こんにちは。現在家族4人と海外移住しながら、セミリタイア生活中のアキラといいます!
私は現在フィリピンの地方都市ドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)で、家族4人とまったりと暮らしています。
実はこの街は語学留学や親子留学向けの学園都市として、日本から母子の方々がたくさん短期でいらっしゃることで有名です。
またアメリカの経済誌フォーブスで、リタイアしたら住みたい世界の都市トップ7にも選ばれたこともある為、多くの外国人や観光客が訪れる街でもあります。
The 7 Best Places To Retire Around The World
そしてこういった日本人が集まる都市で実際に暮らしていると、よく日本の方から
といった問い合わせをいただきます。
そこで今回は私自身が実際に家族とフィリピンに海外移住して分かった、ドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)への移住費用について徹底解説します!
具体的な生活費についてはこちらをどうぞ。
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フィリピンドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)移住費用の総額は?
フィリピンのドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)への海外移住に必要だった総額は、我が家(家族4人)の場合約480万円でした。
項目 | 必要費用 家族4人分 |
|
1 | 移住ビザ費用 (飛行機代含む) |
423万円 |
2 | 引っ越し費用 | 10万円 |
3 | 入居準備費用 | 2万円 |
4 | 学校転入準備費用 | 4万円 |
5 | 現地事前調査費用 | 0万円 |
6 | 国外運転免許証 取得費用 |
7千円 |
7 | 生活必需品購入費用 | 40万円 |
合計 | 480万円 |
※2019年移住時点
※金額は概算
※1ドル100円で試算
※1フィリピンペソ2円で試算
詳細は後述しますが、この480万円のうち350万円は移住ビザの預託金ですので、ビザを返納した際に戻ってきます。
よって海外移住用として準備する必要がある費用は約480万円ですが、実質的な負担額は約130万円です。
フィリピンドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)移住費用の詳細は?
フィリピンのドゥマゲッティへ海外移住する際に必要だった費用は、我が家(家族4人)の場合約480万円でした。
各々の内訳について、これからより具体的に説明していきます。
ドゥマゲッティへの移住費用:移住ビザ取得費用
海外移住する際にほぼ間違いなく必要になる費用の1つが、この移住ビザの取得費用(約423万円)です。
例えばフィリピンに長期移住する場合、大きく2つの方法に分かれます。
- 観光ビザで入国し延長し続ける
- 移住ビザを取る
独身や短期の母子留学などであれば観光ビザを延長し続けるのも手ですが、我が家のような4人家族で2年以上は住み続ける予定であれば、費用が割安な移住ビザがおすすめです。
移住ビザは大きく2種類に分かれます。
- クオータービザ
- SRRV
そしてクオータービザは費用が高額な上、SRRVよりメリットが無いので私はオススメしていません。
なおSRRVisaにも種類がいくつかありますが、我が家はクラシックではなくスマイルを選択しています。
ドゥマゲッティへの移住費用:引っ越し費用
フィリピンに海外移住する際に、必要な費用の2つ目は引っ越し費用(約10万円)です。
ここでいう引っ越しとは、自分の荷物を海外の新居に送る費用のことです。
通常国内の引っ越しとなれば、○○引越センターや○○運輸などに依頼することがあると思いますが、海外への引っ越しをお願いすると高額になってしまう場合がほとんどです。
しかしフィリピン向けにはバリックバヤンボックスというものがあり、これであれば重量を気にすることもなく箱に詰め放題&定額料金でフィリピンに荷物を送ることができます。
バリックバヤンボックス自体には重量制限はありませんが、それを委託して引き取りに来る業者さん(例:佐川急便等)の上限(例:50キロまで)がある場合がありますので注意しましょう。
輸送費は箱の大きさや目的地の都市にもよりますが、私の場合60cm真四角の箱で約1万円前後でした。
我が家はアメリカから大きめのLサイズの箱7つと、ゴルフクラブ1式(規定外の大きさなので費用は高め)をドゥマゲッティに送って約10万円でした。
ドゥマゲッティへの移住費用:入居準備費用
次に必要な費用は入居準備に関する費用(約2万円)です。
海外移住する際に特に大切なことは、自分たちが住む快適な場所の確保です。
特に見知らぬ異国の地ともなれば、安全面なども十分考慮して決めたいですよね。
そして海外移住の入居準備で不安になることの1つが、現地でどのようにして条件の良い家を探すかになります。
探し方は大きく下記の2つに分かれます。
ドゥマゲッティにある物件の探し方:1.自分で探す
これは現地に自分が直接行き、自分の足で探す方法です。
一番確実で自分が納得する物件を見つけられるのが長所ですが、自分で時間を取って現地まで交通費(飛行機代等)を払う必要があります。
また土地勘が無いとどのエリアの物件が安全なのか分からず、結果として満足のいく物件を探せない確率が上がります。
ドゥマゲッティにある物件の探し方:2.代理人に委託
こちらは現地にいる代理人(日本人とか日本語が話せる人)等に依頼し、代わりにおススメ物件を紹介及び入居手配をしてもらう方法です。
私はこちらの方法でフィリピン地方都市のエージェントさんに、数万円を支払って現在の賃貸アパートと学校の調査をお願いしました。
もちろん人にお願いすれば有料になってしまいますが、正直自分で探すとなればお金(飛行機代)も時間もかかります。
それならば数万円ほどを払って、現地のエージェントさんに入居までの準備をしてもらった方が安心かつ効率的だと私は思います。
自分で海外移住先の賃貸住宅を探す場合には、それなりの英会話力も必要になります。
ドゥマゲッティへの移住費用:学校転入準備費用
海外移住で必要な費用の4つ目は、学校転入準備費用です。
具体的には
- 選択肢となる学校の調査
- 入学試験有無の調査
- 学費の確認
などがあります。
海外の学校では下記のような事について、実情がなかなか掴めません。
- 学校の選択肢について(数や教育方針)
- 入学するには何が必要か(入学試験?)
- 毎月(もしくは年間)の学費はいくらか
よってフィリピンに海外移住した私自身もそうしましたが、上記でお話しした住居選び同様、現地の日本人エージェントさんに手伝ってもらうのが一番確実だと思います。
直接学校のホームページなどにあるメールフォームで、英語を駆使し自分で直接質問したり確認したりすることも実際は可能です。
授業料などもホームページで、確認出来る場合も多々あります。
しかし我々外国人用の授業料は別(もっと高い)の場合があるので注意が必要です。
そしてメールの返事が返ってこない事も多々ありますので覚悟しましょう…。
ドゥマゲッティへの移住費用:現地事前調査費用
海外移住で必要な費用の5つ目は、現地事前調査費用です。
これは自分が将来住もうと計画している場所を、事前に一度下見する費用という意味です。
具体的には
- 飛行機代
- ホテル代
- 滞在中の食費等
になります。
例えば日本からフィリピンの地方都市を調査するならば、おおよそ25万円ほど必要になります。
日本→フィリピン現地調査費用
- 飛行機代=20万円
- ホテル代=2万円
- 食費代 =2万円
- 移動費 =1千円
※家族4人分
※4泊5日で試算
ドゥマゲッティへの移住費用:国外運転免許証費用
海外移住で必要な費用の6つ目は、国外運転免許証取得費用です。
これは日本で準備すべきもので、我が家の場合は私と妻の2人分で約7千円(取得費用及び写真代)でした。
日本とフィリピンなど、ジュネーブ条約を締結している国では、日本の国外運転免許証が使えます。
警視庁:国外運転免許証が有効な国(ジュネーブ条約締約国一覧)
例えばフィリピンでは1年以上有効な移住ビザ(例:SRRVisaやクォータVisa)があれば、日本の運転免許証を領事館で翻訳してもらい、フィリピンの運転免許証を取得することが可能です。
しかし海外でいつでも運転が出来るように、またいざという時の身分証明書(ID)にもなりますので、海外移住前に国外運転免許証を取得しておくことを強くおススメします。
在フィリピン日本国大使館:フィリピン運転免許証への切り替え手続き
ドゥマゲッティへの移住費用:生活必需品購入費用
海外移住で必要な費用の最後(6つ目)は、生活必需品購入費用です。
生活必需品とは移住した際に必要となるもので、日本で使っていたが大きく輸送費が高いので持ってこれなかったものが多いです。
もちろん人によって必需品は変わりますが、例えば下記のようなものです。
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- テレビ
- バイクや車
- クーラー
これらを現地で購入すれば、それなりの費用になります。
よって初めから移住費用の一部に入れておくことを、私は強くおススメします。
ちなみに我が家の場合は
- 洗濯機
- バイク2台
- 生活用品一式(キッチン用品、寝具等)
を約40万円ほどで購入しました。
まとめ:フィリピンドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)移住費用は?
我が家の海外移住費用について、この記事の冒頭で約480万円とお話ししました。
これはフィリピンの地方都市へ家族4人で海外移住した場合の費用ですが、正直他国と比べると非常にお値打ちだと思います。
お値打ちの定義
- 長年暮らした場合の総コストが割安
- 現地で就労できる
毎月の生活費が50万円前後準備出来る方なら別ですが、特に既婚者子連れの方で20万円前後の生活費で考えられているのであれば、初めての移住先はフィリピンの地方都市一択だと思います。
フィリピンの地方都市一択の理由
- 英語圏の国で英会話を身につけられる
- 国民の9割が英語OKなので現地語不要
- それほど危険ではない治安
- 毎月20万円で生活出来る
ご自身で対応するものと、現地の日本人エージェントさんに依頼するものを分けて、効率良い海外移住の準備をおススメします。
現地のエージェントさんは、ネットなどで調べて見つけましょう。
フィリピンドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)の、現地調査であれば私も行っています。
時間がかからない内容であれば、無料で情報提供していますのでご活用くださいね。