こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
「あー!メチャクチャ下がってる!」
「あー!!また下がった!!」
「ギャー!!!もう大損でも売るしかない!!!」
2008年リーマンショックの時の私です…。
2007年から投資を始めた初心者でしたので、あの大暴落は投資を始めたばかりの私にはきつかったです。
今のようにSNSが発達していないので、共感できる仲間も少なかったり。
結局当時の私は冷静さを少し取り戻し、パニックになって保有する投資信託を解約することなく続け、2019年に早期退職してセミリタイア生活を始めることが出来ました。
そこで今回は資産運用を始めたばかりで勉強したい初心者の方に向けて、株価暴落時に取る行動についてお話ししたいと思います。
おそらくファンド(投資信託)や個人で資産運用を始めた頃は、知らない事が多くいろいろな事に対して不安になることが多いと思います。
ましてや大暴落などが発生すれば、せっかく始めたばかりの資産運用なのに、自分の資産が大幅に減れば大ショックかと…。
資産運用初心者の方でも自分のお金を減らさない為に、早いうちから勉強したいなと思っている方も多いのではないでしょうか。
よって今回の記事では資産運用の初心者が、株式大暴落が起きたときに取るべき2つの行動を中心にお話します。
・資産運用の初心者が取るべき行動
・恐怖に負けず最後に勝つ為の勉強
先ほどもお話しした通り、私自身2007年後半からファンド(投資信託)を使った長期資産運用を行っており、2008年のリーマンショックも経験しました。
そんな資産運用初心者時代に大暴落を経験した、私が当時身をもって勉強した実例も踏まえてお話しします。
それでは早速始めましょう!
資産運用の初心者が大暴落時に取る行動を勉強しよう
資産運用の初心者が始めに勉強するべき、株価大暴落時に取る行動はただ1つ
変わらず定期的に追加投資を続ける
です。
長期で資産運用をしている場合は、これ以外の事は必要ありません。
特別なこともも無く、長期運用を行う上では一般的かつ鉄板の方法です!
資産運用初心者も実施すべき追加投資
通常初めて資産運用を行う場合はデイトレードなどの短期売買ではなく、長期的な資産運用方式で株やファンド(投資信託)を購入する方も多いと思います。
そしてその場合
今後毎月〇日に△万円追加投資する
といった形で定期的に追加投資されている方が殆どではないでしょうか。
これは毎月の給与や銀行の預金などから自動購入され、銀行の定期貯金のようなイメージで毎月着実に投資出来非常に便利な方法です。
資産運用初心者の方は、追加投資の重要性についても初めから勉強しましょう!
具体的な勉強方法は、これから説明しますね。
初心者は追加投資のメリットを勉強しよう
追加投資を自動に行う事で、資産運用初心者にとって嬉しいメリットは下記の2点です。
・何もせずに定期的に更なる資産運用が可能
・高金利+追加投資で更なる恩恵を受けられる
何もせずに定期的に更なる資産運用が可能
通常株などを買ったりする場合、証券会社に注文を出す必要があります。
しかし仕事が忙しかったり、出来るだけ安い株価で購入したいと買い時を見定めるのならば、なかなか気軽に購入出来ません。
この価格になったら自動的に買うといった指値を入れても、初心者のころは「もっと下がりそうだから…」とその指値自体をこまめに変えたりしがちです。
その点「毎月〇日に△万円自動購入する」と決めてしまえば、仕事や普段の生活に集中して資産運用をすることが可能です。
高金利+追加投資で更なる恩恵を受けられる
初期投資のみで資産運用を継続する場合と、毎月定期的に追加投資する場合では、長期運用の場合「大きな差」になります。
そして定期預金のような低金利と、ファンドような3%の金利差も合わせると、長期運用の場合「更なる大きな差」となります。
例えば100万円を30年間運用した場合、下記条件➀と➁では約1120万円ほどの利益となります。
➀定期預金(金利年0.5%)+毎月5万円追加投資
➁ファンド(金利3%) +毎月5万円追加投資
運用当初金額 | 追加金額 | 30年後の金額 | |
➀ | 100万円 | 1800万円 | 約2060万円 |
➁ | 100万円 | 1800万円 | 約3180万円 |
※金額は概算
※税金等の諸費用は含まず
➀と➁両方とも毎月5万円の積立を行ったとしても、金利の違いだけで約1120万円もの差になります
税金等の諸費用は自分が住む場所や商品によって異なりますので、今回の計算には入っていません
資産運用の初心者が恐怖に負けず最後に勝つ為の勉強
初心者に限らず資産運用の経験が無かったり勉強をあまりしていない方は、大暴落などの恐怖を体験すると誰もが多少は弱気になるでしょう。
2008年リーマンショック当時の私も弱気になっており、目の前にある赤いマイナス文字(損をしている金額)を受け入れ、すべて売却して資産運用なんてなかったことにしようとも思ったこともありました。
そんな嫌な体験をした私が思う、株価が大きく下がった時に長期で資産運用を行っている初心者が持つべき考え方は
・目先の株価は下がったほう好都合
・先を見据えた継続投資「木を見て森も見る」
の2点です。
資産運用初心者が勉強したい考え方:大暴落は好都合
長期的な資産運用をしている人にとって、株価の大暴落は自分が決めたファンド(投資信託)や株を割安で買えるチャンスです。
もちろん大暴落している理由にもよりますが、下記のような場合を除き自信をもって追加投資を継続しましょう。
資産運用をすぐに止めるべき理由
・世界核戦争などで経済が壊滅的に破壊される場合
・天変地異が起こり人類が解決出来ない問題が発生した場合
そしてその際は通常より追加投資を増やすこともぜひ検討して下さい。
昨日エージェントさんに連絡して、毎月自動で購入している500ドルの予算を1000ドルに増やすようお願いしました。
そうしたら次の日にダウ爆上げ😬でもそんなこと関係なし
数十年先の投資で考えれば、今が仕込みどころであることは変わりなしかと。
考えて行動せよ!自分‼︎
(・ω・)ノ#セミリタイア— アキラ@フィリピンセミリタイア (@akirakaigai_com) March 14, 2020
資産運用初心者が勉強したい考え方:木を見て森も見る
数十年も資産運用をしていれば、時には「ある大企業が倒産」したり、「疫病が発生して世界が混乱」しても不思議ではありません。
しかしそれらは一過性の問題で、数十年以上の長期的な資産運用で見れば投資をやめてしまうような理由にはなり得ません。
・大企業が倒産すればいずれ誰かがその役割を担い
・疫病には新薬やワクチンを開発して対応
これは私のエージェントさんから教えてもらったことですが、いずれの場合も人類の勝利となり、経済はまた復活し株価もまた進歩し始めます。
目先のマイナス損益額に振り回され、その損額を受け入れ資産運用から足を洗うのはかなり損で取るべきではない行動です。
もちろん資産運用や投資は最終的には自己判断の世界ですが、私は自分の経験も踏まえて考えると大暴落の時こそ金額を増やして追加投資だと考えます。
私は2019年に20年務めた会社を早期退職し、現在フィリピンの地方都市でセミリタイア生活を送っています。
この生活が出来たのも、2008年でリーマンショックの大不況&株価大暴落でも、引き続き投資を続けたおかげです。
初心者の方は株価が大幅に下がると、不安になって全てを投げ売ってしまいたくなるかもしれません。しかしそれは一番悪い案だと私は思います。
私が実際に行った資産運用について興味のある方は、セミリタイアする為の投資について:結局具体的に何をすれば良いの?もご覧ください。