こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
突然ですが最近のFIREブームに少し戸惑っています。
私自身この流れのおかげで、セミリタイア実践者として取材していただいたので、もちろんありがたい気持ちもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=aq8_BIKjK-E
楽天証券さんからインタビューいただきました。セミリタイアやFIREに関する体験談が中心ですので、よかったらぜひご覧ください😙
FIRE CASE05 アキラさん:資産5,000万円で早期リタイア、家族4人でフィリピンに移住 https://t.co/rDm3elL0ut
— アキラ@フィリピンセミリタイアFIRE (@akirakaigai_com) August 17, 2021
アラフィフおじさんが週刊SPA!さんに取材して頂き、浮かれてしまいました。大変申し訳ございません🙇#はしゃぎすぎ
【日刊SPA!】年収450万円の40代が海外セミリタイア生活。資産5000万円で“FIRE”決行 https://t.co/x3XNQBJvRe @weekly_SPA より
— アキラ@フィリピンセミリタイアFIRE (@akirakaigai_com) April 6, 2021
しかし先日海外セミリタイアFIRE取材記事:5ちゃんのコメントは意外と〇〇でも少し触れましたが、FIREの意味や定義がかなり広いからなのか、時にセミリタイアやFIREに関する会話や議論が噛み合わないことが多々あるような気がしています。
正直言えば人と自分の意見が違っていても、それはそれほど問題ではありません。
問題はこれからFIREやセミリタイアを目指そうとしている方々が、ネットや本で著名人や有識者の話を聞いて、間違った理解や誤解をしてしまうことです。
そこで今回はネットやテレビでよく見かける、FIREに関する情報の危険さと紛らわしさについてお話します。
それでは早速始めましょう!
セミリタイアして分かったFIREという言葉の紛らわしさ
まず始めに謝らなければいけませんが、私はFIREについてそれほど詳しくありません。
我が家は家族4人と2019年からセミリタイア生活を始めていますが、この時点で私はFIREという言葉自体も知りませんでした。
よってこんな私だから分かるのですが、FIREという言葉は非常に紛らわしいです。
そもそもFIREは直訳すれば「経済的に自立し早期退職する」となります。
これだけ聞くと私はセミリタイアではなく、リタイアをイメージしてしまいます。
のんびりゆっくり
仕事などせず
好きなことだけをして
悠々自適な生活
FIREとはまさにこんな暮らしだと私は思っていました。
そしてこの認識も、決して間違っているわけではありません。
しかし実はFIREにはこういったリタイア生活のような意味だけではなく、ユルく働いて暮らすセミリタイア的な意味もあるらしいのです。
FIREの種類はネット上で簡単に見つかるのでここでは詳しく説明しませんが、どうやら
・ファットFIRE=リタイア
・バリスタFIRE=セミリタイア
のようです。
だから本来我々はFIREについて話すなら、それがどの種類のFIREなのかを事前に定義しないと紛らわしいです。
セミリタイアして分かったFIREという言葉の危険さ
他人からFIREの情報を入手する際、相手がどのFIREについて話しているのか、事前に理解しておかないと非常に危険です。
例えばバリスタFIRE(セミリタイア)を目指している人が、リーンFIRE(リタイア)に関する情報を聞いてもあまり嬉しくないでしょう。
もちろんバリスタの先にファットを目指すのであれば、全くのムダな情報ではないかもしれません。
しかし例えば「FIREするなら資産1億円は必要!」と言われたとして、実際我々がバリスタFIREしたければ1億円も必要ありません。
そして残念ながらこの際に「FIREするなら資産1億円は必要!」とだけ言われ、何のFIRE(ファット?バリスタ?)かが分からないと、それが自分にとって必要な情報なのか分からないので非常に危険です。
セミリタイアして分かったFIREという言葉の危険さと紛らわしさ
FIREに関する最近の情報を見ていると、どのFIREについて書いてあるのか非常に変わりづらいものもあります。
「ファットFIRE=リタイア」の話なのか、「バリスタFIRE=セミリタイア」の話なのか、それともまた違うリーンFIREやコースとFIREのことなのか。
またバリスタFIREはサイドFIREとも呼ばれているようです。
私はこのブログで「セミリタイア=サイドFIRE」と読んでいます。
我々がFIREについて話したり情報収集などをする際は、事前に必ず自分が見ているものが何のFIREについて書かれているのか確認しましょう。
それほど昨今のFIRE情報は、危険で紛らわしいものがあるので要注意です。