こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
おそらくほとんどの方は、海外に住むことが決まったら、いろいろな事を調べたり準備したりするでしょう。引っ越しの手配や移住先の準備、自宅や車などの処理や、必要になる費用の算出などやることは多々あります。
私自身海外に15年以上住んでおり、引っ越しも何度か経験していますが、その都度大変で苦しく面倒なものでした。そして引っ越すたびに思ったのが、「〇〇をもっと準備しておけばよかった」という後悔です。
しかし現実ではすべてについて準備することなど不可能です。よって日本にいるうちに必ずやっておくべきことを明確にして、それらについては必ず確認するようにしましょう。
もし確認を怠るとその後の海外移住生活で、問題になる可能性があるので要注意です。
今回の記事では海外に住む予定の方に向け、外国で生活するなら必ず事前に確認すべき4項目についてお話しします。
具体的にはこの記事を読むことで、下記の4項目について分かります。
・海外に住むなら必須:外国で生活するデメリットを確認
・海外に住むなら必須:家族の気持ち確認
・海外に住むなら必須:親族の気持ち確認
・海外に住むなら必須:計画が失敗した時の対応を確認
「そんなこと既にやっている!」と言われる方も多いと思いますが、実際に引っ越してからでは遅すぎるので今一度確認しましょう。
それでは早速始めます!
目次/Contents
海外に住むなら必須:外国で生活するデメリットを確認
まず初めに本当にこのまま海外移住して大丈夫なのか、後悔しない為にデメリットを再確認することから始めましょう。
突然ですが皆さん「海外での生活」とは、どの様なイメージでしょうか。
ちなみに海外移住する前の私のイメージは
・ヤシの木が生えたビーチで
・しぼりたてジュースを飲み
・波の音を聞き
・ハンモックで昼寝
でした・・・結構本気です(笑)
しかし実際は日本を離れ、海外で暮らすのは簡単ではありません。
「簡単ではない」とは
・文化や風習、考え方や常識が結構違う
・日本語を話さない人達と
・異国から来た外国人として
・よそ者扱いされる時もありながら
・安全にも日々注意し
・日本の各役所で必要書類や手続きを行い
・海外の各役所で必要書類や手続きを行い
・異国に住む為の移住/就労ビザの申請をし
・移住先での義務(納税など)について調べる
という事です。
まずはこんな面倒くさい思いをしてまで、本当に海外移住したいか今一度考えましょう。
ちなみに私の場合は
・毎月20万円の費用で暮らすことが出来たら
・会社を早期退職してセミリタイア生活が出来たので
・上記のような面倒くさい思いをしても
・フィリピンの地方都市に家族で海外移住し
外国で生活することに決めました。
私がセミリタイアする為に行った準備や方法、必要だった費用などについては、まとめ記事【実践済】徹底解説!独身や既婚者が家族とセミリタイア生活する方法をご覧下さい。

海外に住むなら必須:家族の気持ち確認

そして次に確認することは、海外移住に対する家族の気持ちや反対意見です。
(独身の方は、次の章「海外に住むなら必須:親族の気持ちを確認」に進んで下さい)
例えばいくら海外に住みたくても、家族が承諾してくれなければ実現は難しいです。特に小学校高学年以上のお子さんや、あまり海外に興味のない配偶者の方などからは、なかなかOKをもらえない場合が多いでしょう。
配偶者
・住み慣れたところを離れたくない
・今住んでいる家はどうするの?
・親と離れてしまうと、何かと心配
・パート辞めなきゃ
・この家は?ローンどうするの?
・仕事は?収入は?今後の生活は?
子供達
・友達と離れたくない
・転校はいやだ
・好きなテレビ番組見られなくなる
・好きなコンサートやイベントに行けない
・日本食食べられるの?
そして(おそらく)こう言われるでしょう。
そもそもなんで海外に住まなくちゃいけないの?
と。
家族を更に納得させられる海外移住するメリットをお探しの方は、実際に海外移住して判明!日本アメリカフィリピンの生活費を徹底比較を参照下さい。

海外に住むなら必須:親族の気持ちを確認
そして家族の気持ちを確認した後は、親や親族の気持ちや反対意見を今一度確認しましょう。
海外移住することになれば
・息子や娘や孫が外国に行ってしまう
・もうなかなか頻繁に会えない
とがっかりされてしまう可能性が高いでしょう。
すでに成人しているのだから、両親の承諾は必要無いのかもしれません。
しかしここでお話ししているのは「気持ちの部分」です。
親子とはいえお互い今後仲良く付き合っていくうえで、助け合ったりお願いし合ったりする上では大切なことだと私は思います。
特に海外に住むのならば、日本に住んでいる両親に書類や各種手続きを、代行でお願いする場合も出てくるので気配りは大切です。
その他家族や親族に気を使うべき具体的な注意点については、セミリタイアしたい!でも家族や親族を不幸にしない為の2大注意点もご覧下さい。

海外に住むなら必須:計画が失敗した時の対応を確認

そして最後に海外移住の計画自体が、失敗した場合の対応について確認します。
すべて順調にいって問題なく海外生活を満喫出来れば良いですが、もしかしたら
・病気をして日本の病院に入院が必要
・どうしても海外生活に馴染めない
・金銭的に海外での生活が難しくなった
といった理由で、日本でまた生活することになるかもしれません。
さて・・・どうしましょうか。
という事をそうなってしまってからではなく、海外に引っ越しする前の時点で計画しておく必要があります。
例えば
・一時的に親の実家に住まわせてもらい
・日本で再就職し
・仕事が見つかったら実家を出る
という案を事前に作っておき、この場合は両親へ万が一の話として、了解を取っておいたほうが安心です。
海外に住む前に4項目を確認し不安の少ない外国生活を!

もしこれから海外移住して外国で暮らすなら、今回お話しした4項目を海外へ引っ越しする前に再度確認すれば、移住先でも大きな問題は起こらないでしょう。
「事前にこれだけしっかり準備したから大丈夫!」という安心感は、異国の地でも大活躍間違いありませんし、今回の項目以外は最悪現地でどうにでもなる場合が殆どです。
また安全面についても、海外に引っ越したら注意すべき最重要項目の1つです。
海外生活で危険な目に会わないように、日々の注意が必要です。よってその為に必要最低限の英会話を、海外移住前に学習することをおススメします。
海外生活で必要になる英語力は、生活している間に自然に(強制的に)身につくので心配いりません。しかし自分の身を守る為の必要最低限の英語力については、海外に住む前に学習しましょう。
海外移住するまでに「どのような英語力が必要か」、「安全に暮らす為に必要なこと」についての具体例は、子連れで海外移住中:子供と安全に海外移住する為の準備と注意点をご覧下さい。

ご清聴ありがとうございました(^^)/
我が家が実際に海外移住した際の手順や準備内容、具体的な方法や費用について知りたい方は、家族で海外移住して分かった具体的な方法や費用とおススメ事前準備をご覧下さい。
