こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
おそらくこのブログを見てくれている方は、海外に住むことに対して何らかの興味があるのだと思います。
そして最近良く目にするのは、物価が安い海外で暮らすと日本に住むよりトクだという記事です。
私自身現在フィリピンで暮らしていますが、確かに日本と比べれば物価は安いものもあります。
その他海外移住するメリットもあるので、私としても外国で暮らすことはアリだと思っています。
しかし同時にメリットがあれば、やはり注意すべき点も必ずあります。
そこで今回は意外と見落としがちな、移住ビザのデメリットについてお話します。
これを見ると日本の良さを再認識し、やっぱり日本に住みたい!と思うかも…。
それでは早速始めましょう!
セミリタイア後は海外?外国暮らしに向かない人
移住ビザの話をする前に、もしみなさんが下記に当てはまるのであれば、始めから海外で暮らすことは選択肢から外しましょう。
海外暮らしに興味はあるけど…
・今から外国語なんて絶対覚えたくない
・日本のサービスを海外でも受けたい
・海外は魅力的だが現金が1000万以下
今から外国語なんて絶対覚えたくない
これは当たり前ですが、日本以外で暮らすなら最低限の外国語は必要です。
英語出来ない海外赴任者向け英会話スクール【海外生活16年で判明】
もちろん専属の通訳を用意できるようなリッチな人なら別ですが、私のような普通の会社員だった人ならそうはいかないでしょう。
買い物やレストランに行ったり、大家さんと話したり公共料金払ったり…それほど難しい会話はしなくとも外国語を使う機会は無限です。
よって絶対に外国語を覚える努力をしたくない人は、海外で暮らすことはやめましょう。
日本のサービスを海外でも受けたい
海外で暮らしていると実感しますが、日本のサービスは最強レベルです。
ときに素晴らしすぎて、怖くなる時すらあります!
そして残念ながら日本のような素晴らしいサービスは、海外でうけることはほぼ不可能でしょう。
日本の素晴らしいサービス一例
・お店スタッフの接客態度
・約束した日時が守られる
・商品がほぼ品切れにならない
残念ながら海外で暮らすと、お店の店員さんの接客態度はいい加減だし、約束した時間に人が来なかったり、いつになっても欲しい商品が入荷されなかったりします。
よって日本のような素晴らしいサービスを、海外でも絶対に受けたい方は外国で暮らすことはやめましょう。
海外移住するなら知っておきたい「日本の常識と世界の常識」の差
セミリタイア後は海外?決して安くない移住ビザ
そして今回のテーマである移住ビザですが、問題になるのはこの「海外は魅力的だが現金が1000万以下」の方です。
何故なら移住ビザって、結構高いんですよね…。
海外に移住したいなら移住ビザが必要:人気3ヵ国のビザを徹底比較
具体的な費用については上記の記事を参照下さい。
少しだけ内容をお話すると、例えば家族4人分の移住ビザを取る場合、フィリピン(SRRViza)なら約500万円弱の費用が必要です。
よってたとえ現金で1000万円の貯金があっても、家族4人分の移住ビザを取得すると半分無くなります。
フィリピンSRRVの場合は、正確に言うと400万円弱は預託金なので、ビザを返却すれば手元に帰ってきます。
よって実質の費用は100万円強ですが、ビザを返さない限り自由に使えない金額です。
※詳細についてはフィリピン特別永住権SRRV:移住ビザ取得に必要な費用や方法とはをご覧ください。
なお独身の方や数年の語学留学の為にフィリピンで暮らす方は、ツーリストビザで入国して数ヶ月ごとに延長申請する方法もあるようです。
そうすれば500万円弱の大金を、移住ビザ費用として一度に支払うことも無くなります。
基本的に移住ビザ費用は、どの国も高額な場合は多いです。
なのでもし本気で海外移住を検討されるのであれば、必要になる移住ビザ費用も忘れずに事前確認しましょう!
海外移住に関する準備や方法(まとめ記事)は、【体験談】独身や家族が安く楽しく海外移住!本当におすすめなのか?をご覧ください。