こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
先日
・【徹底解説】アメリカ駐在の生活費:「住宅と電気・ガス・水道」編
・【徹底解説】アメリカ駐在の生活費:「食費や外食、遊興費」編
・【徹底解説】アメリカ駐在の生活費:「携帯やネットケーブルTV」編
で、アメリカ駐在員として赴任した場合の生活費について具体的にお話ししました。
そして今回はアメリカ生活費紹介の最後となる、アメリカ駐在員として赴任した場合の移動費と学費について説明します。
具体的にはこの記事を読むことで、下記の3点について分かります。
・アメリカ駐在の生活費:移動費について
・アメリカ駐在の生活費:学費について
我が家の海外駐在で体験したことや、アメリカ生活15年で分かったことを中心にお話しします。
それでは早速始めましょう!
目次/Contents
アメリカ駐在の生活費:移動費について

アメリカでの移動手段としては、都会であればバスや電車、そして地方であればほぼ間違いなく車が主役です。
そして海外駐在員としてアメリカに赴任すると、都会で暮らす場合は別でしょうが、地方であれば会社から1台社有車を提供される場合が殆どです。
そしてこの社有車を使って通勤したり出張したりするのですが、多くの企業では休日も使うことを許可しています。
アメリカ駐在の移動費:社有車の維持費は無料
社用車として会社から支給された場合は、車を1台無料で手に入れたことと同じです。税金や保険などの費用も基本会社負担となるでしょうから、単身で海外赴任する場合は個人負担ゼロでかなりオトクです。
また家族で赴任する場合は奥様用の車が必要になりますが、その際に補助がある会社と無い会社で大きく分かれます。
そして残念ながら補助が無い企業が殆どですが、トヨタ自動車などの車関係の大企業では、格安で奥様や子供用の車を手に入れることが出来たりもします。
アメリカで自己負担で車を購入する場合、中古車であろうと新車であろうと下記の2つの方法があります。
・個人から買う
・店(ディーラー)で買う
どちらの場合も店にある在庫(車)から選んで買い、仮ナンバーをつけてその日に乗って帰ることも可能です。
値段はもちろんピンキリですが、通常中古車で80万円前後から、新車であれば200万円前後となります。また新車であればリース契約という方法もあり、この場合は例えば月々3万円前後の支払いと頭金で数十万円の支払えば、新車に乗ることが出来ます。
アメリカ駐在の移動費:ガソリン代について
アメリカ駐在で社有車を支給された場合でも、仕事以外で使ったガソリン代は自己負担という会社が多いです。
とはいえ通勤や出張で使ったガソリンと、プライベートで使ったガソリン代を明確に分けることは難しく、多くの駐在員は臨機応変(適当)に対応していると思われます。
小型車を満タンにすれば約30ドル前後、カムリやレガシーなどのミドルサイズ車であれば約40ドル前後は必要です。
アメリカのガソリンは、日本と比べて割安です。週によっても違いますが、2020年時点でリッター100円弱の場所が多いです。そして日本の場合はリッター100円強なので、1.5倍弱ほどの違いかと思います。
しかしアメリカは広いので、日本より走る距離は数倍になります。よって日本のガソリン代が1.5倍としても、走る距離がアメリカの方が2倍であればアメリカの方がガソリン代が高くなります。
アメリカ駐在の生活費:学費について

アメリカの学校は高校まで義務教育なので、私立などに行かない限り学費やそれほど高くありません。
教科書代や部活の活動費は必要ですが、年間数百ドルもあれば十分でしょう。
また学校で食べるランチ(昼食)代も必要ですが、我が家(娘/小食)の場合で約3ドル前後/回でした。
アメリカ駐在の学費:私立校の授業料について
もしアメリカで私立の学校に行く場合、授業料がかなり高額になる場合があるので注意が必要です。
例えば我が家の息子は私立の幼稚園に行っていましたが、毎月の授業料は500ドル前後でした。
アメリカの幼稚園はあまり教育に力を入れていないところが多いので、どうしても日本人が好きそうな遊びだけではなく教育に力を入れてくれる幼稚園となると、公立より私立となってしまいます。
アメリカ駐在の学費:日本人補習校の授業料について
そして現地校以外に毎週土曜日に行われる日本人補習校に通うのであれば、更に毎月数百ドルの出費は覚悟しましょう。
日本人補習校では基本的な日本語教育を受けられますが、その他子供達が日本語で同い年の子供達と話し、日頃のストレスを解消する大切な場所でもあります。
よって安くはない授業料ですが、アメリカ駐在員でもらえる給与や手当を考えれば十分支払える額なので、お子さんと相談の上積極的に通うことを私はおススメします。
40代でアーリーリタイア出来た裏技:アメリカ駐在員の給与大公開!

我が家の場合は子供2人(中学生と幼稚園)の教育費として、毎月500ドルほど支払っていました。しかし会社から別途手当が出ていたので、実質は200ドルほどの負担でした。
アメリカ駐在の生活費を出来るだけ抑えたいなら、単身で赴任して仕事に打ち込み、週末は更なる仕事プラス疲れて家で寝る日々がベストです。
体調が悪くなるかもしれませんが、医療費は会社が出してくれますし、お金を使うところが無いのでどんどん貯金出来ます。
というのは極端な例で冗談ですが、それでもお金が貯まるというのは間違いではありません。
アメリカ駐在員の生活費は決して安くはありません。それでも高い給与や手当、そしてアメリカ在住の海外駐在員が資産運用で効率的に貯金を増やす方法に書いたような方法で資産運用を活用すれば、日本にいるよりも資産を順調に増やすことが可能です。

アメリカで英語がメインとなる生活を続けると、精神的にも負担が多く大変だと思います。
しかしこの環境を乗り越えて仕事や家庭内で成果を出すと、明るい将来が見えてきます。
折角のアメリカ駐在生活なので、早めに必要最低限の英語力を身に付けて、遊びや仕事にまじめに取り組みましょう!
インターネットを使って効率的に英語力を身に付ける方法については、英語出来ない海外赴任者向け英会話スクール【海外生活16年で判明】をご覧下さい。

アメリカ駐在中に是非やってみたい遊びの一覧については、駐在歴12年:アメリカ駐在中におススメの旅行や観戦先についてをご覧下さい。

アメリカでの生活費全般や、日本の生活費とアメリカやフィリピンの生活費を比べた結果について知りたい方は、【体験談】海外移住後の生活費:日本アメリカフィリピンを徹底比較をご覧下さい。

ご清聴ありがとうございました(^^)/