹底比較を参照下さい。
海外移住生活のデメリット:異文化について
海外移住するデメリットの2つ目は、海外移住は異文化の中で暮らすので辛い目にあったり疲れる点です。
慣れない土地での海外移住生活と解決方法について
慣れない土地で暮らすとなれば、やはり危険や問題点が多少はあります。
特に「治安」や「生活習慣や文化の違い」などで悩む方は多いでしょう。
実際にフィリピンの異文化生活で暮らして分かった、日本文化との違いや具体的な事例についてはフィリピン人にやってはいけない事はこの2つ「宗教批判と家族批判」をご覧下さい。
こういった場合の解決方法は、やはり現地の方とコミュニケーションを取るのが一番です。
しかしそれには現地語を覚える必要があります。英語圏で暮らすならまだ良いですが、英語以外の言語となればかなり大変かと思います。
よって個人的には海外移住生活は、英語圏の国を選ぶことをおススメします。
早期リタイア後は海外移住してセミリタイア生活!初めての国と都市
なお海外生活に必要な最低限の英語を勉強する方法は、自分の好きな方法で学ぶのが一番です。人に言われた方法よりやる気も起きるでしょうから、極力長続きする方法で学習しましょう。
もしもやってみたい学習方法が無い方は、私が海外移住する方におススメしている、効率的な方法を参照願います。無料で始められるので、まずはトライして下さい。
私が下記の勉強法をおススメする、主な理由は下記の通りです。
・無料で複数のレッスンが受けられる
・レッスンを受けた人からの評価が高い
・教室に通う必要が無い
・海外生活で必要な英会話力が手に入る
・無料レッスン後のしつこい勧誘が無い
・子供向けや家族と一緒に英会話を勉強したい方向け
海外駐在する英語出来ない家族子供向け英会話スクール【移住歴16年】
・個人で英会話を勉強したい方向け
英語出来ない海外赴任者向け英会話スクール【海外生活16年で判明】
異文化で暮らすデメリットは日本でも同じ
慣れない土地での危険や問題点は、海外移住に限ったことではなく日本国内でも同じことが言えます。
言葉に関しては日本語が通じるので問題ないと思いますが、少なくともその他の治安や生活習慣については同じです。
よって
異文化で暮らすデメリットは日本でも同じ
ではないでしょうか。
海外移住生活のデメリット:人間関係について
海外移住するデメリットの3つ目は、海外移住は複雑な人間関係や友達がいない辛い生活になる点です。
確かに海外移住生活では今までの環境が大きく変わりますので、確かに人間関係や友達について悩むかもしれません。
しかし海外移住を始めれば、我々が望めば必ず友達は出来ます。
このデメリットを解決する方法は簡単です。
これは意外に思われるかもしれませんが、なぜなら新しい海外移住先には「新参者に優しい先輩日本人移住者」の方々が結構います。
先輩方は新しい日本人移住者を歓迎してくれます。というか御幣を恐れずに言えば、海外での生活は「狭い日本人村の暮らし」なので、先輩方自身が新しい日本人に飢えているケースも多々あります。
よって皆さんが望めばすぐに友達になってくれるでしょう。
一方で海外移住者の中には気楽な生活を望み、友達を作らないと決めて来られる方もいます。
その様な方には先輩方も考慮し、積極的に声をかけてくるようなことはしません。
先輩たちは友達が欲しいと思っている新米移住者を基本的に歓迎します。そしてそっとしておいてほしい新米移住者の邪魔をする事は少ないでしょう。
本当に海外移住をしたい、もしくは海外移住に興味がある方は、検討を止めることなく最後までやり切りましょう。その結果がやはり海外移住をするべきでないとなれば、その時点で実行しなければ良いだけです。
しかし実際には海外移住者の数は、毎年確実に増え続けています。
海外在留邦人数
・平成 元年 約 60万人
・平成10年 約 80万人
・平成20年 約110万人
・平成30年 約140万人
参考資料
※外務省 海外在留邦人数調査統計 統計表一覧
令和元年(2019)版(平成30年10月1日現在)
詳細について知りたい方はフィリピンに子連れ移住:母子留学にも人気!地方都市を選んだ理由を参照下さい。
自分や家族の明るい未来を叶えるために海外移住が必要であれば、積極的に情報を集め検討を進めるべきです。
これは誰の為でもありません。自分や家族が幸せになる為に、今出来ることに取り組みましょう!
ご清聴ありがとうございました(^^)/
我が家が海外移住した具体的な方法や費用、必要だった期間等について知りたい方は、まとめ記事【本気で海外移住するならおすすめ】方法や準備など具体的な準備情報をご覧下さい。