こんにちは。現在家族4人と海外移住しながら、セミリタイア生活中のアキラといいます!
真剣に海外移住を検討し始めると心配ごとや、よく分からないことがたくさん出てきます。
そしてその中でも特に海外移住後の生活費については、多くの人が興味があったり知りたい情報ではないでしょうか。
私自身アメリカには2019年までの間に約15年、その後2019年からはフィリピンの地方都市で、家族4人との海外移住生活をしています。
そして実際に自分で長期間の海外生活して分かりましたが、日本とアメリカ、フィリピンで全く同じ暮らしをしていても生活費はかなり違ってきます。
そこで今回の記事では、これからアメリカやフィリピンへの海外移住を計画もしくは検討されている方に向け、海外移住後の生活費の実情と比較結果についてお話ししたいと思います。
具体的にはこの記事を読めば、下記の3点について分かります。
- 3カ国の生活費比較
- プチリッチに必要な生活費
- 検証結果
海外移住後の生活費は?日本アメリカフィリピン比較
まずはアメリカやフィリピンの生活費を日本と比較する前に、前提条件を明確にさせましょう。
今回の前提条件は下記の通りとします。
前提条件
海外移住後の生活費は?アメリカ田舎町の場合
例えばアメリカで海外移住する場合は、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都会に限らず、たとえ人口1万人ほどの小さな田舎町を選んだとしても、日本の人口10万人ほどの地方で暮らすより生活費が高くなります。
私は海外駐在員として2019年までアメリカの田舎町(人口1万人)で家族と暮らしていましたが、その時の我が家の生活費は下記の通りです。
項目 | 金額$ | |
1 | 貸家 (4LDK) |
800 |
2 | 電気 | 100 |
3 | ガス | 80 |
4 | 水道 | 90 |
5 | 食材 消耗品 |
600 |
6 | 外食 (レストラン等) 遊興費 |
600 |
7 | 携帯3人分 | 100 |
8 | ケーブルテレビ インターネット |
120 |
9 | ガソリン | 200 |
10 | 学費 幼稚園、現地校 日本補習校 |
520 |
合計 | 3210 |
仮に為替を1ドル=105円として計算しても、約35万弱(3210ドル✕105円)となり日本での生活費(30万円)より上です。
アメリカに移住する際に注意すべき点は、年々上がる医療費と教育費です。
病院に行けば簡単に数万円、CTスキャンなどの検査をすると、あっという間に数十万円も請求されます(私がCTをとったら50万円ほど請求されました)。
「永住=老後の生活」を考えると、このような医療費の高い国での生活は非常にリスクが高いです。
また大学に進学する場合、毎年200万円以上の支払いが必要な学校が多々あります。
成績上位であれば奨学金が出る可能性もありますが、それも返済が必要な場合は結局は金利が多少良い借金と同じなので注意が必要です。
海外移住後の生活費は?フィリピンドゥマゲッティの場合
次に我が家が2019年から移住している、フィリピン地方都市での生活費についてお話しします。
項目 | 金額 ペソ | |
1 | 賃貸アパート 2LDK |
29000 |
2 | 電気 | 3000 |
3 | ガス | 150 |
4 | 水道 | 1000 |
5 | 食材 消耗品 |
12000 |
6 | 外食 レストラン等 遊興費 |
33000 |
7 | 携帯3人分 | 840 |
8 | ケーブルテレビ インターネット |
1500 |
9 | ガソリン | 1000 |
10 | 学費 幼稚園、現地校 習い事 |
11000 |
合計 | 92490 |
為替を1フィリピンペソ=2.1円として計算すれば、約20万弱(92490ペソ✕2.1円)となり、日本での生活費30万円より約10万円ほど下がります。
つまりフィリピンの地方都市であれば、生活レベルを下げることなくアメリカや日本より生活費の安い暮らしが可能になります。
海外移住先でプチリッチに暮らす為の生活費は?
折角の海外移住なので、出来れば日本では体験出来ないような「プチリッチな生活」をしたいと思う方もいるでしょう。
プチリッチな生活の一例
- 高級品以外は好きに買える
- 週5回ほど気軽に外食できる
- 週3回ほどマッサージにいける
- 月数回安めの旅行ができる
- 精神的に満たされている生活
もしプチリッチな生活がしたいのであれば、アメリカであれば物価が高いのでプラス20万円、フィリピンであればプラス10万円は必要でしょう。
まとめ:海外移住後の生活費どうなった?
日本やアメリカ、フィリピンで生活する為に必要な、生活費をまとめた結果は下記の通りです。
通常 の生活 |
プチリッチ な生活 |
|
日本の地方都市 (人口約10万人) |
約30万円 | 約50万円 |
アメリカの田舎町 (人口約1万人) |
約35万円 | 約55万円 |
フィリピンの地方都市 (人口約10万人) |
約20万円 | 約30万円 |
生活費が一番高いのがアメリカで次が日本。
そして一番安いお金で暮らせるのがやはりフィリピンでした。
ここで一番大切なポイントは
フィリピンでの生活が一番お金が掛からず安いにも関わらず、日本やアメリカと同じくらいの満足感がある
という事実です。
とはいえ実際に海外移住すれば、悪いところもあります。
よってメリットやデメリットを理解し、今後自分や家族が幸せに暮らしていく為に、海外移住するという選択肢も一度真剣に考えてみましょう!
海外移住する前に効率的に英語を勉強する方法
1.家族全員が勉強したい方向け
2.個人で勉強したい方向け