こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
先日私は下記の様なツイートをしました。
私は実際40代でセミリタイアしましたが、こんなに退職金もらえなかったな…。
こんどブログでリアルな実情を、1つの実例として情報展開します。40代でFIREすると「退職金」どのくらい減るのか キャリアの真ん中で退職しても「半分」ではない |https://t.co/LXeOA4QiED
— アキラ@フィリピンセミリタイア (@akirakaigai_com) August 13, 2021
私は2019年からセミリタイア生活を始め、その様子をブログやYouTubeで情報発信しています。
そして個別にメール等で質問頂くこともあるのですが、よくある質問の1つがこの退職金についてです。
退職金についてよくある質問の一例
・早期退職後の退職金はいくらだった?
・損するから定年まで働き続けるべき?
・セミリタイアしても退職金もらえるの?
そこで今回は私が実際に受け取った退職金の詳細について、リアルな実例の1つとしてお届けします。
私の退職金はいくらだったのか?
一般的な金額と比べ多かったの?
それとも少なかったのか?
それでは早速始めましょう。
40代セミリタイア後の退職金額と一般金額との差
まずは結論ですが、私の退職金は250万円弱でした。
私のスペック
・勤務年数20年
・製造業中小企業勤務
・大卒
・間接業務(事務所で仕事)
私の第一印象としては「退職金はそれほど期待していなかったけど、やはりそれほど多くはないな…」です。
そして私の退職金は一般的な支給額と比べてどうだったのか、実際に調査した結果をこれからお話します。
40代でセミリタイア:退職金の一般額について
もし普通の中小企業サラリーマンが40代でセミリタイアしたら、通常どのくらいの退職金がもらえるのか。
東京都産業労働局に参考になりそうなモデルケースがありました。
勤続年数 | 支給金額(概算) |
10年 | 114万円 |
20年 | 360万円 |
30年 | 710万円 |
※参考資料:東京都産業労働局「中小企業の賃金・退職金事情(令和2年版)8−1モデル退職金」
この資料によると一般的なモデル退職金は、私と同じ中小企業に20年間勤務した場合だと約360万円とのことです。
私の場合は地方都市の中小企業で働いていたので、東京の中小企業と比べると少し退職金の額も少ないかもしれません。
また私は大学を卒業してから、別の会社で働いていたのでいわゆる中途入社ですので、今回のモデルケースとは少し違う環境です。
40代でセミリタイア:私の退職金額と一般額との差
では私が実際に受け取った退職金と、一般的な退職金額を比較してみます。
支給金額(概算) | |
私の場合 | 250万円弱 |
一般額 | 360万円 |
単純に比較すると私の支給額(250万円と仮定)は、一般額の360万円と比べて70%ほどしかありません。
これは勤務地が東京ではないことや、転職組であることを考慮しても低い金額だと思います。
まとめ:40代セミリタイア後の退職金額と一般金額
どうやら私が会社で20年間働いて得た退職金(250万円弱)は、一般的な退職金額(360万円)に比べて少なかった(約70%)ようです。
そしてもし私が定年まで働いていたら受け取っていたであろう金額(予想値ですが約1000万円)と比べた場合、25%ほどの金額になってしまいます。
これは私が冒頭で紹介したツイッター内の記事に書いてあった、「40代でセミリタイアした場合は受け取れる退職金が30〜40%になってしまう」よりも低い数値でした。
これはきっと私の勤務評価が悪かったのか…。
謎は深まるばかりですが過ぎてしまったことなので、これ以上考えるのはヤメときます!
退職金については、意外と自分が将来いくら貰えるのか、知らない人が結構多いのではないでしょうか。
私も自分がセミリタイアすると決めてから、初めて会社の労働規約本を手に取り、退職金の計算式を見ました。
今回の私の実例や一般的な金額を見ても、会社からもらえる退職金は300万円前後とそれほど多くはありません。
よって自分がセミリタイアに必要な金額を貯める際は、退職金を当てにしないことを強くオススメします。
退職金はもらえたらラッキーで、手に入った額は全てイザという時に使う費用として考えておくのが良いでしょう。