フィリピン生活

セブパシフィックの評判は?フィリピン航空と徹底比較してみた

フィリピン航空で成田と羽田からマニラやセブへ:格安航空券との評判比較

この記事に書かれているスケジュールなどの情報は、変更している場合があるのでご注意下さい。

こんにちは、アキラです。

今回はマニラやセブに行く方の為に、セブパシフィックの評価やフィリピン航空との比較した結果についてお話しします。

具体的には下記の5項目です。

・フィリピン航空の評判
・セブパシフィックの評判
・両社の徹底比較
・フィリピン航空を使うべき人
・セブパシフィックを使うべき人

これからフィリピンに

・海外旅行
・語学留学
・母子留学
・長期滞在
・海外移住

をされる方向けの情報ですので、少し長いですが3分ほどお付き合い下さい。

フィリピンの国内線やセブの空港について知りたい方は、こちらのYoutube動画を参照下さい。

下記はセブシティについての動画です。

セブパシフィックの評判は?フィリピン航空について

セブパシフィックの評判は?フィリピン航空について
フィリピン航空の概要と評判は下記の通りです。

フィリピン航空の概要について

フィリピン航空設立は1941年にアジア初の航空会社として設立された、フィリピンを代表する航空会社です。
意外にもJALは1951年(ANAは1952年)ですので、10年以上も先輩の航空会社になります。

フィリピン国内の他社と比較しても安定した定時運航率がウリで、スケジュールがタイトな旅行などでも比較的安心して利用出来るのが強みです。

定時運航率とは
あらかじめ決められた時刻で公共交通機関が運行されること

フィリピン航空の評判
・フィリピンの航空会社で一番しっかりしている
・運航スケジュールの変更が少ない

フィリピン航空の運航スケジュール

フィリピン航空は全日空(ANA)と提携しており、日本及びフィリピン国内でコードシェア便を就航しています。

主要の日本就航都市一例
・東京(成田)
・東京(羽田)
・大阪
・名古屋
・福岡
参考資料:ANAホームページフィリピン航空

フィリピン航空の直行便就航状況について

フィリピン航空はフィリピンのマニラとセブへの直行便を、日本の3都市(東京成田/羽田、大阪関空、名古屋セントレア)から運行しています。

フィリピン航空
直行便(成田⇔マニラ) 〇(毎日運航)
直行便(成田⇔セブ) 〇(毎日運航)
直行便(関空⇔マニラ) 〇(毎日運航)
直行便(関空⇔セブ) 〇(毎日運航)
直行便(名古屋⇔マニラ) 〇(毎日運航)
直行便(名古屋⇔セブ) 〇(月水木土日)

そして東京は

成田と羽田の両空港から、それぞれ毎日2便が運航

しており大変便利です。

フィリピン航空とANAのコードシェア便の場合、飛行機の機材がANAなのかフィリピン航空なのかでサービスも大きく異なります。
予約時にどちらの航空会社の飛行機なのか忘れずに確認しましょう。

フィリピン航空の就航スケジュールについて

フィリピン航空が運航している、マニラ及びセブ行きの直行便の時刻表は下記の通りです。

フィリピン航空
頻度 便名 飛行時間
成田発着
直行便
(成田⇒マニラ)
毎日 9:30 13:40 PR0431 5:10
毎日 13:25 17:40 PR0427 5:15
直行便
(マニラ⇒成田)
毎日 7:15 12:25 PR0428 4:10
毎日 14:50 20:05 PR0432 4:15
羽田発着
直行便
(羽田⇒マニラ)
毎日 1:30 5:30 PR0423 4:00
毎日 15:20 19:30 PR0421 4:10
直行便
(マニラ⇒羽田)
毎日 8:55 14:00 PR0422 5:05
毎日 19:25 0:30 PR0424 5:05
成田発着
直行便
(成田⇒セブ)
毎日 9:35 14:00 PR0435 5:25
毎日 14:25 18:55 PR0433 5:30
直行便
(セブ⇒成田)
毎日 7:55 13:25 PR0434 4:30
毎日 15:00 20:30 PR0436 4:30
関空発着
直行便
(関空⇒マニラ)
毎日 9:55 13:10 PR0407 4:15
毎日 15:00 18:25 PR0411 4:25
直行便
(マニラ⇒関空)
毎日 9:10 14:00 PR0412 3:50
毎日 14:25 19:10 PR0408 3:45
直行便
(関空⇒セブ)
毎日 15:25 19:00 PR0409 4:35
直行便
(セブ⇒関空)
毎日 9:15 14:25 PR0410 4:10
名古屋発着
直行便
(名古屋⇒マニラ)
毎日 9:35 13:05 PR0437 4:30
直行便
(マニラ⇒名古屋)
毎日 14:05 18:55 PR0438 3:50
直行便
(名古屋⇒セブ)
月水木土日 18:20 22:00 PR0479 4:40
直行便
(セブ⇒名古屋)
月水木土日 12:00 17:20 PR0480 4:20

名古屋セブ間の便以外は、すべて毎日運航しています。

飛行時間はおおよそ5時間ほどですが、通常日本からフィリピンに向かう時の方が飛行時間が約1時間ほど長くなります。

セブパシフィックの評判とフィリピン航空との運航比較

セブパシフィックの評判とフィリピン航空との運航比較
フィリピンにはフィリピン航空の他に、格安航空券で名の知れたセブパシフィックというLCC(ローコストキャリア)航空会社があります。

この会社の売りは何といっても圧倒的な安さです。

日本からマニラやセブに行く際、出来るだけ安い飛行機チケットを探すのであれば、必ずセブパシフィックも検討しましょう。
特に名前の通り「セブ」に格安で行きたい場合は、基本セブパシフィック一択でしょう。

フィリピン航空とセブパシフィックの直行便就航比較

フィリピン航空と格安航空券が売りであるセブパシフィックの、日本⇔フィリピン(セブ&マニラ)の直行便について比較しました。

フィリピン航空 セブパシフィック
直行便(成田⇔マニラ) 〇(毎日運航) 〇(毎日運航)
直行便(成田⇔セブ) 〇(毎日運航) 〇(毎日運航)
直行便(関空⇔マニラ) 〇(毎日運航) 〇(毎日運航)
直行便(関空⇔セブ) 〇(毎日運航)
直行便(名古屋⇔マニラ) 〇(毎日運航) 〇(毎日運航)
直行便(名古屋⇔セブ) 〇(月水木土日)

〇=運航便有り
✖=運航便無し

格安航空券のセブパシフィックには、関空や名古屋からセブに行く直行便がありません。
よって一度マニラなどで乗り換える必要があります。

例えチケットの値段が安く手に入るとしても、旅行などで限られた時間しかない場合はあまりおすすめ出来ません。

フィリピン航空とセブパシフィックの就航スケジュール比較

フィリピン航空とセブパシフィックの就航スケジュールを比較しました。

フィリピン航空 セブパシフィック
頻度 便名 飛行
時間
頻度 便名 飛行
時間
成田発着
直行便
成田⇒
マニラ
毎日 9:30 13:40 PR0431 5:10 毎日 13:05 17:20 5J5055 5:15
毎日 13:25 17:40 PR0427 5:15 毎日 20:35 1:10 5J5057 5:35
直行便
マニラ
⇒成田
毎日 7:15 12:25 PR0428 4:10 毎日 6:15 11:35 5J5054 4:20
毎日 14:50 20:05 PR0432 4:15 毎日 14:10 19:50 5J5056 4:40
羽田発着
直行便
羽田
⇒マニラ
毎日 1:30 5:30 PR0423 4:00
毎日 15:20 19:30 PR0421 4:10
直行便
マニラ
⇒羽田
毎日 8:55 14:00 PR0422 5:05
毎日 19:25 0:30 PR0424 5:05
成田発着
直行便
成田
⇒セブ
毎日 9:35 14:00 PR0435 5:25 毎日 8:55 13:30 5J5063 5:35
毎日 14:25 18:55 PR0433 5:30
直行便
セブ
⇒成田
毎日 7:55 13:25 PR0434 4:30 毎日 2:40 8:10 5J5062 4:30
毎日 15:00 20:30 PR0436 4:30
関空発着
直行便
関空
⇒マニラ
毎日 9:55 13:10 PR0407 4:15
毎日 15:00 18:25 PR0411 4:25
直行便
マニラ
⇒関空
毎日 9:10 14:00 PR0412 3:50
毎日 14:25 19:10 PR0408 3:45
直行便
関空
⇒セブ
毎日 15:25 19:00 PR0409 4:35
直行便
セブ
⇒関空
毎日 9:15 14:25 PR0410 4:10
名古屋発着
直行便
名古屋
⇒マニラ
毎日 9:35 13:05 PR0437 4:30
直行便
マニラ
⇒名古屋
毎日 14:05 18:55 PR0438 3:50
直行便
名古屋
⇒セブ
月水木土日 18:20 22:00 PR0479 4:40
直行便
セブ
⇒名古屋
月水木土日 12:00 17:20 PR0480 4:20

この様に比較すると、セブパシフィックの直行便の少なさが目立ちます。

もちろん地域を絞って価格を抑えているのでしょうから仕方ありませんが、出発や到着時間を比較しても早朝や深夜のものがフィリピン航空の便と比べ多くなっています。

例えばセブパシフィックの「セブ発成田行き」は、夜中の2時40分出発で朝の8時過ぎに到着します。

その他セブパシフィックで注意する点は

・頻繁に変わる出発時間と
・守られない運航スケジュール

です。
特にセブパシフィックは季節によって、同じ路線でも時間が大きく変わります

よって上記の表にある時間を鵜呑みにせず、必ず毎回最新のスケジュールをを確認しましょう。

また当日出発時間が遅れた場合、乗り継ぎがある時は次の便に間に合わず到着までの時間が大幅に遅れます。

次の便への変更手続きの長蛇の列に並んだり、仕方なく次の日の便になった場合でもホテル代が保証されない場合も多々あります。

時間を少しでも無駄にしたくない方には、多少高くてもフィリピン航空をおススメします。

フィリピン航空とセブパシフィックの評判を徹底比較

フィリピン航空とセブパシフィックの評判を徹底比較
フィリピン航空の預け入れ荷物の重量及び大きさ制限や機内サービスは、セブパシフィックと下記の点で大きく違います。

フィリピン航空 セブパシフィック
日本語可の乗務員 〇(無料)
機内食 〇(無料) 〇(有料
飲み物 〇(無料) 〇(有料
毛布の貸し出し 〇(無料) 〇(有料
まくらの貸し出し 〇(無料) 〇(有料
預け入れ荷物(エコノミー) 〇2個(各23kg)無料
3辺合計273cm以下
1辺158㎝以下
〇(有料
預け入れ荷物(プレミアムエコノミー) 〇2個(各25kg)無料
3辺合計273cm以下
1辺158㎝以下
預け入れ荷物(ビジネス) 〇2個(各32kg)無料
3辺合計316cm以下
1辺158㎝以下

〇=対応可
△=一部可
✖=対応不可(設定なし)

格安航空券が安いのには訳があります。
上記の表にある通り、ほぼすべてのサービスは有料です。

日本語が話せる乗務員さんも運が良ければいますが、基本いないと考えておいたほうが良いでしょう。

フィリピン航空の預け入れ荷物は1人2個まで無料

フィリピン航空の場合、1人2個まで無料で荷物を預けることが出来ます。

これは特に

・海外旅行
・語学留学
・母子留学
・長期滞在
・海外移住

が主な目的で、荷物が多い場合には嬉しいメリットです。

2個以上の預け入れ荷物の超過料金についてはこちらを参照下さい。

しかしセブパシフィックでも、お金を払えば荷物を預けられます
追加費用も数千円からとそれほど高くないので、2個まで預け入れ荷物が無料だからという理由だけでフィリピン航空を選ぶのはやめましょう。

そしてセブパシフィックで追加費用を払う場合は、直前だと割高なので前もって荷物を預ける為の追加費用を払いましょう。

機内サービスはそれほど重要ではない

もちろんフィリピン航空の機内サービスの方が良いのですが、正直5時間ほどで着きますのでそこまで重要視するほどではないと思います。

搭乗前に飲み物や食べ物が買えますので、自分の好きなものを持ち込めば安上がりで快適です。格安航空券のLCCは持ち込み制限をしている会社もありますが、2020年の3月時点でセブパシフィックはそのような制限はありません)。

フィリピン航空とセブパシフィックとの評判比較

フィリピン航空とセブパシフィックとの評判比較
フィリピン航空とセブパシフィックの主な違いは下記の通りです。

フィリピン航空
セブパシフィック
航空券価格 高い 安い
機内サービス 無料 有料
預け入れ荷物 2個まで無料 1個から有料
運航予定変更 少ない 多い
態度&対応品質 同点・許容範囲 同点・許容範囲

フィリピン航空をおすすめしたい方

下記のような点を重視する場合は、迷わずフィリピン航空を選びましょう。

・多少高くても予定通り旅をしたい
・LCCは何だか心配

セブパシフィックをおすすめしたい方

下記のような点を重視する場合は、迷わずセブパシフィックを選びましょう。

・少しでも安い航空券が欲しい
・半日くらい飛行機が遅れても良い
・出発日が翌日になっても良い
・予定が変わっても怒らない
・遅れても怒らない

特に最後は重要です。

セブパシフィックを使って、何かあっても怒ってはいけません。

怒りたくない人は、数万円ほど高いですがフィリピン航空を選びましょう。

そしてフィリピン航空でも遅延が発生した場合は、「本当に運が悪かった」とあきらめるしかないのかもしれません。

ご清聴ありがとうございました(^^)/

ABOUT ME
Akira
約20年のサラリーマン生活を2019年5月で終え、今後会社員以外のことをして家族4人で生きていこうと決意。 これからは小さな町へ海外移住し、静かに過ごすことを狙っている40代。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です