こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
いきなりですが現在我が家が海外移住している、フィリピン地方都市には信号が1つもありません!
それでもこのフィリピン地方都市には、バイクや車、バスや船などの交通手段があります(ちなみに後述しますが電車はマニラ以外ありません。あの観光地で有名なセブ島にもありません)。
信号が無くても朝晩のラッシュアワーもそれなりにありますし、交差点ではお互い譲り合いの精神で通行しています。
そこで今回の記事ではあまり自慢は出来ませんが、それでも生活するには十分なフィリピン我が地方都市の交通事情と移動手段についてお話しします。
具体的にはこの記事を読むことで、下記の2点について分かります。
・フィリピン地方都市の交通事情:主役はバイク車バス
・フィリピン地方都市の交通事情:注意点について
それでは早速始めましょう!
我が地方都市の概要を簡単に説明します。
セブ島の南に位置する我が地方都市は、2010年時点で人口は約12万人です。
※参考資料:Google Public Data Population
なお日本の12万人前後の都市は下記の通りです。
東京都 | 国分寺市 |
大分県 | 別府市 |
北海道 | 小樽市 |
岩手県 | 一関市 |
東京都 | 小金井市 |
北海道 | 北見市 |
大阪府 | 松原市 |
北海道 | 江別市 |
愛媛県 | 新居浜市 |
岩手県 | 奥州市 |
栃木県 | 佐野市 |
沖縄県 | うるま市 |
奈良県 | 生駒市 |
滋賀県 | 長浜市 |
埼玉県 | 鴻巣市 |
福岡県 | 大牟田市 |
栃木県 | 那須塩原市 |
愛知県 | 半田市 |
※参考資料:ウィキペディア日本の市の人口順位
主な産業は観光と農業で、工業はあまり発展していません。
目次/Contents
フィリピン地方都市の交通事情:主役はバイク車バス

フィリピン我が地方都市では主にバイクや車、そしてバスが移動手段の主役として活躍しています。
そして日本や大都市では当たり前のように使われている交通手段も、地方都市では全く見かけないものもいくつかあります。
フィリピン地方都市には無い交通手段
私の住んでいるフィリピンの地方都市には、下記のような移動手段がありません。
電車
首都のマニラにはあるらしいですが、我々のような小さな町にはもちろんありません。
タクシー
タクシーはマニラ以外にも、セブやその他主要都市では活躍しているようですが、我々のような小さな町には無縁のものです。その代わりに(詳細は下記で説明しますが)トライシクルがあります。
GrabやAngkas
最近では携帯アプリで配車手配出来る、GrabやAngkasといったタクシーサービスがフィリピンの大都市にはありますが、我が地方都市には普及していません。
フィリピン地方都市にもある交通手段
なお下記の移動手段は、我が地方都市にもあります。
トライシクル

タクシーと言えば、フィリピン地方都市ではこのトライシクルが有名です。
街中の移動(10分ほど)であれば、1人片道約20円で移動できます。
ちなみに料金は距離ではありませんので、1分乗っても10分乗ってもこの値段です。
ジプニー
もし我が町から30分前後の場所へ行きたければ、このジプニーを使います。
場所にもよりますが、1人25円くらいで連れてってくれます。
ただしこのジプニーは普段地元の人で一杯ですので、我々のような偽現地人はまず乗れません。というか間違えたら戻ってこれなそうなので、我が家は乗りません。
大都市では外国人にも使われている移動手段なのかもしれませんが、我が地方都市でジプニーを使っている外国人を見たことがありません。
長距離バス
もっと遠くへ行くには、長距離バスがあります。
例えば2時間先の小さな町へ行くとか、5時間先の大きな町へいくと言った時に、現地の人は利用しています。
料金は500円前後からとなり、距離やエアコン有り無しで変わってきます。
船
そして長距離バスと並んで船(フェリー)も、島国であるフィリピンではメジャーな移動手段です。フィリピンには約7000以上の島があるらしく、それらを行き来する手段として船が大活躍しています。
料金は長距離バスと同じく距離とエアコン有り無しで違いますが、800円前後からの場合が多いようです。
レンタカー、レンタバイク
これらは主に旅行者向けの移動手段です。
現地に住んでいる人は、割高なのでまず使いません。
レンタカー 1日 4,000円前後
レンタスクーター 1日 700円前後、1週間 3000円前後
街中にいくつも店があり、そこでパスポートを預けて借りることが多いです。
バイク、自家用車
最後に紹介する移動手段は、自分のバイクや車です。
現地人はこれらバイクや自家用車を一番利用しています。
我が家も2台(私と妻)保有しており、日々大活躍です。
基本トライシクルは「どうしても雨の日に外出しなければいけない時」や、「大きなものや大量の買い物をしたとき」以外は使いません。
フィリピン地方都市の交通事情:注意点について

バイクや車、トライシクルなどで移動している時に、気をつけなければいけないのはやはり交通事故と公害対策です。
交通事故には要注意
フィリピンの地方都市には、我が町と同じく信号が無い場合が多々あります。そしてそのような場合、基本ドライバーは「空気を読んで」運転しています。
フィリピン地方都市は「やさしさ」と「譲り合いの心」で出来ています(笑)
しかし時として車やバイクが突っ込んでくることも多く、結果接触などの交通事故が起きることがあるので注意しましょう。
私の周りでも事故にあわれた方が2名ほどいらっしゃいます。
排気ガスにも要注意
また交通量の増加に伴い、排気ガスによる公害もかなり深刻になってきました。
個人所有のオートバイや乗用車は、比較的日本製(Yamama、Honda等)の新しいものが多いので良いのですが、大きなトラックやバス、タンクローリー等の特殊車両などは、大量の黒煙を吐き出しながら我が物顔で猛スピードと共に走っています。
これらの対策として、マスクは必須です。
特に日本のマスクは性能が良いので、移住される前に持ってくることをお勧めします。
フィリピンの公害やその他デメリットについては、フィリピンの問題点を徹底検証!海外移住して分かったデメリット6点をご覧下さい。

フィリピン地方都市の交通事情は、首都圏のマニラやセブに比べて移動手段の選択肢は少ないですが、渋滞が少ないので非常に快適です。
特に自分のバイクで移動していれば、好きた時に最短距離で移動出来たり、トライシクルから乗車拒否されることも無いので非常に快適です。
今後フィリピンの地方都市で暮らすことを検討している方は、現地でバイクを購入することを強くおススメします。
フィリピンでバイクを買う方法について知りたい方は、【徹底解説】フィリピンでバイク購入!具体的な方法や注意点についてを参照下さい。

またフィリピンでバイクを購入する際、選択肢としては大きく「高い日本のバイクと安い現地のバイク」に分かれます。それぞれの具体的な違いや、結局どちらを選ぶべきかについて知りたい方はフィリピンで購入すべきバイクは日本製かそれとも安物の非日本車かをご覧下さい。

ご清聴ありがとうございました(^^)/