こんにちは。現在家族4人と海外移住しながら、セミリタイア生活中のアキラといいます!
我が家の海外学校生活一覧
- 私
アメリカ高校3年間 - 妻
アメリカ中学1年間
アメリカ高校3年間 - 娘
アメリカ幼稚園2年間
アメリカ中学校2年間
アメリカ高校 4年間
フィリピン中学2年間
フィリピン高校1年間 - 息子
アメリカ幼稚園2年間
フィリピン小学2年間
アメリカやフィリピンで15年以上も海外生活を送っていると、家族の仲が良くなったなと思う時が多々あります。
おそらくこれはお互い海外の学校生活で苦労した者同士、いわば戦友のような感覚が生まれるからだと私は勝手に思っています。
我が家の子供達は私の海外駐在やセミリタイア生活に付き合い、アメリカやフィリピンで海外移住しています。
そんな海外で暮らす環境で子供が育つと、いったいどうなるのか。
今回は我が家の子供達がアメリカやフィリピンで暮らすことによって、ほぼ強制的に身についた能力についてお話しします。
- 海外の学校生活で身につく力は?
- 海外の学校生活で増えるものは?
子供をいきなり言葉が全く分からない海外に連れて行くのは危険です。
事前にある程度英語で話すことに慣れておけば、海外移住先で英語が爆発的に伸びるので、海外の学校生活で多少ラクできます。
海外移住者向けのオンライン英会話を私がいくつか選びましたので、どこで勉強すればいいのか分からない方は、まずは下記の教室で無料レッスンを体験すると効果的です。
1)リップルキッズパーク
親子で学習したい方にオススメ
2)グローバルクラウン
子供専門。日本語でやさしく
海外の学校生活で子供が身につけられる力とは?
私は例えば既婚者が何らかの理由で海外で暮らす場合、単身より家族全員で海外で生活することを強くおススメしています。
その理由は海外での生活が、家族(特に子供達)にとって大変メリットがあり、将来の可能性を広げることができるチャンスだからです。
具体的にはアメリカやフィリピンでの学校生活で、我が家の子供達が「ほぼ強制的に」身につけることができた能力は大きく下記の5点です。
- 生き抜く力
- 人間関係を作る力
- 向上心
- ルールの大切さ
- 本物の英語力
海外の学校生活で身につく生き抜く力ってなに?
いきなり海外の学校にかようことになった子供たちは、英語(外国語)が分からないので大変苦労するでしょう。
我が家の子供達も苦労しましたし、私自身も大変つらい思いをしました。
海外の学校生活は苦痛な一日!?
最初の頃は宿題が出ても何をすればよいか全く分かりませんし、先生やクラスメイトに話しかけられても全く理解できないでしょう。
それでも日々、何とか生活するしかありません。
毎日授業が終わり、家に帰る頃には精神的にクタクタです。
しかしこうした生活を続けるうちに、子供達は何とか生き抜く力を身に付けます。
自分の一日に点数をつけるとすれば、毎日80~100点と取り続けることは無理でしょうが、なんとか落第せずにそこそこの点数ををとり続ける
日々30~70点を取る力
がほぼ強制的に身につきます。
学校生活で危険信号が出る前に
なお30点以下の「いわゆる落第点」を取り続けるようになってくると、今度は
- 日本に帰りたい
- 学校に行きたくない
- 毎日がつらい
といった症状が出てきて危険です。
そうならない為にも普段から親として、何か息抜きになるものを用意しておきましょう。
今はインターネットがあれば、比較的いろいろな情報が手に入りやすいので
- SNSで仲間と日本語でやり取り
- Youtubeを日本語で楽しむ
- 日本の本やゲームなど
何でも良いので、本人が好きなものが効果的です。
そうすれば日々の苦しい生活は徐々に楽しいものに変わり、駐在生活が終わるころには簡単にはくじけない強い心が育っているでしょう。
これは将来子供が社会人となった時に、間違いなく役に立つ能力の一つになります。
海外の学校生活で身につく人間力ってなに?
子供達は自分が学校などで苦労し続けると、この現状を何とかしたいと考え、自分を助けてくれる人が現れないかとひそかに期待します。
海外の学校では遠慮せずに助けてもらおう
そしてそのうちに、優しそうなクラスメイトから
- 校内イベントの内容や日時
- テストの範囲
- 宿題の内容や提出期限
- 近所のおいしいレストラン情報
- 今流行っているアイドルの話
など、いろいろと話しかけられたり、教えてもらえるチャンスが自然と訪れます。
フィリピンやアメリカの学校では、先生がクラスの優等生(リーダー格)の生徒に「あの日本人の子をサポートして」と指令を出してくれることが多いので助かります。
助けてくれる人が話しかけてきてくれたのならば、通常逃してなるものかと英語力が無いなりに頑張ります。
普段から積極的な人はもちろん、普段はおとなしい引っ込み思案な人も、最低限のコミュニケーションを取る努力をするでしょう。
このようなことが続くと、子供達に人間関係を作る力が自然と身に付きます。
- あの人と仲良くしたい
- あの人はいつも助けてくれる
- 私も優しくしたい
学校のクラスメイトとまた会う可能性も・・・
海外で子供たちが学校に通うということは、人脈という形でもメリットになります。
将来再びFacebook等のSNSで再会し、何か役に立つ日が来るかもしれません。
私の周りにいた知り合いの国籍
- アメリカ
- メキシコ
- カナダ
- 中国
- ベトナム
- ロシア
- エジプト
- タイ
- フィリピン
- ルーマニア
- 韓国
- ブラジル
海外の学校生活で身につく向上心ってなに?
海外の学校では成績の良い子供と悪い子供はしっかりと分けられ、点数の良い生徒を「褒めてさらに力を伸ばす」教育が行われることが多々あります。
ちなみに成績の悪い人は、親が呼び出されれ注意を受けます。
海外の学校は成績上位者にとことん優しい
成績優秀者は定期的に行われる表彰式で発表され、そしてそれは将来大学進学する時に、奨学金という形で自分の利益として還元されたりします。
褒められてうれしくない人間はまずいないと思いますので、うれしいからさらに頑張るという相乗効果で向上心が高まる仕組みです。
アメリカやフィリピンには向上心を更に高める制度として、飛び級やアドバンス(上級)クラスと呼ばれる、成績優秀者しか入れないクラスがある学校もあります。
海外の学校は成績の差がどんどん広がる仕組み
成績の良い子供はたとえ自分が小学校3年生でも、例えば小学校6年生や時には高校生のクラスに入って勉強することができます。
頑張れば頑張るだけ褒めてもらえ、目に見えて優遇され、まわりからも評価される。
この様な環境で育った子供は、向上心が育ちやすいのではないでしょうか。
海外の学校生活で身につくルールの厳しさってなに?
海外の学校生活は個性的で効果的な制度が目立ちますが、日本とは比べ物にならないほど厳しい面もあります。
もちろん程度にもよりますが
決められたルールを守れなければ留年もしくは退学
が当たり前です。
子供だからという甘えが許されない環境で、ルールを守る大切さと守らなかった時の厳しさを学ぶことは良い経験になります。
海外の学校生活で身につく本物の英語力ってなに?
そして最後は英語力です。
我が家の場合はアメリカやフィリピンでの学校生活で、子供達は確実に本物の英語力を身に付けました。
アメリカはもちろんフィリピンでも英語は公用語ですので、アメリカ圏の様なレベルの英語力を学校で学べます。
まとめ:結局海外の学校生活は実際どうなの?
身につく力は主に下記の5つ
- 生き抜く力
- 人間力と人脈
- 向上心
- 世間の厳しさ
- 本物の英語力
海外の学校に通うと日本の学校では身につきにくい能力が、自然と手に入りやすいので非常におすすめです。
とはいえ親の押し付けにならないように子供の意見も聞きつつ、本当に海外の学校に通うのか決断しましょう!
海外の学校に通う前に最低限の英語力を!
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