こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
我が家は2019年から家族4人でフィリピンの地方都市に暮らしていますが、移住当初から家庭教師の先生にはとてもお世話になっています。
我が家の場合は子供達の英語力を上げる為に、主に英会話を中心に教えてもらっていますが、もちろん大人の方でも家庭教師を雇って英会話の勉強をしている場合もあります。
日本では家庭教師を雇うとなれば、かなり高額(月1万円前後)だったりするので、お金持ちの家にしか出来ないことのようなイメージがあるかもしれません。
しかしフィリピンでは全くそんなことは無く、気軽に家庭教師を頼むことが可能です。
そこで今回の記事は、我が家が海外で実際にフィリピン人の家庭教師を雇って分かった時給や英語力、メリットやデメリットについて徹底解説します。
具体的にはこの記事を読むことで、下記の4点について分かります。
・海外の家庭教師事情:フィリピンの場合
・海外の家庭教師事情:フィリピン人の時給
・海外の家庭教師事情:フィリピン人の英語力
・海外の家庭教師事情:メリットとデメリット
それでは早速始めましょう!
海外の家庭教師事情:フィリピンの場合
フィリピンにも家庭教師はいます。
そして人数もかなり多いです。
但し教えられる教科は、基本的に英語のみです。
もちろん他の教科を教えられる家庭教師もゼロでは無いと思いますが、少なくとも私は出会ったことがありません・・・。
他の教科を勉強したい場合は塾を活用しましょう。
【海外移住先の教育】フィリピンでも受講可能!日本発の公文式学習塾
そして日本の家庭教師事情と大きく違う点は、ほとんどの家庭教師がいわゆる派遣業者に登録しておらず、知り合いなどに売り込んで生徒を探している点です。
つまり我々が家庭教師の先生をフィリピンで探す場合は
知り合いに良い家庭教師を紹介してもらう
方法が一般的です。
海外の家庭教師事情:フィリピン人の時給
2020年時点で家庭教師に払われている、フィリピン我が地方都市の平均時給は300円前後です。
1時間=約300円
日本は週1回のペースで約月1万円と聞きますので、1回に換算すると約2500円です。
・・・8倍以上の差ですね。
なお海外での家庭教師ともなれば、チップについて気にする方もいると思いますが、フィリピンでは基本必要ありません。
しかしフィリピン人の家庭教師の先生が普段から一生懸命頑張ってくれている場合は、例えば誕生日やクリスマスなどのイベントでプレゼントを渡すことは良くあります。
プレゼントは「もの」を渡しても良いですし、現金を渡しても喜ばれます。
おそらくフィリピンでは家庭教師に限らず、現金を渡した方が喜ばれます
海外の家庭教師事情:フィリピン人の英語力
先日フィリピンは英語圏!?アメリカ文化と学校教育で高い英語力を実現でもお話ししましたが、フィリピンでは英語がフィリピン(タガログ)語と同じく公用語の為、国民の9割近くが流ちょうな英語を話すことが出来ます。
英語が話せる国民の数を比較すると、意外かもしれませんがフィリピンは世界第3位です。
ちなみに1位はアメリカで2位はインドです。
※参考資料
MBBS STUDY ABROAD CONSULTANCY
About Philippines
とはいえやはり正しい英語を教えられる家庭教師を選ぶとなれば、大学などでしっかり英語の基礎を勉強した人を選ぶ必要があります。
「英語が話せる」と「英語を教えられる」は全く別です
フィリピンの家庭教師:英語力を確認する方法
フィリピンで英語を教えてもらう家庭教師を雇う際、出来るだけ良い先生を選びたいなら下記の2点について注意しましょう。
・発音
・熱心さ
家庭教師の先生候補:発音を確認
フィリピンで家庭教師を雇う際、確認すべき項目の1つ目は発音です。
フィリピン人は英語が得意なので、英会話でコミュニケーションを取ること自体は全く問題ありません。
しかし発音となると、少し事情が変わります。
日本人もそうかもしれませんが、アメリカ人などと同じ発音で話せるフィリピン人はあまり見かけません。
発音が良いフィリピン人の多くは、アメリカ等の海外で働いていたり、フィリピンの大学でアメリカ人教授の授業を受けていた等の経験がある場合が多いです。
よって勉強熱心なフィリピン人である可能性が高いので、海外で家庭教師を雇う際には是非英語の発音が良い方にお願いしましょう。
海外で家庭教師を雇う=発音がきれいなフィリピン人が良い
家庭教師の先生候補:熱心さを確認
フィリピンで家庭教師を雇う際、確認すべき項目の2つ目は熱心さです。
フィリピンだけに限ったことではありませんが、海外で家庭教師を探す際、日本人とは違って熱心に教えてくれない先生がかなり多いです。
良い先生の特徴は
・授業中は教えることに集中する
・宿題を用意してくれる
・先生から積極的に話しかけてくる
・どんな勉強をしたいのか聞いてくる
悪い先生の特徴は
・授業中に携帯でメールしている
・宿題を用意してこない
・言われたことだけやる
・自分が得意なことを中心に教える
です。
これはあくまで私の感覚ベースですが、良い先生の比率は全体の20%前後だと思います。
海外の家庭教師事情:フィリピン版メリットとデメリット
我が家がフィリピンに海外移住した際に、実際に家庭教師を雇って感じたメリットやデメリットは下記の通りです。
海外の家庭教師を雇うメリット:フィリピンの場合
フィリピンで家庭教師を雇うメリットは、大きく3つあります。
・授業料が激安
・家まで来てくれる
・勉強以外も質問出来る
授業料が激安
フィリピンでは家庭教師から、1時間約300円で英語が学べます。
これは他の東南アジア諸国と比べても、かなり安い方だと思います。
家まで来てくれる
家庭教師なので塾とは違い、家まで教えに来てくれます。
これは海外で暮らす我々には大変ありがたく、車(バイク)やタクシー(トライシクル)に乗ってわざわざ外出する手間を省けます。
勉強以外も質問出来る
そして意外と(一番?)ありがたいメリットは、勉強以外の私生活に関する質問も、家庭教師の先生に出来る点です。
海外で暮らしていれば、よく分からない風習などがあったり、学校から子供がもらってきた手紙の内容が分からないかったり・・・。
・学校行事のお知らせ
・近所で行われる計画停電のお知らせ
・アパートの決まりが変わる等
結局どうなるの?結局どうすればいいの?
といったことを、気軽に聞けるフィリピン人の存在は正直大きいです。
海外の家庭教師を雇うデメリット:フィリピンの場合
もちろんフィリピンで家庭教師を雇うデメリットもあります。
・お金を貸してと言われるかも
お金を貸してと言われるかも
フィリピンでは仲が良くなった人に、お金を借りる習慣があります。
よってもし家庭教師の先生と仲良くなった場合、「お金を貸してほしい」とお願いされる可能性があります。
なお理由は様々で
・父親が病気
・母親が入院することになった
・兄が交通事故
・親戚の家が火事
など様々です。
ちなみに借りると言っても帰ってくることはほぼありません。
もちろん断っても良いのですが、それよりも「お金を貸して」と言われない方法を使うことをおススメします。
それは・・・仲良くなりすぎないことです。
先生と生徒の関係であれば、まずお金を貸してとはまず言われません。
プレゼントをあげすぎたり、一緒にご飯を食べに行っておごってあげたりすれば、家庭教師の先生としては深い関係になったと思うかもしれないので注意しましょう。
海外移住4か月目で気づいたフィリピン人との付き合い方
海外で家庭教師を雇うことは難しくありません。
しかし例えば私が現在住んでいるフィリピンで家庭教師を探すとなれば、良い先生に出会える確率はおそらく20%前後です。
よって良い先生に出会えるまで、根気よく探す必要があるでしょう。
ご清聴ありがとうございました(^^)/
家庭教師の他に自分で勉強する方法の1つとして、生イングリッシュというサービスもあります。
Lineで分からない英語を質問して、1時間以内に返事が来ます。
オンライン英会話より実用的ですので、興味のある方はこちらも検討してみて下さい。
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