こんにちは。現在家族4人と海外移住しながら、セミリタイア生活中のアキラといいます!
私はサラリーマン時代に約12年ほど、アメリカ駐在員として海外赴任していました。
その時に始めた資産運用のおかげで、現在は20年ほど勤めた中小企業を早期退職し、フィリピンの地方都市ドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)でセミリタイア生活中です。
こんな私はこのブログやYouTubeで、海外移住やセミリタイアに関する情報発信をしているのですが、先日「アメリカ駐在員の給与ってどのくらい良いの?」との質問をいただきました。
そこで今回は私が実際にもらっていた給与(給料)について、数字と一緒に徹底解説します。
- 日米の給与を徹底比較
- 日本の給与や手当を徹底分析
- 米国の給与や手当を徹底分析
海外赴任の給与と日本の給料を徹底比較!
私の日本勤務及び海外赴任後の給与を、比較表にしてまとめてみました。
項目 | 日本 勤務 |
アメリカ 勤務 |
|
1 | 基本給 + 残業代 (平均) 国内30時間 海外60時間 |
254,000 | 490,000 |
2 | 扶養手当 | 20,000 | 上記に含む |
3 | 通勤手当 | 2,000 | 上記に含む |
4 | 住宅手当 | 4,000 | 上記に含む |
5 | 社有車 1台支給 ガソリン代 保険手当 |
なし | 会社負担 |
6 | 医療手当 | なし | 会社負担 |
7 | 学校関係 手当 |
なし | 会社負担 |
合計 | 28万円 | 49万円 |
前提条件
- 単位:円
- 手取り額
(税金分は「1基本給+残業代」額で調整済) - 家族4人
(扶養→妻+子供2人) - 地方にある中小企業
(従業員約800名)勤務 - 40歳時点(勤続約12年)
- 1ドル=100円で計算
- 金額は概算
- ボーナス含まず
(日米共に別途約200万円/年)
今の給与を短期間で増やしたいなら、駐在員になって海外赴任を狙いましょう!
海外赴任の給与は高いの?日本の給料や手当を徹底分析
さて先ほどの表を、ここで今一度見てみましょう。
項目 | 日本勤務 | |
1 | 基本給+残業代 国内30時間 海外60時間 |
254,000円 |
2 | 扶養手当 | 20,000円 |
3 | 通勤手当 | 2,000円 |
4 | 住宅手当 | 4,000円 |
5 | 社有車1台リース ガソリン 保険手当 |
なし |
6 | 医療手当 | なし |
7 | 学校関係手当 | なし |
合計 | 280,000円 |
国内給与の手取りは平均月28万円
私は地方の中小企業サラリーマンでしたが、月30時間ほどの残業をして月額の手取りが約28万円前後でした。
なおこの額は税金等をすでに引いてある、いわゆる「給与明細の最終金額(手取り)」です。
日本で働くことで受け取れる手当
上記の表「5,6,7番」の手当(社有車関係、医療費、学校関係)は、日本国内の勤務では会社から支給されません。
その代わり
- 子供手当て
- 市からの医療補助
(子供は12歳まで医療費無料など) - 住宅ローン控除
などの優遇制度は、日本勤務であれば受け取れます。
そして裏を返せば海外赴任すると、これらはすべて受けられません。
海外赴任後の給与はいくら?給料や手当を徹底分析
次に私がアメリカで駐在員として、働いていた時の給与について解説します。
項目 | アメリカ勤務 | |
1 | 基本給+残業代 国内30時間 海外60時間 |
490,000円 |
2 | 扶養手当 | 上記に含む |
3 | 通勤手当 | 上記に含む |
4 | 住宅手当 | 上記に含む |
5 | 社有車1台支給 ガソリン 保険手当 |
会社負担 |
6 | 医療手当 | 会社負担 |
7 | 学校関係手当 | 会社負担 |
合計 | 490,000円 |
アメリカ駐在員給与の手取りは平均月49万円
アメリカ駐在員として勤務していた時の支給給与は、手取りで約49万円(約4900ドル)でした。
また会社から
- 社有車1台
- ガソリン代
- 社有車の保険
- 治療費
- 学費学校関係手当
の補助が全額(もしくは一部)ありました。
なおこれらの補助を金額換算すると
- 社有車関係 → 約4万円
- 治療費手当 → 全額会社負担
- 学校関係手当→ 約4万円/子供1人
となり子供が2人いる我が家の場合は、約12万円/月プラス医療費の補助を会社から受けていた計算になります。
海外赴任の給与と日本の給料を比較したら圧倒的な差だった
私の場合「日本勤務の給与」と「アメリカ勤務の給与」では約21万円の差がありました。
- 日本会社員の手取り給与
↓
28万円 - アメリカ駐在員の手取り給与
↓
49万円
実は会社から海外赴任する前に、こういった具体的な給与の話はありませんでした。
アメリカで暮らすと日本と比べて生活費が月5万円ほど上がったりしましたが、それでも給与が20万円以上増えたので大満足でした。
ちなみに我が家は給与が増えた分で、資産運用を始めたり旅行をして楽しみました。