こんにちは、アキラ(@akirakaigai_com)です。
早速ですが会社員生活を送っていると、
・日々の激務で疲れ果て
・夜遅く家に帰る日々の連続
そしてある日
「会社を辞めたい・・・」
「早期退職してセミリタイアしたい」
と思う時はありませんか?ちなみに私はほぼ毎日思っていました!
今回はそんな日々会社を辞めたいと思っていた私が、実際に早期退職やセミリタイアして分かった「会社を辞める前に必ず確認すべき2大項目」についてお話しします。
具体的にはこの記事を読むことで、下記の2つについて分かります。
・早期退職やセミリタイア前に確認すること
・早期退職やセミリタイアする為の人生計画
2019年に私は約20年務めた会社を早期退職(早期リタイア)して、現在セミリタイア(アーリーリタイア)生活をフィリピンの地方都市で始めています。今回は日々の生活で気付いたことや体験談も踏まえてお話しします。
それでは早速始めましょう!
目次/Contents
早期退職やセミリタイア前に確認すること
まずは結論から。
本当に会社を早期退職してセミリタイア生活を始める前に、必ず確認すべき項目は下記の3点です。
1.早期退職後に必要な生活費はいくらか
2.早期退職後に必要な生活費のつくり方
3.家族が本当に納得しているか
※3番は既婚者のみ
もちろんこの退職する直前というタイミングであれば、すでに確認している内容だとは思います。しかし今一度冷静な目で見直し、本当に現実的なものか最終判断しましょう。
1.早期退職後に必要な生活費はいくらか
一度退職してしまうと、基本的に簡単に戻ることが出来ません。
よって現在の実情を再度把握し、セミリタイアを始めてからも無理のない生活費を算出しましょう。
現在の実生活費を確認する
初めに確認することは、現在の生活費です。
実際「毎月いくら使って生活」しているのか。
家計簿ほど細かくなくて良いので、例えば
・給与は手取りで25万円
・毎月20万円で生活している
・毎月5万円貯金している
まずはこれでOKです。
毎月自分がどのような生活をしているのか振り返り、その生活をする為に毎月いくら使っているのかを明確にします。
あるべき生活費を算出する
生活費の現状が分かったら、次はあるべき生活費を考えます。
本来いくらで生活するべきなのか
・毎月支出を記録し
・家族で良く話しあい
・家族で決定
しましょう。
ちなみに我が家の生活費は、月20万円です。
そして実際に体験した海外生活(アメリカ&フィリピン)と、日本の生活費を詳細比較した場合、アメリカが一番多くフィリピンが一番安くなります。
日本とアメリカ、フィリピンの具体的な生活費比較については、実際に海外移住して判明!日本アメリカフィリピンの生活費を徹底比較をご覧下さい。

2.早期退職後に必要な生活費のつくり方
もし今の会社を早期退職したければ、当たり前ですが給与に変わる収入源が必要です。
そして主な入手先は、下記の通りの場合が多いです。
・不動産から (例:家賃収入)
・資産運用から(例:運用益、配当)
・株、FX (例:売買益、配当)
・ブログ、Youtube、アフェリエイトなど
いずれの方法にせよ、どのような手段で毎月の収入を得るのかを再確認しましょう。
ちなみに私は投資信託を利用した資産運用を行いセミリタイアしました。
具体的には
・投資する方向性は自分で決め
・細かな日々の運用はプロに任せ
・毎月の追加投資を増やすことに専念
する手法です。
具体的な方法や詳細について興味がある方は、セミリタイアを目指すなら利用すべき資産運用のメリットや福利の力をご覧ください。

3.家族が本当に納得しているか
そして独身者には無い、既婚者の高いハードル。
それは・・・家族への説明です(笑)
例えばいきなり家族(特に配偶者)に「早期退職してセミリタイア生活したいんだけど・・・」と伝えた場合、どのような返答が返ってくるでしょうか。
・辞めてどうするの?
・お金は?
・生活出来るの?
・大丈夫なの?
と聞かれませんか?
少なくとも我が家はそうでした(笑)。
説明用資料の準備
そこで今一度家族への説明用資料にも使える「我が家の貯金予定表」を作りましょう。
エクセルの自動計算を使えば簡単に出来ます。
私が作ったもので良ければ、下記のリンクからダウンロードして下さい。
我が家の貯金額予定表ダウンロードはこちらから
そしてその資料には
・今ある自分の資産(貯金)を
・今後毎月(もしくは毎年)いくら貯金し
・それを毎年何パーセント(例3%)で運用すると
・毎年これくらい資産が増えて
・将来これくらい(例5000万円)お金がたまったら
・その5000万円を毎年少しずつ切り崩しても
・死ぬまで(例90歳を仮置きする)までゼロにならず逃げきれる
旨をまとめます。
下記2点の自動計算については、「我が家の貯金額予定表2」をご使用下さい。
・その5000万円を毎年少しずつ切り崩しても
・死ぬまで(例90歳を仮置きする)までゼロにならず逃げきれる
我が家の貯金額予定表2ダウンロードはこちらから
今までこのような資料を作ったことが無い方は、初め少し戸惑うかもしれません。
すべて私の添付資料を使うのではなく、自分で1から作ることをおすすめします。
それにより自分自身でも、より内容や仕組みを理解出来、改めて勉強になります。
もし作成が難しいようであれば、有料になってしまいますが私がお手伝いすることも可能ですので、こちらのコンタクトフォームからご連絡下さい。
家族の不安を取り除き味方になってもらう方法
準備が出来たら下記のストーリーで、家族(特に配偶者)へ説明します。
・自分は今後どのような生活をしたいのか
・その生活をするにはいくら金額が必要か
・必要な金額をこうして貯めるという根拠
・行動せずにお金は貯まらないという現実
そして最終的な目標は、家族に
・早期退職しても我が家は苦しくならず
・生活レベルを落とすことなく暮らせます
・安心してください
と根拠のある数字を使って説明し、納得してもらい早期退職を応援してもらう事です。
これが説明出来なければまだ早期退職するべきではないと思いますし、家族からも了承をもらえないでしょう。
「我が家の貯金額予定表」作成のススメ
私が実際に実践した資産運用全般の内容について知りたい方は、セミリタイアする為の投資について:結局具体的に何をすれば良いの?を参照下さい。

早期退職やセミリタイアする為の人生計画について
実際に早期退職やセミリタイアをすると、今までの生活や今後の人生が大きく変わります。
毎月の給与がストップしますので「早期退職するという事」は、特に既婚者家族持ち(私もそうでしたが)にとっては結構な覚悟が必要です。
失敗したらどうしよう
嫁や子供につらい思いをさせてしまうかも
近所で噂になって笑われないかな
失敗して再就職となると今より給与下がるな
再就職先なんて見つからないかも
今のうちからこれらの不安要素と戦って、時が来たら実際の行動に移せるように気持ちの準備をしておきましょう。
準備さえしっかりすれば、明るい未来を手に入れるチャンスです。
ただ自分や家族の人生計画は、必ず準備しましょう。
具体的な計画はないけど、まずは仕事を辞めてその後はなんとかなるさ!
これでは成功する確率は低く、おススメしません。
おそらく「なんともなりません」。
無謀なギャンブルと同じで、後悔したり家族や親族に迷惑をかけるだけでしょう。
人生どんなことを行うにせよ、なかなか事前に100%成功すると分かっていることは少ないと思います。
早期退職も同じです。
会社を早期退職した後、次の人生で100%満足する生活が保障されていることなどありえません。
会社員を続けて、今後の人生が100%安泰とは言えないのと同じです。
よっていかに成功する確率を上げるかを考え、事前に準備し家族と相談の上、最後は自己責任で最終決断するしかありません。
・早期退職に対して万全な準備を行い
・家族からの承諾を得てから
・一緒に進めていく
方法がベストだと私は思います。
ご清聴ありがとうございました(^^)/