こんにちは。現在家族4人と海外移住しながら、セミリタイア生活中のアキラといいます!
海外駐在員として赴任すれば、エリートの仲間入りが出来て出世間違いなし!?
口には出さないかもしれませんが、海外駐在員を目指している方や、海外駐在経験者の方は1度は思うことでは無いでしょうか。
私自身アメリカ駐在員として12年ほど海外で暮らしていたのですが、最初に赴任した20代後半のころは正直「これから俺もエリート扱いされるのか!?」と思っていました…スミマセン。
- 海外駐在員はもうエリートではない!
- でも高額の給与と貴重な経験ができる!
- そして日本に変えると給与が激減する!
上記3点は私がアメリカ駐在員として、12年間働いて分かった結論です。
私は海外駐在員として2019年まで勤務し、その後フィリピンの地方都市でセミリタイア生活を始めています。



※2022年1月追記
このたび私の初電子書籍「忙しい普通のサラリーマンでもセミリタイアできる本」を販売開始しました。
私がアメリカ駐在員時代に、実際セミリタイアするために行なった一般的な会社員でも達成可能な、再現性のある具体的な準備や方法をまとめています。
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海外駐在員に選ばれても100%エリート扱いされる訳ではありませんし、海外駐在を終え日本へ本帰国しても、(当たり前ですが)誰もがエリート街道まっしぐらという訳では決してありません。
もちろん中には海外赴任先から本帰国した後に出世する場合もあるでしょうが、それは今までの長期海外生活に対するご褒美だったり、海外経験で成長した皆さんへの今後の期待でしょう。
しかしながらそんな
海外駐在員経験者が
エリート扱いされ優遇される
数少ない業界
が1つあります。
それは…転職業界です。
特に海外駐在に強い転職サイト「JACリクルートメント」や「Samurai Job」には、必ず無料登録して求人情報を他の人に取られる前に随時チェックしましょう。
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そこでこれから海外駐在経験者は決してエリートでは無いが、転職時には優遇されて有利な待遇を受けられる理由と、具体的な転職方法についてお話しします。
具体的には
- 海外駐在経験者が転職しない場合
- 海外駐在経験者が転職するメリット
- 海外移住経験者専用の転職方法
について、私の海外生活17年の体験談も踏まえて徹底解説します!
<div class=”concept-box6″><p>
転職活動=絶対に転職しなければいけないという訳では、決してありませんのでご安心下さい。</p></div>
海外駐在経験者はエリートだから転職しないで大丈夫?
海外赴任を終え転職もせずに日本の親会社で働き続ければ、エリート扱いなどしてもらえずに、単なる海外で働いたことがある社員の1人になる確率は多々あります。
確かに数十年前なら海外駐在員はエリート扱いされていたかもしれませんが、残念ながらそれも今では大昔の話でしょう。
確かに企業側としても
海外に支店を出すので
↓
優秀な人を選んで赴任させ
↓
頑張って成果を出してもらい
↓
日本に帰ってくる頃には
↓
海外での経験や知識も身につけ
↓
ゆくゆくは幹部候補に育てる
といったこんな人材育成を計画している場合もありますが、今ではすでに海外経験者の幹部候補が社内にたくさんいることが多く、ポストが空かないと出世も見込めませんしエリート扱いもされづらい現実があります。
海外駐在経験者=エリートという時代ではない
海外駐在経験者が転職するメリットは?

しかしながら転職業界なら「海外駐在員=実力を持った人」として扱ってくれるので、我々海外駐在経験者には大きなメリットとなります。
なぜならこれから海外に進出したり海外にある支店に優秀そうな人材が欲しい企業はたくさんあるので、我々のような海外駐在経験者の需要は転職業界では非常に高いのです。
海外で働いたことのある日系駐在員は、一通りの経験をしているので即戦力になりやすく、海外駐在経験がある人は喉から手が出るほど欲しい人材でしょう。
- 自分で判断し決断する力が強い
- コミュニケーションを取る力が強い
- 即戦力になる実践的な英語力がある
これらの能力を適正に評価してくれる企業へ転職すれば、自分にとっても条件の良い給与や待遇が狙えます。
逆に今のまま同じ会社で働き続ければ、本帰国したとたんに給与が大幅に下がってしまうこともあるので大変です。

海外駐在経験者が転職すべき理由:自己判断や決断力が強い
海外駐在経験のある方は日本で働いている方に比べ、自分で考えて判断し決断することに慣れている人が多いです。
何故なら海外駐在員になれば日本に比べ、上司や同僚や部下の数が減るので
- 相談する相手も
- 指示を出す相手も
- 助けてくれる人も
少なくなるので、自分で判断して決断する機会が強制的に増えるからです。
例えば緊急事態が起きれば、その時に判断して行動しなければいけない場合もあります。
時には上司への事後報告もあるでしょう。
この様な経験は日本で働いている方に比べ、海外駐在員の方が圧倒的に多くなります。
そして修羅場の場数を踏んだ海外駐在員は、ほぼ強制的に
自分で判断し決断する力が強い人間
になります。
海外駐在経験者が転職すべき理由:コミュニケーション力
海外駐在経験のある方は日本で働いている方に比べ、人とコミュニケーションを取ることに優れている人が多いです。
これは海外駐在員という立場上、現地従業員(ローカルスタッフ)と会社経営人(日本本社や現地社長等)との中間に入って仕事をすることが多い為に身につく能力です。
海外で働く場合日本では当たり前の事でも、現地の人と一緒に仕事をする際にはきちんと説明して理解してもらう必要があります。
納得しないことは現地人も仕事をしませんし、やっても気持ちが入っていないので満足できない結果になることが多いでしょう。
現地人と積極的にコミュニケーションを取り、気持ちよく仕事をしてもらい仕事で結果を出す。
こんなことを日々繰り返している海外駐在経験者は、ほぼ強制的に日本で働いている方に比べてコミュニケーションを取る力が強い人間になります。
海外駐在経験者が転職すべき理由:即戦力になる英語力
海外駐在経験のある方は日本で働いている方に比べ、即戦力になる実践的な英語力を持っている人が多いです。
これは上記でお話ししたコミュニケーションを取る力で養われるものですが、日々の激務の中で自動的かつ強制的に英語力も向上します。
この場合の即戦力になる英語力とは、大きく下記の3点です。
- 相手に自分が言いたい事が伝わる
- 相手が何を言いたいのか分かる
- 相手の感情(怒り/不満等)が分かる
海外駐在として赴任した当初は、たとえオンライン英会話などで英語力を上げたとしても、このようなレベルにはなっていません。
なので既に実践的な英語力を持っている海外駐在経験者は、転職の際に大変有利になるでしょう。

エリートではない海外駐在経験者専用!効率的な転職方法とは?

海外駐在員として赴任や長期出張(最低1年以上)した経験があると、日本だけで働いている場合と比べて、転職して格段に現在より給与や勤務環境を良くするチャンスがあります。
理由はすでに上記で説明しましたが、一言で言えば海外で異国人と苦労しながら働いてきた人は転職業界では人気があるからです。
しかしいくら今より良い給与や待遇を手に入れようとしても、日々の激務で転職活動する時間が無い方もいるでしょう。
そこでそのような忙しい方におススメの転職活動は、専門の転職支援会社(エージェント)さんに無料で紹介してもらう方法です。
この方法のメリットは
- 無料で
- 専門のスタッフから
- 有益な情報を
- 定期的かつ効率的に
受け取れる点です。
転職先の見つけ方としては、この他に知り合いや親からの紹介という方法もあります。
しかしそれらは選択肢の求人数(数社?)も少ない場合が多く、一度紹介されれば断りづらいというデメリットがあるのであまり実用的ではないかもしれません。
私は下記の理由で、専門の転職支援エージェントを使うことをおススメします。
・数ある求人情報を無料で入手出来
・自分の希望に合ったものを選べ
・断りずらいと言ったしがらみが全くない
これから海外駐在員を目指す方にも、オススメのエージェントです。

私自身海外駐在員として約12年ほどアメリカで勤務し、駐在期間中や日本に本帰国した後に転職を考えている人を今まで50名以上見てきました。
しかしほとんどの人は
今より条件の良い会社に転職したいが
忙しくて真剣に転職活動できず
ネットで求人を見ても良い条件が無く
結局今の会社で何となく働いている
場合がほぼ100%です。
残念ながら転職エージェントに登録しないで見られる求人情報は、全体の10%ほどなので良い条件が見つかる訳が無いでしょう。
海外駐在経験者専用の転職サイト
海外駐在経験者は下記転職サイト2社を上手に活用しましょう。
まずは無料で登録して【非公開求人】を確認して良い条件なら、他の人に取られてしまう前に即行動です。
※非公開情報は求人全体の約90%。非公開情報の詳細は【体験談】海外駐在員へ転職!アメリカ駐在になる為の方法や求人条件をチェック!
- Samurai Job
(年収600万円以下の方向け)
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- JACリクルートメント
(年収600万円以下の方向け)
外資系・グローバル企業・ハイクラスの転職ならJAC

まとめ:海外駐在経験者は転職活動しないと損?

メリット
- 給与や職場環境が改善するかも
- 給料ダウンを避けられるかも
- 他の転職希望者より条件が有利
- 転職活動の費用は無料(タダ)
デメリット
- 転職エージェントへの登録が面倒
- 新しい環境に慣れるまで面倒
- 上司に退職を伝えるのが面倒
私がアメリカ駐在員として勤務した12年間で分かったことは
海外駐在員の経験は転職に100%有利
という事実です。
正直言うと昔は海外駐在員であることがマイナスな時代もありました。
- あいつは外国かぶれだ
- あいつは現地人の肩ばかり持つ
- あいつは日本の企業では使えない
しかしそれは10年以上前の話で、今はそんなことはまずないでしょう。
日本企業も着実に国際進出が進んでおり、転職が当たり前になった今は、どこの会社も海外駐在経験者はある意味奪い合いの状況です。
今の会社より条件が良い会社を探す!
転職活動は今の会社を裏切る行為ではなく、自分や家族が幸せになる為に取る当然の行動です。
よって自分や家族の明るい未来のために、折角海外で働いた経験があるのであれば、そのチャンスを自分で行動して生かしましょう。
