こんにちは。アキラです。
私は2019年に約20年間勤めた中小企業を早期退職し、セミリタイア生活をフィリピンの地方都市ドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)で生活中です。
以前このブログではこんな我が家の生活費について紹介しましたが、今回は2023年度最新版と称して、現在我が家が実際に使っている毎月の生活費について徹底解説します。
今までの生活費の詳細についてはこちらを参照ください
ちなみに2023年版の変化点としては、大きく下記の2点です。
- 円安の進行
- プチリッチへの憧れ
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2023年最新版!セミリタイア後の生活費はどう変わった?
まずは結論ですが、2022年と2023年を比較すると、我が家の生活費は大きく変わりました。
もう少し詳しくお話すると、下記の2点について変化しています。
- 生活費自体が増えた
- 円ベースの為替レートが悪化
※今までの生活費/月の生活費は約19万円弱です。
項目 | 生活費 (ペソ) |
|
1 | 賃貸アパート 2LDK |
29,000 |
2 | 電気 | 3,000 |
3 | ガス | 150 |
4 | 水道 | 1,300 |
5 | 食材 消耗品 |
20,000 |
6 | 外食 遊興費 |
15,000 |
7 | 携帯3人分 | 500 |
8 | ケーブルテレビ インターネット |
1,000 |
9 | ガソリン | 400 |
10 | 学費 ・現地校 ・習い事 |
15,000 |
合計(ペソ) | 85,350 | |
合計(円) | 187,770 |
※前提条件
・家族4人分の生活費
・節約しすぎない心にゆとりある生活
・1フィリピンペソ=2.2円で計算
もう少し詳しくお話すると、下記の2点について変化しています。
- 生活費自体が増えた
- 円ベースの為替レートが悪化
2023年最新版の生活費は生活費自体が増えた
今までは約85,000ペソで暮らしていましたが、2023年からは95,000ペソに増額しています。
毎月の生活費を10000ペソ(執筆時点のレート2.5で約25000円)増やした理由は、大きく下記の2点です。
- 物価の上昇
- ゆとりある生活
まず最初に物価の上昇について説明します。
これは日本でも同じかもしれませんが、フィリピンでも物価が上昇しています。
家賃は1500ペソ(4000円弱)ほど値上がりしましたし、食材やガソリン代、消耗品や外食代や学費などありとあらゆるものが値上がりしています。
私は毎回きっちりと家計簿をつけている訳ではないのですが、このインフレによる月の生活費増が、体感ベースでおよそ半分の5000ペソくらい(約12500円)だと思っています。
そして残りの5000ペソ(約)は、ゆとりのある生活をするために増やしました。
ちなみに我が家にとってのゆとりある生活とは
- 外食を増やす
- 日帰り旅行
- 欲しいものを買う
といったものです。
なお外食は家族4人で1回1000ペソ前後です。
日帰り旅行なら1回約2500ペソ。
欲しいものなら12500円くらいまで購入できます。
決して貴族的暮らしができるほどの増加額ではありませんが、それでも今までと比べればプチリッチな気分を味わえるので十分満足です。
2023年最新版の生活費は円ベースの為替リートが悪化
2022年に急激な円安が発生した頃から、日本円からフィリピンペソへの両替レートが著しく悪くなりました。
具体的には今までレートが2.2だったのが、2.5になったりしたのでもう大変です。
生活費 (比ペソ) |
生活費 (円) |
|
今までの レート2.2 |
95,000 | 209,000 |
悪くなった レート2.5 |
95,000 | 237,500 |
上記の例を見ると、同じ95000ペソの生活費でも、必要になる日本円は毎月28,500円も違います。
我が家は当初日本円の貯金を切り崩しながら生活していましたが、この状況を期にドル資産で暮らす方向へ切り替えました。
詳細について興味がある方は、下記のブログ記事を参照ください。
2023年最新版!セミリタイア後の生活費はどうなった?
2023年度の生活費の内訳は、おおよそ下記のとおりです。
項目 | 生活費 (ペソ) |
|
1 | 賃貸アパート 2LDK |
31,000 |
2 | 電気 | 3,300 |
3 | ガス | 200 |
4 | 水道 | 1,600 |
5 | 食材 消耗品 |
21,500 |
6 | 外食 遊興費 |
20,000 |
7 | 携帯3人分 | 500 |
8 | ケーブルテレビ インターネット |
1,000 |
9 | ガソリン | 500 |
10 | 学費 ・現地校 ・習い事 |
15750 |
合計(ペソ) | 95,350 | |
合計(円) | 238,375 |
※前提条件
・家族4人分の生活費
・節約しすぎない心にゆとりある生活
・1フィリピンペソ=2.5円で計算
我が家は当初、セミリタイア後の生活費を月20万円で考えていましたが、2023年は円ベースで考えると月4万円弱のオーバーとなってしまいます。
正直この内訳を見れば分かるかもしれませんが、かなりゆとりのある予算配分だと思っています。
なのでもう少し節約すれば、今の状況でも月20万円で暮らすこと自体は可能です。
例えば家賃を10000ペソ下げて、外食や遊興費を5000ペソ減らすだけで解決できます。
2023年最新版!セミリタイア後の生活費はゆとり重視
- 月10,000ペソ増
- 月25,000円増
- 円ではなくドルを換金
- 外食や遊興費も増やした
- インフレ対応もした
セミリタイア後の生活で、私のように自営業としてコツコツ稼ぐ暮らしをしていると、収入が不安定なので先が見えなかったりします。
なので今回我が家の生活費は結果的に増えましたが、本来は自分がどれだけ稼げているのか、またはどれだけ円やドルの資産をもっており今のレートが良いのか悪いのかによって決めるべきなのでしょう。
そしてもう一つ重要なのは、無意味に生活レベルを上げない(=生活費を増やさない)という点です。
これはよく聞く話かもしれませんが、一度良い暮らしをすると元に戻るのが辛いそうです。
私のように5000万円で家族とセミリタイアした場合は、夢のお気楽生活は諦めるべきです。
高級なブランド品や車、ムダに高い食事や旅行は避けつつ、こころ豊かに暮らすことに全力を注げば、月25万円ほどの生活費で十分でしょう。