こんにちは。家族4人とセミリタイア生活をして暮らしているアキラといいます!
私はこのブログの中で既婚家族持ちが貯めるべき金額は、5000万円以上だとお話ししています。
とはいえもっと具体的に解説しないと、本当に5000万円貯めただけで家族持ちの既婚者がセミリタイアなんてムリだと指摘されるかもしれません。
これらは先日雑誌の記事がYahooニュースに載った際、ヤフコメに書き込まれたコメントの一部です。
そこでこれから実際にセミリタイア生活中の我が家を例にして、どのようにしたら普通のサラリーマンでも5000万円で達成できるのかについて解説します。
既婚が5000万でセミリタイアするための分散投資とは?
私は家族とセミリタイア生活を送る為に、貯めた5000万円を実際下記の様に分散投資しています。
- ファンドと現金⇒約60%
- 個人年金⇒約30%
- 生命保険商品⇒約10%
インデックス系ファンドで継続投資しセミリタイアを実現
私はアメリカのS&P500やダウに連動するタイプのファンドを使っています。
詳細についてはこちらからどうぞ。
これは自分が選んだポートフォリオ(運用する商品の組み合わせ)で、毎月ファンドに追加投資しつつ運用する方法です。
まずはここで2000万円ほどを、毎年平均3~5%の運用益で運用します。
残りの約1000万円の現金は、突発的な追加投資や普段の生活費として使っています。
節税効果のある商品(例:NISA、積立NISA、iDeCo、401K, IRA, RorhIRAなど)を投資額上限まで活用し、残りをこのような一般的なファンドの商品で運用しましょう。
運用益が非課税になる等のメリットはありませんが、銀行の定期預金に入れて運用するよりはるかに良い運用利率になるのでおススメです。
残念ながら日本で販売されている資産運用商品は、世界で販売されているものと比べて条件があまり良くなかったりします。
日本以外の資産運用商品について興味がある方はこちらもどうぞ。
私が実際運用している投資信託(ミューチュアルファンド)について、興味のある方はこの投資信託で資産運用しセミリタイア成功【ポートフォリオと実績】を参照下さい。
私の場合は約2000万円を運用し、約1000万円を現金保有しています。
個人年金を使えば5000万円でも余裕でセミリタイア!?
日本の年金は残念ながら将来どうなるか分かりませんので、特に余裕のあるセミリタイアをしたいのであれば個人年金を準備しましょう。
例えば私が現在加入している個人年金ですが、45歳から約1700万円をアリアンツという会社に預け運用すれば、60歳以降夫婦で約250万円(25,000ドルx100円)我々が死亡するまで受け取れる(2019年時点の試算値)商品です。
もしどちらかが先に亡くなくなってしまえば、受給額は半分になりますが、それでも私が住んでいるフィリピンでは問題なく生きていける金額です。
この商品はアメリカでしか販売していない商品ですが、非常に魅力的なので特に現在アメリカ駐在員として働いている方には、是非ともおススメしたい個人年金です。
詳細はこちらからどうぞ。
お得な生命保険商品を活用しセミリタイアを実現
また既婚で家族がいる場合は、生命保険にも入っておくことを強くおススメします。
そしてできれば海外の生命保険だと、日本の商品よりもお得な場合が多いのでおすすめです。
例えば私はアメリカの資産運用型の生命保険商品に、約500万円預け10年ほど運用していました。
その結果資産運用が順調に進んだので、今後追加の保険料を支払わなくても、残された家族には十分なだけの保険金が受けらることになっています。
保険料は預けていた500万円を運用して得た利益から、今後私が死ぬまで捻出される計算です。
私が加入している資産運用型生命保険の具体的なメリットやデメリット、詳細の内容や現在加入している生命保険の見直し方法についてはこちらからどうぞ。
既婚が5000万でセミリタイアするための分散投資先は?
5000万円分のポートフォリオについては、あれこれ考えると方向性がおかしくなってしまいます。
よって私は基本いくつかのファンドを持っていても、中身は同じ商品(全く同じでなくても良いので方向性を合わせる)で統一しています。
私のスタンスは「アメリカ関係株を長期保有」です。
少なくとも私が生きているあと50年ほどの間は、アメリカNO1が続くのではないかというのがその理由です。
- アメリカ元気
⬇ - 世界もそこそこ元気
⬇ - アメリカ株高
(他国もそこそこ株高)
あまり頭の良い表現ではないかも(笑)しれませんが、当面は上記のような情勢が続き、結果アメリカ株価も長期的にはダウ30,000ドルに向けて進んでもらうのかと考えています。
※2022年1月追記
ダウは35000ドルに突入していますね!
あくまで基本は長期保有で株価値上がりを狙うスタンスです。
※2020年4月追記
現在世界的な株安の状態が続いていますが、10年20年と言った長期的な視点から見れば、結局アメリカ株は成長を続けるでしょう。
よってこの様な一時的な下げ相場の時は、あえていつも定期的に追加購入していた額を増やすのも良い投資手段です。
セミリタイアを狙う既婚が5000万円を分散する理由は?
早期退職しセミリタイア生活する為の分散投資方法は、「独身」と「既婚」で大きく目的が変わってきます。
具体的な違いとは、独身者は基本自分のことだけ考えればよいですが、既婚者は配偶者や子供のことを考える責任があります。
家族持ちの方は自分がいなくなっても、家族が困らない準備を必ず行いましょう!
5000万円を分散投資して自分が死ぬリスクを回避
例えば独身者は自分が死んでも特に誰も困りませんが、既婚者はそうではありません。
既婚者は残された家族が引き続き問題なく、お金に困らない生活を送れる準備が必要です。
生命保険はこの「自分が死ぬリスク」を、回避する為の準備です。
5000万円を分散投資して自分が長生きするリスクを回避
また自分が長生きしてしまった時のリスクについても、今のうちから手を打っておく必要があります。
長く生きればその分お金がかかります。
個人年金の準備は「自分が長生きするリスク」を、回避する為の準備です。
上記の記事にも書いた通り、実際資産運用をして気づきましたが、始める年齢が早ければ早いほど早期リタイア出来る年齢も早くなります。
また逆に40歳以降に始めたのであれば、おそらく定年を迎えるまでに早期リタイア出来るだけの資産が貯まりません。
先日ツイッターに下記のようなツイートをしました。
現在家族とセミリタイア中。
本気で早期退職&セミリタイアしたいなら、何でもいいので行動しましょう。
・セミリタイアについてネットで検索
・資産運用してる人のブログ読む
何でも良いので、まずは行動ですこれを読んだ20秒以内に。
本気なら出来る
— アキラ@フィリピンセミリタイア (@akirakaigai_com) December 20, 2019
本気でセミリタイアしたい方は、まず行動しましょう。
具体的な行動をしなければ、ほぼ100%セミリタイアは無理です。