こんにちは。現在家族4人と海外移住しながら、セミリタイア生活中のアキラといいます!
ネット上では海外移住をおススメする記事が結構あります。
その中には語学留学学校や旅行ツアー会社のような、いわゆる誘致して利益を得たい方々の情報もあり、それらはたいてい素晴らしい最高の海外生活についてアピールされていたり。
しかし本当にそうなのでしょうか?
私自身15年以上海外での移住生活を行っており、基本的には海外生活は人に進められるメリットの多いものだと思ってはいます。
しかしそれでもやはり海外生活に疲れたり、海外生活に向かない方がいるのも事実だったり…。
そこで今回は私のような何も利害関係が無い一般人が、海外生活に疲れてしまった方に向け、「海外への移住に向いている人と向いていない人」についてお話しします。
- 海外生活に疲れた!?向いている人
- 海外生活に疲れた!?向いていない人
私はアメリカとフィリピンに合わせて15年以上住んでいますが、そんな私の実体験や経験した話を踏まえて徹底解説していきます!
海外生活に疲れた!?海外への移住に向いている人
まずは「海外移住に向いている人」について。
これからお話するような方々は海外生活に疲れること無く、楽しい移住生活になる場合が多いでしょう。
海外生活の中で何でも自分でやろうと行動する人
突然ですが私の父は酉(トリ)年です。
もうすでに会社を定年して悠々自適の身ですが、母親曰く一年中家の中をちょこちょこ動いています(笑)。
庭の手入れ、家の荷物を定期的に断捨離、ゴルフをして日々忙しく活動したり…。
この様に「自分で何かを見つけ行動に移せる人」は、基本どこで暮らしても楽しく生活されている方が多いです。
海外生活に疲れるヒマがないほど探究心が強い人
新しい土地で暮らすという事は、当たり前ですが分からないことばかりです。
日本国内ですら引っ越しすれば、生活が落ち着くまで大変でしょう。
それが異国の地であれば…なおさらだと思います。
- アパートの手配
- 電気、ガス、水道の手配
- 便利なスーパーの探索
- レートの良い両替所の探索
- 大型家電や家具等の準備
- 子供の学校入学手続き
- 銀行口座開設
- 病院の確認
- 運転免許証取得
- おいしいレストランの探索
- 手に入る日本食材の確認
- ビザの手配など
これらを面倒くさがらずむしろ楽しみながら、自分が移住したかった町を自分の足で探索し、英語や現地語で対応することを苦に思わない方は海外への移住に向いています。
もちろん海外での生活ともなれば、大変なこともあるでしょう。
家賃の値上げ抑制交渉や自分の英語力の弱さによる課題、その他日本では想像していなかった家族間の問題が待ち構えています。
海外移住先でインターネットを活用できる人
インターネットのない生活は、不幸ではありませんが大変不便になる可能性が大きいです。
例えば現在我が家は海外で生活をしていますが、もし今インターネットがなくなったら、間違いなく生活が一気に不便になります。
もう日本のテレビ番組やニュースも見られません。
日本に住んでいる両親にも簡単に連絡が取れなくなったり、孫の顔を頻繁に見せることもできません。
また新しい土地でいろいろな情報を見つける際にも、ネットがないと大変苦労します。
今の時代はグーグルマップに必要な場所を入力(例:レストラン)すれば、すぐに評価の高いレストラン情報やメニューまで入手できたり…。
絶対必要な能力ではありませんが、インターネットを活用出来る人は何倍も海外でラクで楽しい生活を送ることが可能になります。
海外生活で細かいことを気にして疲れない人
最終的には細かなことを都度気にしないことが、一番重要だと私は思います。
この後でもお話ししますが、あまり細かい人は正直海外生活には向きません。
命や大金に関わること以外、日々起こる信じられないようなトラブルなどは、深刻にとらえず受け流せる大きな気持ちを持ちましょう。
そうしないと海外での生活に疲れてしまい、日々イライラする暮らしになってしまうでしょう。
海外生活に疲れた!?海外への移住に向いていない人
次は海外への移住に向いていない人についてお話しします。
海外生活に向かない人は
思い描いていた海外生活と
実際のギャップに悩み
心と体が疲れてしまいやすい
方々でしょう。
海外生活に疲れた!日本の常識を海外移住先で求める人
結局一番まずいのは海外移住先で、日本の常識を現地の方に求めてしまうことです。
あくまで私の私見ですが、このようなタイプはまじめな会社員や、社会的に地位がある(自営の社長さんや会社の部長さんとか)方によく見られます。
- 自分もきちんとする!
だから相手もするべきだ! - これくらいは当たり前だ!
私ならやるぞ! - 気が利かないな!
まじめに働いているのか! - そっちのミスだろ!
私は悪くない!
日本企業で約20年働いていた私は、これらのことを「ごもっともだ」と理解できます。
もしかすると私も最初は、このように考えていたのかもしれません。
しかし残念ながらこれらはすべて、海外ではほぼ通用しない考え方です。
実際海外での生活では
- いい加減な人が多い
- 接客態度やサービスが悪い
- 気が利かない
- まじめに働かない
- 相手のミスでも我々が損する
と感じてしまうことが多いでしょう。
実際にこういったことがどうしても許せずに、イライラし疲れ果てて日本に戻る方もいらっしゃいます。
しかしこういったユルさが許せないのならば、おそらく海外移住で暮らしていけないでしょう。
海外生活に疲れない考え方は「日本の常識は世界の非常識」
移住される国にもよると思いますが(高級ホテルやリゾート地は別として)、普段の生活をするような環境で日本のような素晴らしいサービスや待遇を受けられる国はまず無いでしょう。
なので日本に慣れてしまっている我々は、現地での「ひどい」待遇に我慢できず、また許せずに疲れてしまったりします。
しかし日本人の我々がヒドイと思うことを「笑って流せるように」ならないと、海外への移住生活は難しいでしょう。
別にその国の人達は我々にだけイジワルしたり、そのようなひどい態度をとっている訳ではないはずです。
それがその国では当たり前の対応なのです。
まとめ:海外生活に疲れた!?海外移住する人向けの考え方
海外に向いている人
- 行動力
- 探究心
- ネット
- 細かいことを気にしない
海外に向いていない人
- 日本の常識を相手に求める
- 自分が変わろうとしない
海外生活に疲れた方は
肩の力を抜いて
相手に求めすぎず
我々が外人である意識と
住まわせていただいている
という考え方をすれば、今よりもっとリラックスして海外生活を楽しめるのかもしれません。
逆に外国人として謙虚に生活することがが難しい方は、よほどの大金持ちで現地で大金を使える方でない限り、海外への移住は向いていないと私は思います。