こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
先日家族持ちがセミリタイアしたら聞かれる質問:お金&生活&教育についての記事で、私の様な一般的な既婚者子供連れサラリーマンでも、セミリタイア(アーリーリタイア)出来る条件についてお話ししました。

簡単に概要を説明すると、早期退職してセミリタイア生活を送る為の大まかな条件は
・毎月最低20万円以上の生活費を確保
・海外生活の検討
・海外の学校を検討
・自分が死んだ時の準備
・自分が長生きした時の準備
・セミリタイア中に収入確保
で、それには5000万円をまず貯めましょうとお話ししました。
今回はこの5000万円を、どのように分散投資するべきかについてお話しします。
5000万円を確実に貯める具体的な方法や必要な期間については、独身や既婚が5000万円貯金して確実にセミリタイアする方法を参照下さい。

具体的にはこの記事を読むことで、下記の3点について分かります。
・セミリタイア向け5000万円の分散投資
・セミリタイア向け5000万円の分散投資先
・セミリタイア向け5000万円の分散目的
目次/Contents
セミリタイア向け5000万円の分散投資

私は家族とセミリタイア生活を送る為に、貯めた5000万円を実際下記の様に分散投資しています。
1.投資信託と現金で継続投資⇒約60%
2.個人年金⇒約30%
3.生命保険商品⇒約10%
※2020年8月26日「現金」コメント追記
1.投資信託(ファンド)で継続投資してセミリタイアを実現
これは自分が選んだポートフォリオ(運用する商品の組み合わせ)で、投資信託(ミューチュアルファンド)を活用しながら毎月追加投資しつつ運用する方法です。
まずはここで30002000万円ほどを、毎年平均3~5%の運用益で運用します。
残りの約1000万円の現金は、突発的な追加投資や普段の生活費として使います。
本来節税効果のある商品(例:NISA、積立NISA、iDeCo、401K, IRA, RorhIRAなど)や、海外で販売されている有利な資産運用商品を優先的に使って運用し、残りをこのような一般的なファンドの商品で運用しましょう。
運用益が非課税になる等のメリットはありませんが、銀行の定期預金に入れて運用するよりはるかに良い運用利率になるのでおススメです。
海外で販売されている有利な資産運用商品の詳細については、海外の資産運用商品は怪しい?初心者におススメ!後悔しない選び方をご覧下さい。

私が実際運用している投資信託(ミューチュアルファンド)について、興味のある方はこの投資信託で資産運用しセミリタイア成功【ポートフォリオと実績】を参照下さい。
実際の運用額は手元に置いておく現金(当面の生活資金)も必要な為、3000万円より少なくなります。
※2020年8月26日追記
私の場合は約2000万円を運用し、約1000万円を現金保有しています。
2.個人年金を活用しセミリタイアを実現
日本の年金は残念ながら将来どうなるか分かりませんので、特に会社を早期退職しセミリタイアを考えているのであれば個人年金の準備は必須です。
例えば私が現在加入している個人年金ですが、45歳から約1700万円をアリアンツという会社に預け運用すれば、60歳以降夫婦で約250万円(25,000ドルx100円)我々が死亡するまで受け取れる(2019年時点の試算値)商品です。
もしどちらかが先に亡くなくなってしまえば、受給額は半分になりますが、それでも私が住んでいるフィリピンでは問題なく生きていける金額です。
この商品はアメリカでしか販売していない商品ですが、非常に魅力的なので特に現在アメリカ駐在員として働いている方には、是非ともおススメしたい個人年金です。
私が実際運用している個人年金の詳細について、興味のある方はセミリタイア後の年金について:日米年金制度の良い点とおすすめ商品をご覧下さい。
https://akirakaigai.com/japanese-pension-allianz/
3.生命保険商品を活用しセミリタイアを実現
家族がいる場合は、生命保険にも入っておくことを強くおススメします。
そして出来れば海外の生命保険だと、日本の商品よりお得なものがありなおお得です。
海外の資産運用商品は怪しい?初心者におススメ!後悔しない選び方
例えば私はアメリカの資産運用型の生命保険商品に、約500万円預け10年ほど運用していました。
その結果資産運用が順調に進んだので、死亡保険金約5000万円(正確には50万ドル)の保証が、今後追加の保険料を支払わなくても受けらることになりました。
保険料は預けていた500万円を運用して得た利益から、今後私が死ぬまで捻出される計算です。
私が加入している資産運用型生命保険の具体的なメリットやデメリット、詳細の内容や現在加入している生命保険の見直し方法については、【徹底解説】セミリタイアを目指すなら検討すべき資産運用型保険とはを参照下さい。

セミリタイア向け5000万円の分散投資先

5000万円分のポートフォリオについては、あれこれ考えると方向性がおかしくなってしまいます。
よって私は基本いくつかの投資信託(ミューチュアルファンド)を持っていても、中身は同じ商品(全く同じでなくても良いので方向性を合わせる)で統一しています。
私のスタンスは「アメリカ関係株を長期保有」です。
少なくとも私が生きているあと50年ほどの間は、アメリカNO1が続くのではないかというのがその理由です。
アメリカ元気
↓
世界もそこそこ元気
↓
アメリカ株高(他国もそこそこ株高)
あまり頭の良い表現ではないかも(笑)しれませんが、当面は上記のような情勢が続き、結果アメリカ株価も長期的にはダウ30,000ドルに向けて進んでもらうのかと考えています。
あくまで基本は長期保有で株価値上がりを狙うスタンスです。
※2020年4月追記
現在世界的な株安の状態が続いていますが、10年20年と言った長期的な視点から見れば、結局アメリカ株は成長を続けるでしょう。
よってこの様な一時的な下げ相場の時は、あえていつも定期的に追加購入していた額を増やすのも良い投資手段です。
セミリタイア向け5000万円の分散目的

早期退職しセミリタイア生活する為の分散投資方法は、「独身」と「既婚」で大きく目的が変わってきます。
具体的な違いとは、独身者は基本自分のことだけ考えればよいですが、既婚者は配偶者や子供のことを考える責任があります。
家族持ちの方は自分がいなくなっても、家族が困らない準備を必ず行いましょう!
5000万円を分散投資して自分が死ぬリスクを回避
例えば独身者は自分が死んでも特に誰も困りませんが、既婚者はそうではありません。
既婚者は残された家族が引き続き問題なく、お金に困らない生活を送れる準備が必要です。
生命保険はこの「自分が死ぬリスク」を、回避する為の準備です。
5000万円を分散投資して自分が長生きするリスクを回避
また自分が長生きしてしまった時のリスクについても、今のうちから手を打っておく必要があります。
長く生きればその分お金がかかります。
個人年金の準備は「自分が長生きするリスク」を、回避する為の準備です。
上記の記事にも書いた通り、実際資産運用をして気づきましたが、始める年齢が早ければ早いほど早期リタイア出来る年齢も早くなります。
また逆に40歳以降に始めたのであれば、おそらく定年を迎えるまでに早期リタイア出来るだけの資産が貯まりません。
人生リタイアしたいが具体的な行動はゼロ!残された時間と必要な時間

先日ツイッターに下記のようなツイートをしました。
現在家族とセミリタイア中。
本気で早期退職&セミリタイアしたいなら、何でもいいので行動しましょう。
・セミリタイアについてネットで検索
・資産運用してる人のブログ読む
何でも良いので、まずは行動ですこれを読んだ20秒以内に。
本気なら出来る
— アキラ@フィリピンセミリタイア (@akirakaigai_com) December 20, 2019
本気でセミリタイアしたい方は、まず行動しましょう。
具体的な行動をしなければ、ほぼ100%セミリタイアは無理です。
私が実際に早期退職しセミリタイア生活を送って分かった、効率的な資産運用の方法について興味のある方はセミリタイア希望者向け:知っておきたい資産運用の基本と考え方を参照下さい。

ご清聴ありがとうございました(^^)/