フィリピン生活

フィリピン人は危険を感じると素早く動きルールも守る

フィリピン人は危険を感じると素早く動きルールも守る

こんにちは、アキラです。

フィリピンでは危険なウィルス対策として、先日ツイッターでもお伝えしましたが国や地方が中心となり予防策が実施徹底されています。

我が地方都市は特に先日亡くなった感染者の方が「数日間観光していた」こともあり、住人の意識や関心も他の地域より高いようです。

そこで今回はこの町に2019年から移住している私から見た、フィリピン人の危険に対する意識と行動についてお話しします。

この記事を読むことで、下記の3点について分かります。

・フィリピン人の危険に対する考え方
・フィリピン人の危険に対する実際の行動
・フィリピン人の危険に対する倫理観

実例を踏まえて具体的にお話しします。

それでは早速始めましょう!

今回お話しする内容は、私が感じた一般的なフィリピン人に対する見解です。
もちろん例外もあり、フィリピン国民の方全員には当てはまりませんのでその旨ご了承下さい。

フィリピン人の危険に対する考え方

フィリピン人の危険に対する考え方
多くのフィリピン人が持っている、危険に対する一般的な考え方は下記の通りです。

今回のウィルスの場合
・よく分からないが怖い病気だ
絶対にかかりたくない
・ウィルス保菌者人はフィリピンに来ないで
中国からの入国を止めたからもう安心
・咳や熱がないので私は感染していない
・周りに感染者がいないのでマスクや消毒も不要

フィリピン人は危険に敏感で絶対に病気しない意欲が強い

まず大前提として多くのフィリピン人は日本人のそれと同様に、(当たり前ですが)コロナウィルスにかかりたくないと本当に真剣に思っています。

それはもちろん身体的に辛い思いをしたくないという理由もありますが、金銭的な面から見ても病気にかかるという事は家計に大変な負担をかける為です。

病気になれば
・余計な支出(医療費)が発生する
・治療中は働けず無収入になる
・貯金が少ないので生活出来なくなる

フィリピンには公的医療保険のフィルヘルスがあり、多くの国民が加入していますが全額医療費が免除になる訳では無いので家計への影響が出ます。

※2020年4月追記
当初フィリピン政府から貧困層に5キロの米が配給されたようですが、これも政府の財政難で止まるかもしれないと噂されています

そしてきちんとした国が定めた法規を守るような会社の社員であれば別ですが、地方都市には有給休暇など無い仕事(個人事業主等)をしている方々が多々いますので、そのような場合は病気になって仕事が出来ないと一気に収入がゼロになります。

フィルヘルスの概要
・フィリピン健康保険公社(Philippine Health Insurance Corporation:PHIC)が運営
・国民加入率は92%(2015年12月時点)
・先住民族の保険料は政府負担
・低所得者の保険料は地方自治体等が負担
※参考資料
経済産業省2019年3月
医療国際展開カントリーレポート
新興国等のヘルスケア市場環境に関する基本情報
フィリピン編

フィリピン人は危険に敏感だが咳が無いと安心する誤解

この記事を書いている2020年2月時点で、町でマスクをしている人は私が見る限り10%前後です。

フィリピン人の知り合いに「マスクや消毒液の使用などを自主的にしないのか」聞いたところ、

周りに咳をしたり熱を出したりしている人がいないのでやらない

との事でした。

フィリピンの地方都市でもインターネットやスマートフォンの普及によって最新情報を入手することは可能ですが

・咳や熱の症状が無くても保菌者の可能性がある
・マスクや消毒は100%完璧ではないにせよ効果のある対策

という情報を持っている人は少なく

目に見えるものだけを信じる

傾向が強いと私は感じました。

フィリピン人の多くは危険に敏感ですが、正しい知識や情報を持っている一般市民は少ないようです。

フィリピン人の危険に対する実際の行動

フィリピン人の危険に対する実際の行動
我がフィリピン地方都市に住む多くの住人の方が、現在(2020年2月)時点でコロナウィルスに対して取っている行動の実情は下記の通りです。

・一般市民のマスク着用率は10%前後
・銀行や大中規模商店、学校関係者はほぼ全員感染対策済

※2020年4月追記
現在可移出禁止令が発動されており、マスクの着用率も約90%以上に急上昇しています。

フィリピン人は危険に敏感だが予防という観念は薄い

現時点(2020年2月)で、一般市民のマスク着用率は10%前後です。

これは上記でもお話ししましたが、目に見えるものに対しては行動するが見えないものから予防するという考えが少ないからだと私は思います。

外出する際に
・マスクをして
・消毒液をもって
行動しているのはかなり少数派です。

2020年1月に「この町から感染者が5人出て現在病院に隔離されている」と町の保健所から公式に通達が出た翌日はマスク着用率が50%以上に(それでも少ないですが…)なりましたが、その後「検査した結果5人は陰性だった」と発表があった翌日にまた10%前後に激減しました。

フィリピン人は危険に敏感で上からの指示には素直に従う

基本的にフィリピン人は雇い主に言われたことは、(難しいことや納得できないこと以外)しっかり守る傾向が強いです。

つまり

・雇い主が
・マスクや消毒液を準備し
・従業員に予防対策の徹底を明確に指示

すれば基本従います。

我がフィリピン地方都市には公立私立併せて10以上の学校がありますが、それぞれ予防対策は異なり特に私立校は独自の考えの基行動しています。
ある私立の学校は1週間様子を見る為に休校になりましたし、別の私立校は2週間休校しました。
なお公立の学校は基本「市長」からの指示で動くことが多いです。

フィリピン人の危険に対する倫理観

フィリピン人の危険に対する倫理観
フィリピン人の倫理観は、危険に対するものに限らず日本とほぼ同等レベルだと私は思います。

倫理観とは
社会生活を送るうえで守るべきことを守った考え方

※参考文献
Career Picks「倫理観の意味と正しい使い方

日本と同等レベルとは具体的に下記のような考え方のことです。

日本と同等レベルの一例
・人に迷惑をかけないように努力する
・人が嫌がることをしないよう努力する
・順番を守って列に並ぶ
・雇い主に言われたことを守ろうとする
・犯罪は悪いことだという意識がある

現実社会には貧困層が多いフィリピンでは悪いと分かっていても生きていく為に犯罪を行う人が日本よりも多くいます。

生活にゆとりが無い貧困層の方々は泥棒やスリなどを生きるために行う場合はありますが、仕事を手に入れることが出来た人は、1日10時間前後の労働を日本と比べれば考えられないような低い賃金でこなしています。

最後にまとめると私が見る限り、フィリピン人は危険に対して

➀目に見えて自分に危機が迫ると予防対策するが
➁目に見えない危険に対しては予防対策せず
➂国や市や雇用主や学校に言われれば従うが
➃その場合の費用が自腹ならやりたくない

方が多いようです。

ご清聴ありがとうございました(^^)/

ABOUT ME
Akira
約20年のサラリーマン生活を2019年5月で終え、今後会社員以外のことをして家族4人で生きていこうと決意。 これからは小さな町へ海外移住し、静かに過ごすことを狙っている40代。