こんにちは。家族4人とセミリタイア生活をして暮らしているアキラといいます!
海外移住やセミリタイアについて真剣に検討し始めると、考えたり準備することがたくさんあります。
それらをしっかりと計画表に落とし込み、自分は本当に達成できるのかを再確認することになるでしょう。
そして全体計画を作る際、分からないと困ることの1つが年金です。
自分の年金について分からないと、資産計画の精度が下がってしまいます。
そこで今回は実際にセミリタイア中の私が、アメリカ海外駐在員時代の体験談も踏まえて海外移住後の年金について徹底解説します。
具体的には
について初心者の方にも分かりやすく説明します!
海外移住したら年金は払わない?任意加入って本当?
日本ではよくニュースなどで年金に関する不安点が報道されています。
こんなことを聞いていたら、正直日本の国民年金に加入したくなる人も多いでしょう。
しかし残念ながら国民年金は基本強制加入です。
よって日本で暮らし続けるのであれば、年金保険料を払い続けるしかありません。
しかし!
私のように海外移住すると日本の国民年金制度が大きく変わります。
海外移住後も日本の年金に加入し続けるべきなの?
既にご存じの方もいるかもしれませんが、海外で暮らしている人の国民年金加入は「強制ではなく任意」です。
よって海外で暮らすことにより、日本の国民年金への加入しなくて良くなります。
今まで日本の年金を支払ったことがあり、それが10年未満であれば最低10年までは掛け金を払いましょう。
10年以上(以前は25年でした)支払っていないと年金の受給資格がありませんので、今まで支払った分がムダになってしまいます。
年金の保険料を支払わなくて良いケース
日本で生活していると年金保険料の納付は義務なので、払わないという選択肢はありません。
収入によっては日本に住んでいても支払いが全額もしくは一部免除されたりもしますが、海外移住の為に住民票を転出すれば、国民年金の支払義務は確実に「任意」へと変わります。
海外移住者から見た日本の年金メリット
日本の年金制度には確かに支払った保険料に対して、老後に受給出来る額が上回っておトクになるのか分からない点がありますが、全く持ってとんでもない制度という訳でもありません。詳細についてはこれから後述しますが、例えば障害年金や遺族年金は「いざというとき」に活躍する悪くない制度です。
日本の年金について詳細を知りたい方(養老年金、障害年金、遺族年金)は、【徹底解説】海外移住したら国民年金の受給資格はどうなるの?をご覧下さい。
海外移住しても日本の年金に加入し続けるべきなの?
ところで日本の年金は、そもそもそれほど悪い投資先なのでしょうか。
日本の年金には若い世代になったら何歳からもらえるのか分からない老齢年金(老後にもらえる年金)の他に、障害年金や遺族年金というものがあります。
老齢基礎年金は評判が悪く有名ですが、障害年金や遺族年金についてはあまり知られていません。
もし国民年金保険料を納付し続けていれば、普段の生活(日本国内)の中で大きなケガやうつ病などの心の病になってしまった際、(初診を受けた時期など一定の条件がありますが)障害年金を受給できる可能性があります。
予想できない事故は防ぎようがない場合が多いので、障害年金や遺族年金はリスク回避の1つとして有益な制度です。
ちなみに私は「お金に余裕がない&個人年金を別途運用中」なので、現在日本の年金には加入していません。
しかし日本の遺族年金や障害年金には魅力も感じていますので、お金に余裕が出たら再加入を検討します!
外国で加入できる!海外移住先のお得な個人年金とは?
私は現在「Allianz 222 Annuity」という海外の個人年金商品で、アメリカ駐在員時代から積み立てたRoth IRAを運用しています。
https://akirakaigai.com/asset-management-roth-ira/
これからお話しするアリアンツ「Allianz 222 Annuity」は、私がアメリカで加入した個人年金商品です。
日本や他の国で加入できるのかについては、各自でアリアンツもしくはお近くの保険販売店までご確認ください。
私が確認したところ少なくとも日本での加入は難しそうでした(20192022年時点)。
海外移住して個人年金を準備!アリアンツについて
アリアンツ(Allianzlife)は生命保険や損害保険、資産運用を取り扱っているドイツの大企業です。
会社の規模としては世界最大手(第1位)で、日本でも有名なアクサ(フランス)やプレデンシャル(アメリカ)、メットライフ(アメリカ)よりも大きな会社です。
海外移住して個人年金を準備!222 Annuityの利点
私が実際に加入して分かった、アリアンツの個人年金商品222 Annuityの利点は
前年の運用益がマイナスでも年金の受取額は減らない
という点です。
意味が分かりにくいかもしれませんので、一例(概算)をご紹介しますね。
具体例紹介(前提条件)
開始年齢:年齢44歳
運用利率:平均年5.2%
→過去10年の運用利率を使って試算
運用金額:60,000ドル
受け取り開始年齢:60歳から
上記例(私が実際加入しているもの)の場合、年金受給前の60歳までの間は毎年5%強の運用益が発生し、試算すると60,000ドルが約130,000ドル弱まで増えます。
具体例紹介(受給予定年金額)
そして60歳以降年金を毎年受給し始めますが、その額は下記の金額になる予定です。
60~61歳 | $12,122 |
61~62歳 | $12,763 |
62~63歳 | $12,763 |
63~64歳 | $13,632 |
64~65歳 | $16,169 |
65~66歳 | $16,807 |
66~67歳 | $17,875 |
67~68歳 | $20,134 |
68~69歳 | $21,288 |
69~70歳 | $23,150 |
70~71歳 | $25,475 |
71~72歳 | $26,822 |
72~73歳 | $26,822 |
73~74歳 | $28,647 |
※表は途中で止まっていますが死亡するまで受給できます。
前年の運用益がマイナスでも年金の受取額が減らない
上記の表を見て頂きたいのですが、ほとんどの年で「毎年の受給予定額」が増えています。
基本「増えている額=前年度の運用益」で良いことなのですが、面白い点(利点)は上記で書いた通り
前年の運用益がマイナスでも、年金の受取額が減らない
点です。
例えば上記の表にある下記の2つですが、過去10年の運用実績を使っていますので、試算上この年は運用益がマイナスの年でした。
61~62歳 | $12,763 |
62~63歳 | $12,763 |
それでも「62~63歳」の受給額は、前年度と同じ「$12,763」となります。
一見運用益がマイナスなら、受給額も下がるように思えますが、少なくともこの商品(Allianz 222)は違います。
なおこの保険は契約者が死亡するまで、年金を受給することができます。
海外移住したら年金はどうする?外国でセミリタイア生活!
残念ながら上記で紹介したアリアンツは、この記事を書いている時点ですでに日本から撤退しています。
そしておそらく日本では国の規制が厳しく、私が加入しているような個人年金商品は販売されていないでしょう。
そういった場合は一度海外の日本人エージェントさんに聞くのもアリだと思います。
海外移住して年金準備!お得な海外商品の見つけ方
個人年金に限らず、海外には日本では購入出来ない有利な条件の資産運用商品(個人年金、資産運用、生命保険等)であふれています。
しかし問題はどの商品がお得なのか、知識や英語力がないと自分に合った商品を見つけられない点です。
よって必然的に
日本の商品よりお得な商品を
なぜお得なのか日本語で説明してくれ
日本語で購入できて
購入手続きも日本語でサポート
してくれるような販売員(エージェント)さんが必要になります。
個人年金を含む海外の資産運用商品は、日本語で対応してくれるその道のプロから説明を受け探しましょう。
海外移住して年金準備!契約とアフターサービス
また海外の個人年金などに入れば、実際に受給するまで何十年もあるので、それまでしっかりと日本語でサポートしてもらえるのか不安になるでしょう。
よってお世話になるエージェントさんは、しっかりとした実績と信頼のおける会社に勤めていて、なおかつその方が退職や定年しても引き続き別の方がきちんと対応してくれるのか事前の確認が必要です。
もし海外移住やセミリタイア後の個人年金、その他お得な資産運用商品をお探しの方は、一度どのような商品があるのかチェックしてみましょう。
詳細はこちらからどうぞ。
話を聞いてみたい方は、私宛に連絡頂ければ対応します。
興味のある方は下記のコンタクトフォームを使って、「良い商品があれば購入したいので詳細を知りたい」と私までご連絡下さい。
なおお金はいただかないのでご安心を!