こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
物価が安い国に移住すると、同じ生活費でもプチリッチな暮らしが出来る!
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だから日本を脱出して海外移住したい!
私もそうでしたが海外移住を検討する際、やはり魅力的なのは物価の安さです。
※YouTube動画でも音声で説明しています。
特に出来るだけ安く暮らしたいと思っている人にとっては、東南アジアなどの国で暮らせば日本より数段安く暮らせます。
実際私は2019年からフィリピンの地方都市で、家族4人とセミリタイア生活を送っており、月20万円で快適に暮らせています。
なお日本の地方都市で暮らしていた時は、同じ生活レベルで月30万円ほど必要でした。
しかし物価が安い国に移住すると、もちろんデメリットもいくつかあります。
注意しないと危ない目にも会うでしょう。
いくら物価が安く日本よりプチリッチな暮らしが出来るからといって、物価が安い国ならではの問題点も事前に分かっていないと「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになります。
そこで今回は実際に私が物価が安い国に移住して分かった、本当に物価の安い都市に住む前に知っておくべき注意点やデメリットについてお話しします。
具体的にはこの記事を読むことで、下記の2点について分かります。
・物価が安い国に移住する場合の注意点
・物価が安い国に移住する場合のデメリット
今回お話しする内容は、おそらく実際に物価の安い国で暮らさないと分からない現実です。
これらの注意点やデメリットは、初めはみんな知りません。
皆さんは私が現地で困ったリアルな現実について事前に知ることが出来ますので、これはかなりおトクだと思います。
それでは早速始めましょう!
物価が安い国に移住する際の注意点
物価が安い国に移住する際の注意点は、主に下記の3点です。
・治安
・健康被害(公害)
・インフレ
物価が安い国に移住する場合の注意点:治安について
私は海外で15年以上暮らしていますが、日本の治安は素晴らしいと思っています。
日本で暮らしていれば当たり前に感じるかもしれませんが、外を歩いていたり家の中にいても、危険な目にあう心配はまずありません。
しかし特に物価が安い国などでは、そうはいきません。
残念ながら日本と比べると貧困層の割合が多く、どうしても泥棒や窃盗などの犯罪をしてしまう人がいます。
もちろん日本も犯罪はゼロではありませんが、日々気を付けていないと海外では犯罪に巻き込まれる可能性が高いでしょう。
物価が安い国に移住する場合の注意点:健康被害(公害)
次に物価が安い国に移住する際、気を付けたいのは公害です。
物価が安い都市は発展途上である場合が殆どで、工場や走っている車の性能などが古かったり、メンテされていなかったりで黒煙を吹き出しながら稼働していることが多々あります。
例えばフィリピン我が地方都市では、トラックやバスなどの特殊車両からの黒煙がひどく、マスクをしていないと病気になってしまいそうな場合があります。
特に朝晩のラッシュアワーは、車の量も増えるので更に排気ガスがひどくなります。
物価が安い国に移住する場合の注意点:インフレについて
物価が安い国に移住する際、忘れてしまいがちなのがインフレの問題です。
セミリタイア数年で貧乏生活に!?インフレ対策と基礎知識について
物価が安い国は確かに良いのですが、そのような都市に移住するとインフレを肌で実感することになります。
例えば私が住んでいるフィリピンの地方都市でも、レストランや公共料金等の価格が1年で10%以上も上がったりしています。
・水道代は約10%以上の値上げ
・カフェのコーヒーが約20%の値上げ
これではいくら物価が安い海外の国に移住しても、5年ほど経ったら結構物価が上がり、結局生活費が足りなくなったりするかもしれません。
よくネット上では海外移住をおススメしている方がおり、私自身もフィリピンの地方都市をおススメしたりしています。
しかしこのインフレリスクについては、特に実際海外移住する前に知っておかないと、後で生活費が足りなくなったりするので要注意です。
物価が安い国に移住のデメリット
次に物価が安い国に移住するデメリットですが、大きくは下記の4点が挙げられます。
・停電
・ネット速度が遅い
・人がゆっくりしている
・医療技術が低い
物価が安い国に移住する場合のデメリット:停電について
物価が安い国に移住すると、インフレと同じくインフラで苦しむことにもなります。
・インフレ→ものの価値が上がる
・インフラ→公共設備(町の基盤)
例えば停電は頻繁に起こります。
停電には大きく計画停電と突発停電の2つがありますが、物価が安い国や都市に移住するとインフラが弱いので、日本に住んでいる時と比べ両方の停電に苦しむことになるでしょう。
・朝6時から夕方の6時まで計画停電
・いきなり停電になり復旧が4時間後
月に1回前後この様なことが起こっても、インフラが弱い国や都市では決して珍しいことではありません。
物価が安い国に移住する場合のデメリット:ネットが遅い
これもインフラが弱いことが原因ですが、物価が安い国に移住するとネット速度が遅くてイライラしたり困ったりすることが多いです。
そもそも発展途上国ではネット速度を求めても、設備自体が貧弱で対応出来なかったりします。
フィリピン我が地方都市はおかげさまで50M(メガ)ほどの速度は出ますが、日本の様に300Mといったような速度はまずムリです。
もっと小さな町に行けば1Mも出ないどころか、携帯すらつながらない場所がまだたくさんあります。
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物価が安い国に移住する場合のデメリット:人がのんびり
これはデメリットに感じない人もいるかもしれませんが、物価の安い国で暮らせばその町の住人は、ほぼ間違いなく日本人よりのんびりユッタリと暮らしています。
というか本音を言えば、日本人ほどテキパキ行動する人種はいないのかもしれません…。
私は日本に一時帰国するたびに感動しますが、あの素晴らしい対応に慣れてしまっていると、物価が安い国で暮らした場合は正直「キビシイなぁ…」と感じてしまうことが多いでしょう。
・店員の態度
・隣人の態度
・役人の態度
・大家の態度
日本から来たばかりの人からすれば
・いい加減で
・行動が遅く
・約束を守らず
・気が利かない
と感じるでしょう。
しかし発展途上国の国民は、基本どこもこんな感じでしょう。
もしかしたら世界的に見れば、日本が
・丁寧すぎで
・テキパキしすぎ
・きっちりしすぎ
・気が利きすぎ
なのかもしれません。
物価が安い国に移住する場合のデメリット:医療技術が低い
物価が安い海外の国に移住すると決めた場合、医療関係は確実にデメリットになります。
発展途上国には日本と比べ、しっかりとした病院が確実に少ないです。
正直言えば少ないというより、無いと言った方が正しいかもしれません。
もちろん大都市(フィリピンで言えばマニラやセブ)であれば、多少日本人が不快に思わない病院があるかもしれません。
しかしそのような大都市に住めば、物価が高くなってしまいます。
よって結局物価が安い国に移住しようとすれば、医療技術が貧弱な都市で暮らすことになるのでデメリットとなります。
とはいえどんな場合でも、メリットとデメリットはあります。
東南アジアなどにある物価が安い国に移住すれば、いくらインフレがあるとはいえ、日本より安い費用でプチリッチな暮らしが出来るかもしれません。
自分にとって何がトクでソンになるのか…。
今回お話ししたデメリットについては、フィリピンの問題点を徹底検証!海外移住して分かったデメリット6点にも書いています。
本気で海外移住を検討するのであれば、リアルな注意点やデメリットについて事前に検討しましょう。
なお現在2020年末まで完全無料相談を実施しています。
我が家の海外移住やセミリタイア生活、アメリカ駐在員生活についてリアルな現実を知りたい方は、ネット無料相談:セミリタイアや海外移住の体験談や情報を聞く方法をご覧下さい。
ご清聴ありがとうございました(^^)/