アメリカ生活

【体験談】アメリカの日本食レストラン:実力とメニューを徹底解説

【体験談】アメリカの日本食レストラン:実力とメニューを徹底解説

こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。

私はアメリカで12年ほど住んでいましたが、その間に数々の日本食レストランで食事をしました。

そして分かった事は、アメリカの日本食レストランは

・本物と偽物の2種類に分かれ
・全体の90%以上は偽物で
・本物の日本食が食べられるのは10%以下

という事実です。


そこで今回の記事では、アメリカにある日本食レストランの実力や、実際に食べられるメニューについてお話しします。

これからアメリカに住む予定の方や、いつか住んでみたいと考えている方、移住したばかりの方等に少しでも参考になれば幸いです。

具体的にはこの記事を読むことで、下記の3点について分かります。

・アメリカ日本食レストランの実力
・アメリカ日本食レストランのメニュー
・アメリカ日本食レストランの総評

それでは早速始めましょう!

現在私が住んでいるフィリピン地方都市の日本食レストラン事情について知りたい方は、下記の2記事をご覧下さい。
【フィリピンの日本食レストラン】地方都市の実力とメニュー
【フィリピンの日本食レストラン】地方都市の価格や味は大丈夫?

アメリカ日本食レストランの実力について

アメリカ日本食レストランの実力について

アメリカの地方都市でも、ある程度の日本食は食べられます。

ある程度の定義
・日本食が懐かしくなった時に
・少し頑張れば食べに行ける料金で
・大満足はせずとも
・まあいいかと思えるくらいの満足度

日本食レストラン自体が町に数件あったり、アジア料理店という名目でメニューの一部に日本食があったりする場合もあります。

ただし「日本食」を提供しているこれらレストランも、実際日本人から見ると本当の日本食を提供しているのは町に1~2件有るか無いかというのが実情です。

今回の記事では
・日本人に違和感ないレストラン=本物
・日本人に違和感あるレストラン=偽物
と呼びます。

アメリカ日本食レストランのメニューについて

アメリカ日本食レストランのメニューについて

アメリカの地方都市で食べられる日本食は、主に下記のようなものになります。

料理名
(一例)
本物の
日本食
レストラン
偽物の
日本食
レストラン
1寿司、刺身
2揚げ物
コロッケ、アジ
イカ、天ぷら
3焼き魚
さば、サンマ
ほっけ
4麺類
ラーメン
そば、うどん
5丼もの
かつ丼、親子丼
天丼、牛丼
6酒の肴
塩辛、酢の物
胡麻和え、漬物
7デザート
ケーキ、アイス
クレープ

〇=日本人でも違和感がない
△=一部違和感がある
✖=日本食ではない(ニセ日本食)、提供されていない

アメリカの日本食レストランメニュー比較:1.寿司、刺身

アメリカの地方都市でも、寿司や刺身を食べることが出来ます。

しかし本物の日本食レストランであれば良いのですが、偽物の日本食レストランだと品ぞろえが少なく

・マグロ
・アトランティックサーモン
・タイ(いずみタイ?ティラピア?)
・ホッキ貝
・たまご(既製品)

あたりが中心な場合が多いです。

握り自体も本物の日本食レストランと比べれば、かなりいい加減な場合が多いですが、これは日本の100円寿司と同等レベルなので特に問題ありません。

また寿司に限ったことではありませんが、偽物の日本食レストランは日本米を使っていない為、ご飯がおいしくない場合がほとんどです。
※本物のレストランでもあまり良いお米を使っていないところが多いですが・・・。

それでもこれから紹介する料理と比べれば、偽物の日本食レストランにある寿司や刺身もそこそこ日本のものに近い気がします。

※1枚目 偽物日本食レストランの寿司&刺身セット
1人前=約20ドル
※2枚目 クルーズ船内にある寿司バーの持ち帰り
1つ=約2ドル

偽物日本食レストランの寿司&刺身セットクルーズ船内にある寿司バーの持ち帰り

アメリカの日本食レストランメニュー比較:2.揚げ物

これは本物と偽物レストラン共に、ほぼ同じレベルです。

両社ともに冷凍食品を揚げているだけの場合がほとんどです。
日本のファミレスなどと、同じようなイメージです。

1つ大きく違うのが、日本のソースが付いてくるか。
偽物レストランでは日本のソースではなく、変なあまいものが付いてきます。

また天ぷらに関しては本物の日本食レストランは普通の天ぷらが、きちんと天つゆも付いて提供されます。

しかし偽物の方はパン粉で揚げたものが、天ぷらとして結構頻繁に提供されてきます。
もう完全にエビフライです(笑)
そして天つゆも日本の味ではなく、めんつゆベースのものが出てくる場合がほとんどです。

衣ばかりのエビフライを麺つゆでどうぞ・・・。

アメリカの日本食レストランメニュー比較:3.焼き魚

アメリカでは基本肉の社会なので、魚を焼いて食べることは少ないです。
魚も海に近いところ以外は、冷凍ものの魚を調理することになります。

よって偽物の日本食レストランでは、魚の焼き物を扱っていないところが結構多いです。
また扱っていても、焼き方がまったくいい加減(調理人自体が魚の焼き方を知らない?)ですので、焼き魚は本物の日本食レストランで食べましょう。

アメリカの日本食レストランメニュー比較:4.麺類

本物の日本食レストランで食べられるラーメンは、日本人が自宅で自分で作るラーメンとほぼ同じ、つまりインスタントです。

インスタントと言っても出前一丁などの袋めんではなく、2~3人分を300円前後で売っているラーメンです。
※下記イメージ写真
2~3人分を300円前後で売っているラーメン
よって過度な期待はやめましょう。

もし本格的な日本式ラーメンが食べたければ、ラーメン専門店に行くことをおススメします。
最近ではアメリカの地方都市にも、いくつか進出していますので、日本の味を楽しむことが出来ます。

ただし次郎系ラーメンはまだ少ないです

偽物の日本食レストランにあるラーメンは、全くの別物と考えましょう。
日本のラーメンと思って注文すると、かなりの確率でガッカリします。

※1枚目 本物ラーメン専門店の味噌ラーメン
※2枚目 本物ラーメン専門店のラーメンセット

本物ラーメン専門店の味噌ラーメン本物ラーメン専門店のラーメンセット

アメリカの日本食レストランメニュー比較:5.丼もの

アメリカではかつ丼と親子丼が一番ハズレが少ないです。

かつ丼と親子丼の場合

本物及び偽物の日本食レストランどちらでも、日本の丼ものに近いもの(決して同じではありません)を食べることが出来ます。

アメリカに普及している日本食向けの調味料は

・醤油
・めんつゆ

です。

よって本物はもちろん、偽物の日本食レストランでも

・かつ丼(冷凍カツ+卵+めんつゆ)
・親子丼(鶏肉+卵+めんつゆ)

であれば、それなりなものが作れるようです。

期待できない天丼

しかし偽物日本食レストランの天丼は危険です。

・天ぷらと呼ばれている脂ぎった揚げ物が
・大盛ご飯の上に乗せられて
・天丼のたれとは似つかない麺つゆベースのタレで

出てくる可能性が高いです。

天ぷらの衣は先ほどお話しした通り、パン粉かもしくはフリッター系。
※下記イメージ写真
偽物日本食レストランの天ぷら
天丼に欠かせないあの甘ダレが出てくることはまずありません。

なお本物の日本食レストランでも、甘ダレがご飯とてんぷらにかかった天丼はなかなかお目にかかれません。
よって日本の天丼が食べたい方にとっては、アメリカ地方都市は厳しい場所です。

※なかなか地方都市ではお目にかかれない日本式天丼なかなか地方都市ではお目にかかれない日本式天丼

レトルト食品の牛丼

牛丼は「牛丼のもと(冷凍食品)」を温めて出しているだけの場合がほとんどです。

日本食料品店で味の素の牛丼の具を3ドル前後で買えますので、わざわざレストランで高いお金を出して食べることは無いと思います。

アメリカの日本食レストランメニュー比較:6.酒の肴

このジャンルに関しては、偽物の日本食レストランにはまずありません。

本物と偽物の日本食レストランを見分ける方法として、これらのものがメニューにあるか確認しても良いでしょう。

これらは日本と比べると量は多めですが、値段も倍以上することがほとんどです。

アメリカの日本食レストランメニュー比較:7.デザート

残念ながらデザートについては、アメリカの地方都市には日本と同等レベルのものがありません

アメリカのデザートは基本

・あまい
・けっこうあまい
・とってもあまい
・バカみたいにあまい

の4種類です(笑)

「程よい甘さ」というジャンルは無いのかもしれません

これは日本人に好まれるデザートが、アメリカで販売されている既製品では手に入らないという事です(手に入っても高い)。

このことについては本物の日本食レストランも分かっているらしく、デザートは一番無難なアイスクリームが良く売れているそうです。

偽物の日本食レストランにもケーキなどのデザートがありますが、著しく甘いだけのケーキが来るのでおススメしません。

アメリカ日本食レストランの総評について

アメリカ日本食レストランの総評について

日本から来たばかりの人は別ですが、アメリカに3年以上住んでいる人にとって、本物だろうと偽物だろうと日本食レストランはありがたい存在です。

特に料理が苦手だったり嫌いな人にとっては、ハンバーガーやピザではなく白ご飯が食べられる日本食レストランは頼れる存在でしょう。

本物の日本食レストランなら何を頼んでも安心ですが、例え偽物であったとしてもご飯ものを頼めば、何とか我慢できるものが食べられるでしょう。
そしてアメリカに5年以上住めば、寿司もそれほど気にならなく食べられるようになります。

またアメリカの日本食レストランはなかなか高額です。寿司のセットならば25ドル前後、定食でも10ドル台はするでしょう。

価格や味については、別の記事【体験談】アメリカの日本食レストラン:価格と味について徹底解説をご覧下さい。

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ご清聴ありがとうございました(^^)/

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Akira
約20年のサラリーマン生活を2019年5月で終え、今後会社員以外のことをして家族4人で生きていこうと決意。 これからは小さな町へ海外移住し、静かに過ごすことを狙っている40代。