こんにちは。現在家族4人と海外移住しながら、セミリタイア生活中のアキラといいます!
既婚者子連れの方が何らかの理由で海外で暮らすことになったら、まず心配になることの1つは子供のことではないでしょうか。
我が家もアメリカやフィリピンに海外駐在する際は、子供が新しい海外移住生活や学校に馴染めるか不安で仕方ありませんでした…。
おかげさまで我が家の子供達(当時は小中学生と幼稚園)は大きな問題も無く学校に通ってくれましたが、直接本人に話を聞いてみるとやはり子供なりの不安や苦労もあったようです。
そこで今回は我が子2名に直接聞いた、子供達から見た海外移住生活のメリットとデメリットについて徹底解説します。
これから子供と一緒に海外で暮らす方や、海外移住を検討されている方にとって、少しでも参考になる情報の1つになれば幸いです!
・結局海外移住生活はどうだった?
・子供から見た海外移住の良い点悪い点
子供から見た海外移住生活は結局どうだったの?
実際に我が子供達2名(中学生と幼稚園)に確認したところ、海外生活はメリットの方が断然多かったとのことでした。
私は勝手な親のエゴで
- 英語力が身につく
- 国際感覚が身につく
- 多国籍の友達ができる
- 将来の選択肢が増える
といったメリットばかりを、海外移住に求めていました。
そしてそれは当たっていることも多いのですが、やはりそれでもデメリットもあったそうです。
これから子供たちに教えてもらった、海外移住生活のメリットやデメリットについて詳しく解説します!
子供目線の海外移住生活:メリットデメリットについて
我が子2人(小中学生と幼稚園生)がアメリカに海外移住した際に感じた、具体的なメリットとデメリットは下記の通りです。
子供目線の海外移住生活:具体的なメリットは夏休みが長い
これはアメリカあるあるですが、基本学校の夏休みは日本と比べても長く、2ヶ月以上あるところも結構あります。
ちなみに夏休みの宿題はありません。
なおこの夏休み期間についてはアメリカの中でも議論されているようで、これでも短くなってきた方です(笑)。
私は高校生の時(30年ほど前ですが…)に海外移住生活を送っていたときは、夏休みが3ヶ月ほどあり母親が長すぎて嘆いていたのを今でも覚えています。
子供目線の海外移住生活:具体的なメリットは宿題が少ない
これは学校によっても違うかもしれませんが、私の子供が通っていたアメリカの学校は、日本の学校と比べ宿題が少なかったようです。
子供にとっては良いのでしょうが、親にとっては学習量が足りているのか心配かもしれません。
ただ実際は毎週土曜日に通っていた日本人補習校からも宿題が出ましたので、それらを合わせると結構な量になっていました。
またどうしても学習量を増やしたい場合は別途家庭教師をつけて勉強したり、最近であれば塾のようなイメージで通信教育をインターネット上で行うことも可能です。
子供目線の海外移住生活:具体的なメリットは通学が楽
アメリカは大きな国ですので、よほど家が学校の近くでない限り通学は徒歩ではありません。
主にスクールバスと呼ばれる、黄色の大きなバスが家の近くまで来てくれ(送迎)、それに他の生徒と一緒に通学します。
行きも帰りも一緒です。
また親の車で送り迎えしてもらう子供もいますし、高校生になると自分で車を運転して(州によっては16歳から免許取得が可能)通学する子供もいます。
子供目線の海外移住生活:具体的なメリットはいじめが少ない
これも学校によるかもしれませんが、日本の学校と比べ、ある生徒をからかうようなイジリ(いじめ)をほとんど見かけなかったようです。
これは私がアメリカの高校に行っていた時も、同じように感じました。
私が思うにアメリカの学校は厳しいので、いじめなどをしたら基本すぐに分かりやすい罰を受けます。
それらは「停学」だったり、時には「退学」にもなります。
日本は「退学なんてさせたらこの生徒の未来が…」などの温情が加味されることがあるかもしれませんが、アメリカの学校は結構シビアです。
悪いことは悪い!ダメなものはダメ!です。
よって子供の態度や成績が悪いと、親が先生に結構な頻度で呼ばれます。
子供目線の海外移住生活:具体的なメリットは自分の部屋が持てる
通常アメリカの家は、日本より大きい場合が多いです。
そして家の大きさだけでなく部屋数も多くなれば、子供一人一人に専用の子供部屋が提供できるでしょう。
我が家の子供達も専用の子供部屋を持っていました。
自分専用の部屋で自分の好きなものを飾り、その中で寝起き出来たことは大きなメリットだったようです。
子供目線の海外移住生活:具体的なメリットはゲームやアニメ
我が家の子供たちは、決して英語が得意なわけではありません。
しかしアメリカのアニメ番組は、結構楽しんで見ていました。
人気のあるキャラクターに、ひかれたのかもしれませんね。
英語のゲームやアニメから、単語を覚えることも多々ありましたので、言語が英語であれば特に規制せずに遊ばせていました。
英語の教育番組のような役割をしてくれたと思います。
子供達が特に遊んでいたゲーム
Undertale
OFF by Mortis Ghost
子供達が特に遊んでいたゲーム
We bare bears
The Amazing World of Gumball
子供目線の海外移住生活:具体的なデメリットは友達と会えない
日本の友達と会えない!
これが一番の問題点だったようです。
しかし実際はインターネット上で連絡を取っていたようですが…。
ちなみに私が学生だった30年前は、Eメールやツイッターとかありませんでしたので基本手紙でした(笑)
子供目線の海外移住生活:具体的なデメリットはおいしい日本食
我が家は基本アメリカで住んでいた時も日本食を作って食べていましたが、それでも子供達としては日本食が恋しくなったようです。
確かに外出するさいに日本食レストランで食べたくても、我が家はアメリカの地方都市にすんでいた為、遠くて簡単には行けませんでした。
あとお菓子もやはり日本のものがおいしいらしく、当たり前ですがアメリカでは手に入る種類も少なかったのが不満だったようです。
ちなみに下記のお菓子は、アメリカのスーパー(ウォールマートやクローガー)で手に入ります。
- ポッキー(チョコとイチゴ)
- ハイチュウ
- ワサビ味の豆
- コアラのマーチ
- かっぱえびせん
子供目線の海外移住生活:具体的なデメリット日本のイベント
自分が好きなゲームのイベントが東京で開催されている!
でも行けない…。
このようなことが何度かありました。
これも物理的な問題なので、我慢してもらうしかありません。
まとめ:子供から見た海外移住生活は結局どうだったの?
メリット
- 夏休みが長い
- 宿題が少ない
- 通学がラク
- いじめが少ない
- 自分の部屋が持てる!?
- ゲームやアニメが面白い
デメリット
- 日本の友達と会えない
- おいしい日本食が恋しい
- 日本限定のイベントに行けない
子供達が最終的に出したアメリカでの海外移住生活は、「大変だがすぐに慣れる」というものでした。
もちろん始めは英語が分からず子供達もアメリカ生活に苦労しましたが、最低限の英語力を徐々に身につけ、結果嫌がることも比較的少なくアメリカの現地校に通ってくれました。
日本にいればせずに済んだ苦労も多々あったと思いますが、それらを(強制的に)受け入れ、何とかしのいでくれたのだと思います。
今後子供たちがどのような将来を歩むか分かりませんが、きっとこれらの経験や苦労は、今後の人生のどこかで多少なり役立ってくれるのではと、ひそかに期待しています。
なお子供と海外移住する前に、必要最低限の英語力を身に付ける方法はこちら↓