海外移住の目指し方

海外移住後は年金加入が任意に!払わない申請手続きはどうやるの?

海外移住前に国民年金の免除申請の検討を!必要な手続きや手順とは

こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。

先日海外移住しても国民年金の受給資格は、特に変わらないとお話ししました。

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つまり海外移住しても今まで納めた国民年金保険料が無駄にならず、養老保険に関しては決められた受給資格を満たせば受け取ることが可能です。

しかし考えてみれば、日本の年金制度はあまり評判がよくありません。

高い年金保険料を支払っても、将来本当にもらえるのか?年金をもらえる年齢も60歳から65歳になり、今後は70歳になるなんて話も聞こえてきます。

そこで今回の記事では海外移住後は年金が任意加入になる点を生かした、国民年金保険料を払わないためのの免除申請と必要な手続きについてお話しします。

具体的にはこの記事を読むことで、下記の2点について分かります。

・海外移住して年金を払わないとどうなる?
・海外移住前に年金を払わない手続き方法

私自身2019年からフィリピンでセミリタイア生活をする前に、国民年金の免除手続きを行いましたので、その際に経験した体験談も踏まえてお話しします。

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海外移住後は年金加入が任意だから払いたくない?

海外移住後は年金加入が任意だから払いたくない?

まず初めにお伝えしたい事は、海外移住したら年金保険料を支払い続ける必要はありません

正確に言えば支払い続ける義務はありません。

加入は任意です。

とはいえ希望すればもちろん継続加入することは可能です。

日本で生活していれば年金制度への加入は義務となり強制です。

私は保険料を払えるだけの余裕があれば、海外移住後でも手続きを行い、日本の年金制度に加入するのは悪くない考えだと思っています。

私は現在日本の年金制度に加入していませんが、今後収入から保険料を支払えるようになったら加入する予定です。

何故なら養老年金はそれほど魅力的とは思えませんが、「障害年金」と「遺族年金」はなかなか良いと思えるからです。

例えば今後の海外移住生活で、もしかしたら私が

  • 病気になって障害が残る
  • 死亡してしまう

可能性もあるでしょう。

そのような時に障害年金と遺族年金が役に立ちます。

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海外移住後は年金加入が任意に!払わないにはどうするの?

海外移住後は年金加入が任意に!払わないにはどうするの?

もしも海外移住に年金保険料を払いたくない場合は、必ず下記の2点について検討と手続きを行いましょう。

海外移住するなら「損をしない」国民年金手続きを!

まずは「損をしない為」に、下記の2点について行動しましょう。

  1. 海外移住後も年金に加入するか決断
  2. 年金保険料を払いたくないなら手続き

年金を納め続けるのか辞める(免除⇒正確には「未加入」)のか、いずれにせよ手続きが必要です。

お近くの年金事務所に行って届け出を行いましょう。

詳細情報はこちらから(国民年金機構ホームページ)

実際に訪問する前に、一度電話で相談の予約をすることをおススメします。
予約をしないと長時間待つことになったり、担当者不在の為にまた別の日に来て欲しいと言われてしまう可能性があります。

海外移住前に行う年金を払わない為の免除手続きと手順

海外移住するまでにやるべき、国民年金の免除(未加入)手続きの手順は下記の通りです。

  1. 海外移住を決める
  2. 会社に伝える
  3. 海外で住む場所(国や住所)を決める
  4. 日本で窓口となる住所を決める
  5. 年金事務所に電話して必要書類を聞く
  6. 必要書類を集める
  7. 年金事務所に電話して面談日時を予約する
  8. 年金事務所に行き手続きを行う
  9. 完了

なお海外移住の場合は、正式には免除ではなく未加入となります。

保険料
の支払い
受給年金額
への影響
免除 無し
※条件に
よって
一部負担有
免除期間は保険料を
納めた時に比べて2分の1
平成21年3月までの
免除期間は3分の1
未加入 無し 未加入期間は年金
に反映されない

※参考資料
日本年金機構
国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度

  • 日本国内に住み収入が無い
    (もしくは非常に少ない)人は免除申請
  • 海外移住後に住民票も除籍し
    掛け金を支払いたくなければ未加入

まず海外移住を決めたら、会社に確認を取ります。

例えば会社と引き続き雇用関係があるのか、それとも退職して厚生年金の対象から外れるのかなど状況によって必要事項は変わりますので、聞けるようであれば総務担当者などに詳細を確認しましょう。

そして日本に窓口になってくれるような人がいるのか、例えば両親や兄弟などにお願い出来るのかについても確認します。

これは後に年金事務局に行った際に、日本の連絡先や年金定期便などの郵送先を聞かれる為です。

日本の窓口が無ければ海外に送ってもらっても良いのですが、海外で引っ越す可能性が多い方は都度発送先の訂正が必要なので面倒です。

必要書類が必要な場合は、基本的に会社や市役所で入手可能です。

また年金事務所での実際の手続き自体は、スムーズにいけば30分ほどで終了します。

年金については海外移住する前にしっかり準備さえしておけば、失敗も無く簡単に手続きを終わらすことが出来るでしょう。

決して難しい届け出ではなく、基本年金事務所の方も丁寧に教えてくれますので、安心して準備を進められます。

先日下記のようなツイートをしました。

私自身海外移住を検討し始めた時に

日本の国民年金について
損や失敗をしない為に必要な
事前準備や役所での手続きを
実際に行った体験談

の情報が見つからなくて私は非常に困りました。

よって今回は我が家がフィリピンに家族で移住した際に、実際に行った手続きなどの体験談も踏まえて情報展開しました。
今後海外移住を検討される方にとって、少しでも役に立つ情報の1つとなれば幸いです。

最後に日本の年金制度に頼らず、自分で個人年金を準備したい方は、人生リタイアしたいが具体的な行動はゼロ!残された時間と必要な時間も参照下さい。

人生リタイアしたいが具体的な行動はゼロ!残された時間と必要な時間
人生リタイアしたいが具体的な行動はゼロ!残された時間と必要な時間人生リタイアしたいけど、具体的な行動は何もしていない。そんな方に知ってもらいたい「残された時間と必要な時間」についてお話ししています。20代や30代の方は、人生いつかリタイアしたいと思っていても、まだ時間があると思い具体的な行動をしてない場合が多いです。しかし意外と時間はありません。...
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Akira
約20年のサラリーマン生活を2019年5月で終え、今後会社員以外のことをして家族4人で生きていこうと決意。 これからは小さな町へ海外移住し、静かに過ごすことを狙っている40代。

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