こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
私はセミリタイアやサイドFIRE、海外移住に関する情報をブログやYouTubeで発信しています。
そして個別相談やコメントを頂くことも多くなってきましたが、その際よく聞かれる質問の1つが今回お話する
セミリタイアして失敗だと思いますか?
です。
もちろん人間誰もが失敗したくないでしょうから、実際にセミリタイア生活を始めている私にそう聞きたい気持ちも分かります。
とはいえ人間求めるものは人それぞれなので、何が成功で何が失敗なのかも、私と皆さんでは違うでしょう。
しかしそう言ってしまうと終わってしまうので、今回は成功と失敗の目安となる2年目以降の暮らしについてお話します。
それでは早速始めます。
セミリタイアは2年経ったら成功!失敗との見分け方
これはあくまで私の持論ですが、セミリタイア生活(最近はサイドFIREとも呼ばれているようですが)をスタートさせてまる2年経ったら成功です。
なぜならセミリタイア生活を2年続けられたということは
今まで2年間暮らしてきた中で
セミリタイア生活にも慣れ
今後この暮らしを続けられるか
またこの暮らしを続けたいのか
十分判断が出来る期間が過ぎて
それでも今も続けている
からです。
まる2年までのセミリタイア生活はバタバタで失敗しがち
私は2019年からセミリタイア生活を始めたので、ちょうど2年を過ぎたころです。
この頃になるとサイドFIRE生活を始めた頃と違って、もうバタバタしていない普段の静かな日常生活をおくれるようになってきました。
セミリタイア開始当初は市役所や年金事務所での手続きや、180度変わる生活スタイルに苦戦することも…。
普段顔を合わせないご近所さんとのお付き合いも、始めはお互いギクシャクするかもしれません。
また私のようにセミリタイアを機に引っ越しすれば、その土地になれるまで1年くらいは必要でしょう。
子供たちの新しい友達づくりやママ友との交流、またその土地では当たり前の文化や風習などは、何を体験しても1年目はよく分かりません。
また運動会や地区の集まりなど、1年に1回のイベントではまる2年経てば2回経験できるので、ようやく人間関係や一通りの流れを理解して、自分のものに出来るようになります。
まる2年経てばほぼ全てのことが、周りの誰にも頼らず自分で判断して行動出来るようになるでしょう。
まる2年楽しくセミリタイア生活を続けられていれば成功
1億円とか貯めてセミリタイア生活を始める方は別ですが、私のような普通のサラリーマンがサイドFIRE暮らしをする場合、最初の1年が特にキツいので要注意です。
我々一般会社員が独身なら1000万円以上、既婚なら5000万円以上貯めて行うセミリタイア生活は、残念ながら有り余る余裕は無いはずです。
なのでセミリタイア生活を2年間続けられなかったり、まる2年経った時点で今後もセミリタイア生活を続ける自身が無いと思ってしまうようなら、残念ながら今のサイドFIRE暮らしを早めに辞めた方が良いのかもしれません。
失敗の理由は
・想定外の事態が発生した
・準備が十分ではなかった
・理想と現実の差が大きすぎた
などいくつか考えられますが、もし失敗したと感じたらあまりムリはせずに、安定した収入が得られる会社員などに戻るのも1つの選択肢です。
一度正社員の地位を捨ててしまうと、その後給与や待遇面が悪くなるケースが多々あるので気をつけましょう。
まとめ:やはりセミリタイアは2年経ったら成功!
もし実際にセミリタイアして2年間暮らせ、その後の生活も大丈夫そうだと思えたら成功です。
そして2年間セミリタイア生活を維持出来なかったり、まる2年たった段階で続けることが辛いと感じれば失敗でしょう。
つまりセミリタイア生活を始める前に、自分が100%失敗しない準備をすることは不可能です。
とはいえ失敗する確率を事前に出来るだけ下げる準備や方法はあります。
セミリタイアする前にやると失敗しづらくなる、準備や方法については【体験談】独身や既婚が早期退職しセミリタイアやFIREする方法をご覧ください。
またセミリタイアする為に必要な大金を、出来るだけ効率的に早く貯める方法についてはセミリタイアする為の投資について:結局具体的に何をすれば良いの?を参照下さい。