こんにちは。現在家族4人と海外移住しながら、セミリタイア生活中のアキラといいます!
私は2019年からフィリピン地方都市ドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)で、家族と海外移住生活を送っています。
私と妻はネットを使って働き、子供たちはフィリピンの学校に通っています。
そして移住して最初に分かったことは、多くのフィリピン人は英語を流ちょうに話せるという現実でした。
フィリピン人の約8割前後は、一般的な英会話ができるようです!
英語が話せるフィリピン人の割合
- 主要都市ー86%
- ルソン地区ー79%
- ビサヤ地区ー72%
- ミンダナオ地区ー68%
※参考資料 INQUIRER.NET
Numbers on Filipino, Cebuano and English
そこで今回はフィリピン人の英会話能力の高さと、我が家の子供たちが実際にフィリピンの学校で体験中の英語教育のリアルな実情について徹底解説します!
フィリピンの英語教育はアメリカと同等なの?
フィリピン人の英語力はアメリカはもちろんのこと、世界の英語圏で通用しており世界中で活躍しています。
例えば語学力があまり必要でない肉体労働者ではなく、お手伝いさんやクルーズの上船員などとして英語を駆使し、大活躍している多くはフィリピン人の方々です。
私は2019年までアメリカに合計15年ほど生活しており、通常の生活には困らない英語力はあるつもりですが、フィリピン人の英会話力のほうが数段上だと思います。
ちなみに私の語学力は、アメリカ人と意思疎通を取りながら、海外駐在として12年間働いていたレベルです。
自分自身で言うのもなんですが、普段の海外生活で英語に困ることはまずありません。
よって私より英語力が高いフィリピン人英語教師の方に教えてもらえれば、アメリカを含む世界の英語圏で通用する英語力が身につきます。
発音に関してはアメリカ人の方々とは違う場合があります
なぜ英語圏のような英語教育をフィリピンで受けられるの?
フィリピンでは英語が公用語なので、一部のお年寄りや貧困層の方々を除いて、ほぼ全員と英会話でコミュニケーションを取ることができます。
正確に言えば公用語が「英語とタガログ(フィリピン)語」ですので、フィリピン人の大多数が公用語である英語が話せるのは不思議なことではありません。
フィリピンで英語は公式な場で使う言語らしく
公式な場の一例
- 学校の授業
- 市役所からのお知らせ
- 道路標識
- 広告
- 主要テレビ放送
これらは基本すべて英語です。
逆に地元民向けの場
地元民向けの一例
- 個人商店が出す広告
- 地域密着型テレビラジオ放送
- 公共的なものではないお知らせ
などでは現地語が多いです。
学校次第でフィリピンでも英語圏と同等の英語教育が可能
フィリピン人の高い英語能力は、学校での英語教育から生まれています。
フィリピンの現地学校では(学校によって違いはありますが)、基本的にフィリピン語(=タガログ語)以外の授業は英語で行われています。
英語で授業が行われる科目一例
- 算数(数学)
- 社会
- 理科
- 宗教
- 美術
- コンピューター
- 音楽
- 体育
よってレベルの高い英語力や英会話力が、生徒全員に「強制的」に身につきます。
フィリピンの英語教育がすごいのはアメリカ文化の影響?
またフィリピン人の英語能力が高い理由は、学校での英語教育以外にアメリカ文化からの影響もあります。
フィリピン娯楽に根付いているアメリカ英語圏の文化
アメリカで有名なものは、多くの場合フィリピンでも人気です。
- アメリカの歌
- アメリカの映画
- フェースブックなどのSNS
- アメリカのテレビ番組
- Youtube
- ニュース
こういった学校での英語学習以外の身近な情報も、フィリピン人の方々は苦労すること無く英語で理解し楽しめます。
フィリピン人は英語を現地語(タガログ語やセブアノ語等)に変換して楽しむ必要が無く、優れた英語能力で英語のまま理解して楽しんでいます。
フィリピン社会に根付いているアメリカ英語圏の仕組み
フィリピンの公的機関では、すべての書類が英語表記です。
冒頭でもお話ししましたが
フィリピンは公的機関での公用語が英語である為、国民の大多数が徹底した英語教育を受け、英語を自分の公用言語とするだけの英語力がある
というのが実情です。
フィリピンの政府機関はアメリカ流の制度を取り入れて(横展開)いるものが多く、実際私がアメリカで見た書類の書式とほぼ同じものがフィリピンでも使われていました。
よってフィリピン人の方々は英語力が高く、英会話が堪能になる環境なのです。
まとめ:フィリピンの英語教育は実際どうなのか?
- 英語圏と同等の教育を受けられる
- 学校によって教育レベルが違うので要注意
- フィリピンの公用語は英語とフィリピン語
- アメリカ文化が強く英語圏と同等の環境
- 発音は先生によって良し悪しがある
フィリピンでの英語教育は、当初私が思っていた以上にすばらしいものでした。
なので何らかの理由でフィリピンの学校に通うことになっても、学校選びさえ間違えなければしっかりとした英語教育を受けられるでしょう!
また日本国内で英会話学習を始めたいのならば、安い予算と高い実力を備えたフィリピン人からの学ぶことを私はおススメします。
もちろんアメリカ人講師からの学習が良いとおっしゃる方もいますが、魅力的な安い予算と高い実力の費用対効果を考えれば、特に英会話初心者の方にはフィリピン人の先生が良いでしょう。