こんにちは。家族4人とセミリタイア生活をして暮らしているアキラといいます!
実際にセミリタイアするまでの、全体計画とは具体的にどんなものなのか?
たまに聞かれる質問ですが、最初から完璧で抜け漏れが無い計画を作れる人は少ないでしょう。
そこで今回は私自身がセミリタイアした経験を基に、サイドFIREに必要な全体計画について徹底解説します。
具体的には
- 全体計画その1:準備完了と最終確認
- 全体計画その2:家族に確認
- 全体計画その3:両親へ報告
- 全体計画その4:会社へ報告
- 全体計画その5:新生活準備
- 全体計画その6:移動準備
- 全体計画その7:転校手続き
について上から順番に、できるだけ分かりやすく手短に説明します。
全体計画を作る前にやるべきことは?
ここでは既婚者家族持ちの内容が多くなっているので、独身の方はこちらの専用記事をどうぞ↓
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セミリタイアまでの全体計画その1:準備完了と最終確認
目標の金額があと1年くらいで貯まる段階になったら、下記の3点について再確認しましょう。
- 退職しても生活できるのか?
- 生活費の具体的な入手先は?
- 家族を納得&説得できる準備は?
正直私はこの項目が特に大変でした!
特に既婚や子連れの場合は、ここに来るまで時間がかかるでしょう。
セミリタイア全体計画その2:家族に確認
自分自身ではセミリタイアしようと決めても、既婚者の場合は家族の承認が必要です。
特に配偶者である奥様からは、1番初めにOKをもらいましょう。
日本の会社では「報告・連絡・相談」が大切だと言われていますが、もちろんそれは家庭内でも同じです。
今の仕事を辞めたい
⬇
現在我が家の資産は〇〇〇〇万円
⬇
これを年間〇%で運用すると
⬇
私と奥様が死ぬまでお金に困らない
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これからは家族との時間を増やし
⬇
家族と楽しく生活したい
例えば上記のように「なぜセミリタイアしても問題ないのか?」について、分かりやすい資料を作って家族へ説明しましょう。
最初は奥様に。
そして了承をもらってから子供にも伝えるのが一般的です。
セミリタイア全体計画その3:両親へ報告
家族からのOKをもらったら、次は両親への報告です。
基本的にはこの時点で、すでに我々は「親離れ」している年だとは思いますが、しかし突然説明もなしに「会社を早期退職した」などと言えば、
何十年も前に無事就職し
一人前の社会人として働いていた子供が
突然会社を辞めると言い出した
となり、軽くパニックになるかもしれません。
「両親には言わない」という選択肢もあるのかもしれませんが、何も言わずに会社を辞めるとなると、バレてしまった時に遺恨が残る可能性があります。
よって私は事前に伝えておくべきだと思います。
むしろ「親にもきちんと説明し、納得してもらえないような」状況であれば、もしかしたらまだ準備不足な点があるので今一度計画の再確認をして修正しましょう。
もちろん私も当初は自分の両親に反対されました。
「せっかく就職できた仕事を辞めるなんてもったいない」「今の生活を壊してしまう可能性があるようなことを何故するのか」と。
そしてこれはごもっともで、親の心配は当然でしょう。
最終的は奥様からの援護射撃があり、無事納得してもらえ今では応援してくれています!
詳細については電子書籍それでもFIREする?普通の人がセミリタイアして聞かれた質問と答え完全版をご覧ください。
セミリタイア全体計画その4:会社へ報告
家族と両親からのOKをもらったら、次はいよいよ会社へ退職の意志を伝えます。
私の場合は海外駐在員としてアメリカで働いていたので、日本勤務の場合と比べ会社へ伝えるタイミングが早く(10ヶ月ほど前)なりました。
日本勤務であれば、2か月くらい前で十分だと思います。
セミリタイア全体計画その5:新生活準備
無事会社へ退職の意志を伝えたら、あとは今の仕事を最後まで責任をもってやり抜きながら、新たな生活に向けた準備に取り組みましょう。
具体的な準備としては、下記のようなものがあります。
- セミリタイア後の準備:学校関係
- セミリタイア後の準備:新居の確保
- セミリタイア後の準備:持ち家
- セミリタイア後の準備:移動チケット
- セミリタイア後の準備:移住ビザ準備
※人によっては必要無い準備もあります
セミリタイア後の新生活準備計画:学校関係
まず既婚者子連れの場合は、子供が通う学校選びです。
インターネットで情報の収集を行い、計画を立てましょう。
しかしインターネットのみで、正確な現地情報を調べるには限界があります。
よって実際に現地へ出向き調査するのがベストですが、セミリタイア前は忙しく時間が無いなどの場合は、有料の調査機関にお願いするのも手だと思います。
我が家の場合はセミリタイア後はフィリピンの地方都市に移住する予定でしたので、ネットで情報を取りいくつかの学校から1つ選びました。
しかし実際の転校手続きや、入学試験等の情報が手に入りづらく、結局現地に住んでいる日本人の方と契約し、窓口になってもらい手続きを進めました。
詳細についてはこちらをどうぞ。
https://akirakaigai.com/move-accurate-information/
セミリタイア後の新生活準備計画:新居の確保
そして次はセミリタイア後に住む場所の確保です。
これも上記の学校手配同様、海外移住する場合は有償の代行サービスも検討しましょう。
日本国内であれば自分で計画を立てて探せ、またそれほど難しくないと思うので詳細は割愛します。
セミリタイア後の新生活準備計画:持ち家
仮に海外移住や別の都市への移住を計画している場合は、現在の持ち家(一軒家、アパート、マンション)をどうするのかこの段階で検討します。
賃貸として貸し出すにせよ、この際売ってしまうにせよ判断して決めましょう。
セミリタイア後の新生活準備計画:移動チケット
他の場所への移住を予定されている方は、この時点で移住先へのチケットを予約します。
特に早く購入すればその分費用が安くなる場合は、迷わずに手配しましょう。
セミリタイア後の新生活準備計画:移住ビザ準備
セミリタイア後に海外移住をする計画の方は、この時点で移住ビザの申請をしましょう。
申請自体は個人でも出来場合が多いですが、私の場合は確実に素早くビザを発給してもらいたかった為、専門の業者さんにお願いしました。
しっかり誠実に対応してもらえ、非常に満足しています。
私がお願いしたフィリピン移住ビザ代行業者さんの、詳細について知りたい方はこちらをどうぞ。
セミリタイア全体計画その6:移動準備
いよいよこのタイミングになると、セミリタイアや退職に向けた具体的な準備が計画されてきます。
具体的な計画内容は下記の2点です。
- 引っ越しの準備計画
- 業務の引継ぎ準備計画
引っ越しの準備計画
まずは引っ越しの準備です。
今住んでいる場所にある荷物を、新しい場所に送ります。
もちろん持って行くものを厳選しなければ、引っ越し費用が高くなるので注意が必要です。
幾つかの引っ越し業者から見積もりを取り、比較検討を行いましょう。
また3月は引っ越しシーズンで引っ越し費用も上がる傾向が強いので、避けられるようであれば事前に全体計画に織り込めるとなおベターですね。
業務の引継ぎ準備計画
そして仕事の引継ぎです。
後任にしっかりと引継ぎ、今までお世話になった会社に迷惑をかけないように計画を立てて行いましょう。
仕事の業種にもよって違うと思いますが、正直言って完璧に100%業務の引継ぎを行う事は、どれだけ事前に準備や計画をしても難しいと思います。
よって後任の方と話し合い、優先順位をつけたりポイントを絞って引継ぎ業務を行いましょう。
セミリタイア全体計画その7:転校手続き
この時期になると現在通っている学校に、いくつかの書類を準備してもらえるように事前に計画しておきましょう。
- 成績証明書
- 推薦書
これらを新しい学校に提出することが、必要な場合が多いので忘れず準備します。
その他「予防接種を受けたの履歴」も、念のためこの時準備することをおススメします。
結局使わないかもしれませんが、必要だと急に言われる場合もある為です。
実践しないと分からないセミリタイアまでの全体計画
いよいよ残り1ヶ月を切る頃にはもうセミリタイアに向けた退職準備は終わっており、あとは最後まで計画通り真剣に業務に取り組むのみです。
社内にも正式に退職について公表されるのもこのタイミングでしょう。
残り1ヶ月で残業務や課題の説明や、日々の業務を後任と一緒に行い引き継ぎます。
取引先さんへの挨拶や新しい後任の紹介、送別会など計画も多く大変忙しい生活になる場合が多いので体調管理には気をつけましょう。
これでセミリタイアするまでの全体計画についての説明は終わりです。結構やる事が多くまた時間がかかる内容も多いので、余裕も持って準備を進めましょう!
正直セミリタイアするまでの全体計画は人それぞれですが、それでも今回お話しした内容は多くの方に共通するものが多いと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。