こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
私はまさか自分がフィリピンでバイクを買うことになるなど、考えたこともありませんでした。
しかしフィリピンでセミリタイア生活を始めることになり、それには現地での移動手段としてバイクが必要なので、覚悟を決めて2019年に購入しました。
そしてフィリピンでバイクを購入すると決めたら、やはり私は
・自分が納得する
・出来るだけ良いバイクを
・出来るだけ安く
・アフターサービスもある
・しっかりしたお店で
購入したかった!
残念ながらフィリピンでは叶わぬ願いでした。
詳細は後述しますが、日本の様なサービスや対応はフィリピンでバイクを購入する際は全く期待出来ません。
しかしフィリピンでバイクを購入した体験談をネットで調べましたが、残念ながら詳しく書かれた記事が見つかりません。
そこで今回はこれからフィリピンでバイクを購入しようか検討している方に向け、私が実際に体験したバイクの購入方法や注意点についてお話しします。
具体的にはこの記事を読むことで、下記の3点について分かります。
・フィリピンでバイク購入:購入先と値段交渉
・フィリピンでバイク購入:購入方法と手続き
・フィリピンでのバイク購入は超簡単
私は初めからこれらについて知りませんでしたので、実際に購入する際大変困りましたし時間も無駄にしました。
しかしこの記事を読めば、私の様な無駄な努力や嫌な思いは不要になります!
これからフィリピンでバイクを購入しようか検討されている方に、少しでも役に立つ情報になれば幸いです。
それでは早速始めましょう!
目次/Contents
フィリピンでバイク購入:購入先と値段交渉について

フィリピンでバイクを購入する場合、大きく下記の2つの方法があります。
・バイクショップから購入する
・個人からバイクを購入する
フィリピンで購入可能なバイクの種類や価格帯について知りたい方は、フィリピンでバイクを買う前に確認すること:選択肢と価格についてをご覧下さい。

フィリピンでバイク購入:バイクショップから購入する
町には多くのバイク屋さんがありますので、まずは実際に行ってみましょう。
新車のみを扱うお店と、中古のみを扱うお店、新車と中古両方を扱う店と3種類あります。
綺麗で近代的な店と、ぼろぼろで本当にバイク屋かと思われるお店とありますが、お好みで良いと思います(ぼろぼろの店が、実はきれいな店の姉妹店だったというのはよくある話です)。
基本フィリピンはそのお店にあるバイクを買う仕組みですので、いろいろなお店を回って、気に入ったバイク(種類や色)を探しましょう。
自分の気に入ったオートバイが無ければ、数週間ほどかかりますが取り寄せることも可能です。
フィリピンでバイク購入:個人から購入する
もしも出来るだけ安くバイクを手に入れたいのであれば、中古車を個人から購入する方法もあります。
私はバイクを2台持っていますが、1台目はバイクショップから新車(約15万円)を、2台目は知り合いの日本人の方から中古(約4万円)を購入しました。
フィリピンで購入すべきバイクは日本製かそれとも安物の非日本車か

ここで1つ注意ですが、相手がよほど信頼のおける方でなければ、個人からの購入はおススメしません。
日本もそうかもしれませんが基本現物渡しですので、あとで故障などの問題が発生しても何もしてもらえません。
中古は確かに安いですが、「安かろう悪かろう」にならないように注意が必要です。
フィリピンでバイク購入:価格交渉について
基本フィリピンのバイクショップは値引きしません。
その代わりに「もの」をつけてくれます。
・ヘルメット
・その店のオリジナルTシャツ
・ガソリン満タン
などが一般的です。
フィリピンでバイク購入:購入方法と手続きについて

欲しいバイクを見つけたら、いよいよバイクショップで購入手続きです。
その際の購入方法と必要な必要なものは、下記のとおりです。
バイク購入時に必要なもの
フィリピンのバイクショップで、バイクを購入する際に必要なものは下記の2点です。
・お金(バイク代金全額)
・免許(国際免許でOK)
購入の際に注意したいのが、バイク代金を現金で全額用意するという点です。
もちろんローンもあるのですが、その手続きが外国人である我々は難しいらしく、全額用意したほうが簡単です。
お金と免許を渡したら、バイクショップが登録の為の申請書類を作り始めます。
その間30分ほど暇ですので近所に遊びに行ったり、バイクショップの定員さんと話しながら待ちましょう。
購入したバイクはすぐに乗れない
この時点で注意したいのが、購入後バイクの登録が完了するまでの約2ヶ月間、(本当ならば)バイクを使っては行けません。
バイクショップが発行する「CERTIFICATION」という書類があれば、乗っても良いと思われている方を見かけますが、私が購入したバイク屋さん曰く
「CERTIFICATION」は
このバイクはバイクショップで正規に購入されたものである
という盗難されたものでは無いと証明をする為のものです。
よってバイクを購入したばかりの時点で、まだナンバーも無いバイクが警察に止められ、自信満々にバイク屋からもらった「CERTIFICATION」を見せてもおそらく許してもらえませんので注意しましょう。
素直に罰金を払うか、それがいやなら乗らないのが一番です。
CERTIFICATIONの活用方法とは
ではバイクショップが発行した「CERTIFICATION」は、どのような時に使うのか。
それは例えばバイクで学校へ通う際の、立ち入り許可書を取得する際に使用します。
学校に「このバイクで子供の送り迎えをするので入門許可証を下さい」とお願いする際、本来であればバイクの登録証(CR)が必要です。
しかし買ったばかりのバイクは未登録扱いですので、登録証がありません。
そこでいよいよ「町のバイク屋さんの書類」の出番です。CERTIFICATIONを提出すれば、「このバイクは盗まれたものではなく、私(バイク屋)がこの人に売ったものです」という証明になります。